伊勢自動車道「安濃サービスエリア」で朝を迎え、朝食&身支度を終えて、いよいよ出発です。

8時半からとあった三重県総合博物館(MieMu)の駐車場は既に入庫可能でした。
人の列が見えたので、既に並んでいる人かと思いきや、スタッフの方々だったようです。

改めて、表示を頼りに入口があるらしき2階へ。

本日のひとつ目の目的です。

9時開場で、未だ8時半になっていませんでしたが、私達の前には既に3組6名が居られました。
通常は月曜日が休館らしいのですが、24日が休日だったことで、翌火曜日が休館日となっていたので、空いているのかも知れません。
それでも、9時の開場時には階段まで続く列となっていて、私たちは電子チケットなので、入館後、そのまま2階に上がり入場、早速、ビデオ映像がスタート。
「金曜ロードショーとジブリ展」の三重展では、会場が別々の建物内の2ケ所に分かれていて、第一会場から順に見ていくのですが、第一会場は展示や説明が主であることから、興味のない、映え目的だけの人はどんどん先へ進んで行きます。
私と奥さんは、展示物や内容もしっかり見る方なので、早く入場してもずるずると抜かれてしまいますが、きっと連休に来ていたら、それさえ簡単ではなかったのかも知れません。
何しろ、ピーク時は両会場で入場までに2時間という状況だったようですから…。


展示・説明エリアは撮影禁止で、間に撮影可能なエリアがあります。
こちらは静止画のみ撮影可能なエリアで、真ん中のモビール?で影絵が映し出されます。

トトロやポニョが映し出されていました。

次の展示・説明エリアの先には、あの虫のリアルな模型がありました。

奇妙な植物の模型の先には…

第一会場最大の見せ場である、巨大生物の展示エリアが広がります。
でも、うちの奥さんは虫が苦手なので、ここはほぼスルーでした。
幸い、展示物を見るスピードが私の方が早かったので、私はじっくりと持参した一眼カメラで撮影を楽しむことができました。

auさん提供のこんなカメラの仕組みもあって、記念写真を無料でダウンロードできました。
連休に来ていたらとても無理だったでしょうね。

第一会場を出て、ここから渡り廊下で続く別建物の第二会場へと向かいます。
第二会場は、撮影主体とのことだったので、普段は写真に撮られることを嫌がる奥さんに、今回は嫌がらずに積極的に写真に納まるようお願いしていました。

開場は既に多くの人でごった返していて、先ずはポニョの行列の後ろに付きました。

こんなセットで、手前に写真を撮ってくれるスタッフさんが居ます。

ここは二人一緒に写真に納まりました。

次はそのお隣の可愛い黒猫ジジのいるブースへ。

ここも二人で収まりました。

次は千と千尋です。

ここは、ひとりずつでお願いしました。

千と千尋の神隠しの油屋の精巧な模型が展示してあり、こちらも正面の撮影に模型を囲むように行列ができているのですが、そのおかげで折角写真を撮ってもどうしても人が映り込んでしまいます。

なので、一眼では部分部分にスポットを当てて、人が映り込まない様な写真を撮りました。

そして、次はもののけ姫。

小道具の剣もありました。

人気が無かったのがこちらの「猫の恩返し」。

寝転んで見えますが、実はセットが横向きで万歳して写ります。


こちらは、「君たちはどう生きるか」のシーンらしいですが、自分たちで勝手に撮影するようで、ガラガラでした。

それ以上に空いていたのが「借りぐらしのアリエッティ」のコーナーです。
こちら、ARを利用するということで、ARアプリを使用しなければならず、アプリダウンロードという難関が人気の無さに繋がっていたようです。
ただでさえ回線の混み合う会場でアプリのダウンロードはハードルが高い上、ARがわからない人には撮影も簡単ではないので、うちの奥さんに撮ってもらってもこんな状態です。

奥さんの回線はahamoなので、アプリダウンロードを断念して、私のスマホで撮りました。


多分、ほとんどの人がこちらの会場目当てで来てるんじゃないかと思います。
なので、大盛況ですが、連休中は本当凄い状態だったと思われます。


ここを抜けると出口で向こう側がミュージアムショップとなっています。

これといって買うものが無かったものの、折角三重県まで遠征してきたので、奥さんは定番のクリアファイル2種にかごに入ったジジのキーホルダーというジジ尽くしです。
それに加えて、「耳をすませば」に出て来る不愛想な猫「ムーン」のぬいぐるみをノリで…。
全然似てないんだけど何となく、我が家の末猫「あやめ」を見ているようで、最後の一つだったということもあって、保護猫を引き取るような気持ちで買ってしまいました。

念願の展覧会だったので、満足感で一杯でした。
入場に列ができることもなくスムーズに流れていたようなので、やはり、連休を避けて良かったと思うのと、奥さんも喜んでくれたので良かった。
奥さんに促されて、駐車場のオルビスを撮ってみました。

三重県総合博物館(MieMu)を出たのはちょうどお昼を少し過ぎたころです。
奥さん曰く予定通りらしいですが、私は昼食をどうするかで悩んでいましたが、いつMieMuを出られるかがわからないので、お店を決めあぐねていました。
連休の時の予定では、亀山名物らしい焼うどんをホルモンでいただくホルモン焼うどんを「亀八食堂」か「びっくりや」で食べて、2日目は「うなふじ」のうな丼を食べられたら良いなと思っていたのですが、今回はほぼ日帰りなのでランチのワンチャンスです。
「うなふじ」は平日でも長い行列ができる人気店ということで、「ホルモン焼うどん」かなと考えていたのですが、MieMuから一番近いのが「うなふじ」で、これから向かう鈴鹿市のことを考えると、焼うどんの亀山市だと少し大回りになり時間のロスがあります。
そして、この日は夜には子供たちと「丸源ラーメン」で食べると約束してしまっているので、それを思い出した奥さんが「夜も麺だわ」と言い出したので、鈴鹿市へ行く途中で通る「うなふじ」の列の具合を見て決めようということになりました。

で、その「うなふじ」の12時半での行列がこの状態。
既にうちの奥さんも列についていますが、「これくらいならいけるんじゃない?」ということになったのです。

下に向いた排煙筒からはモクモクと煙が出ていて、香ばしい良い匂いがしていますが、煙が凄過ぎて服にうなぎの匂いが付きそうです。

結局、20分ほど並んで席に着くことができて、13時過ぎには注文したうな丼(特)たれ多めとご対面できました。

私自身、調べていて知ったのですが、津市は知られざるうなぎの名産地らしくて、確かにうなぎ店が多くありました。
その中でもこの「うなふじ」さんは、11時から13時半までの僅か2時間半の昼営業のみのお店らしく、安くて美味しいと行列の絶えないお店でした。
実際、13時頃に列に付こうと来たお客さんが、締め切られた後だったようで、帰って行くのを目にしました。
でも、回転が早いので行列の割には早く座れるみたいです。

駐車場はお店の横は5台程度ですが、道路向かいにこれでもかというくらいの台数が駐車可能なので心配ないようです。
予定を入れたキャラバンだと、到底2時間半だけ営業の行列店なんて入れませんが、今回は時間帯が良く、ラッキーでした。
これも、連休を避けて連休明けに来た効果だったのかも知れません。(うなふじさんも火曜日定休)
お腹も膨れ、残るミッションは2ケ所です。
猿田彦大神を祀る神社の総本宮「椿大神社」へ向かう前に、奥さんがもう一つ行きたいと言い出したところです。

同じく鈴鹿市でもこちらはかなり市街地に位置する「彌都加伎神社(みずがきじんじゃ)」です。
途中、鈴鹿サーキットのサーキット道路の下を潜りました。


私は何もわからずにただここを目指して来ましたが、どうやら映える(ばえる)神社ということみたいです。

境内のあちらこちらに映える仕掛けが見られます。

映える=GOODな被写体ということで、一眼持参の私も大歓迎です。

なので、他にも一眼を首からぶら下げたカップルが居ました。

このブログの写真は縮小しているので映えませんから、こんな感じという写真のみです。
映えは良かったものの、お守りと御朱印をいただいた奥さんは、想定していた金額と違ってちょっと残念がっていました。
映え→高いとなっている?
まぁ、神社もお寺もその存続に知恵を絞らなければならない時代ですから、致し方ないでしょう。
「彌都加伎神社」を出て、いよいよ最後のミッションへ。

市街地を離れ、新名神高速道路そばの「椿大神社」へやって来ました。
駐車場は第3駐車場まであり、大きな神社であることがわかります。

かなり山へ近づいて来たことで、駐車場の脇には未だ雪が残っていました。

こちらは自動車のお祓いなんかもやられているようでした。

境内の中央を走る道をどんどん進みます。

そして本殿へ到着。

お参りの後、御朱印をもらうのに、奥さんはこの手塚治虫氏の「火の鳥」のウズメモチーフの御朱印帳に御朱印をいただいていました。

三重県まで遠征しているので、これは良い判断かと思います。

本殿参拝の後は、「別宮椿岸神社」をお参りしましたが、ちょうど16時となったようで、お参りの途中で拝殿が締められました。

こちらは芸能の神様らしく、有名人の名前もありました。

こちらの神社は滝があることでも有名で、小さいですが「かなえ滝」にもお参りしました。
滝ということで、定番のシャッタースピードを遅くしてみました。
日が暮れてきたこともあるのでしょうが、こちらの「椿大神社」の空気は、キリっとする澄んだ空気のような気がしました。
オルビスに戻る前に椿会館という結婚式場を兼ねた会館に寄ってみましたが、時間が時間なので、売り切ればかりでしたが、「菊芋」が売っていたので、奥さんが買っていました。
「椿大神社」からは、新名神の「鈴鹿PA」が近く、そこにETC専用のスマートインターチェンジがあることから、「鈴鹿PA」から高速になりましたが、パーキングエリアにも寄れるので、ドリンクを買ってから帰路に就きました。

鈴鹿山脈の山々の頂上付近には、雪が残っているところが多くみられました。

これも連休明け効果かも知れませんが、帰りの新名神では、短時間で渋滞もなく帰宅することができました。


帰宅後、夕食に約束の丸源ラーメンへ行きましたが、帰宅して入浴後には、結構疲れがあったようで、ソファーでうたた寝をしてしまいました。
でも、久しぶりに充実した満足感の強い旅ができたことと、オルビスの我が家らしい活用ができたことで、大満足な休日となりました。