2019年01月29日

パーラー白薔薇と現実

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いよいよ今週100話を迎え、メインのインスタントラーメンの発明へと展開している朝ドラ「まんぷく」ですが、そこに登場する喫茶店「パーラー白薔薇」が気になって調べてみました。

「パーラー白薔薇」は、ドラマ中に登場する架空の喫茶店で、福子が働き、萬平を金銭的に支える元にもなっており、店主に加藤雅也、その妻に牧瀬里穂という興味深いキャストとなっています。

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そんな「パーラー白薔薇」にも、実在したモデルがあるのでは?と疑問に思ったわけで、その結果、女優のいしだあゆみさんのご両親の喫茶店「フジヤ」の存在を知りました。

いしだあゆみさんと言えば、池田市出身で過去の朝ドラ「てるてる家族」のモデルがいしだあゆみさんの家族なのですが、私は未だ「てるてる家族」を観たことが無くて知識がありませんでした。

そして、驚きは安藤百福ご夫婦が、この喫茶店に通っていたというのです。

へぇー、朝ドラ「まんぷく」と「てるてる家族」がリンクしていたわけです。

とは言え、安藤百福ご夫婦が通っていたというのは、インスタントラーメンを発明した後のようですから、「パーラー白薔薇」のモデルが「フジヤ」という確証はなく、別の喫茶店の可能性だってあります。

実際、他のレトロな内装の喫茶店をモデルとする記事もありましたが、そちらは記事で「パーラー白薔薇のロケ地モデルの喫茶店が池田に実在!」という謎のタイトルになっています。

あげ足を取る気も無いのですが、ロケ地はロケをする地であって、モデルとは別物ですから「ロケ地モデル」って何???

さらに、極めつけは池田在住の自分が言うから間違いないとかいう無茶苦茶な内容ですから、真実味は感じません。

そもそも、脚色だらけのドラマなわけですから、モデルが存在しない可能性だってあります。

ドラマの福子は喫茶店で働いていましたが、安藤百福氏の妻である仁子(まさこ)さんが働いていたという部分は私には見つけられませんでした。

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安藤百福ではなく立花萬平、仁子ではなく福子であることは、ドキュメンタリーではなくドラマという意味なわけですが、ドラマであることで、安藤百福氏について、設定が失われている部分は少なくありません。

一番大きな部分は、安藤百福氏が台湾の方だということ。

そして、一夫多妻制の台湾に二人の妻がいたことです。

これらは、朝ドラで視聴者の感情移入を促すのに不要な情報です。

萬平が理事長就任を依頼される信用組合も実際には在日中国人向けの信用組合であり、それ以前の戦後泉大津に移住した時点では、大阪の土地売買で巨万の富を得たとか保険で日本一の大富豪となったとか、真実はわかりませんが、既にお金持ちであったことは間違いないようです。

あまり余計な情報があると、純粋にドラマを楽しめなくなるかもしれませんが、ドラマはドラマとして楽しむものなので、私が言いたいのはモデルはあくまでモデルなだけですが、かと言って根拠のない嘘は駄目だってことです。パンチ

さらに、私自身も知ってちょっと驚きましたが、インスタントラーメン発明の根本である麺を油で揚げる部分ですが、天ぷらから発想を得たということになっていますが、実は、安藤百福氏の台湾の故郷には、油で揚げた麺が既に存在していたそうです。

安藤百福氏は台湾の故郷との交流は全く無かったと言いますが、インスタントラーメンが“発明”として大ヒットしたことで、故郷に存在した保存食としての揚げ麺との関係を表に出したくないが故に関係を絶ったのではないかという説もあるようです。

まぁ、日清食品自体が安藤百福氏の台湾ルーツを公表していないようですから、必然的に朝ドラもそうなるということなのかもしれませんが、その後のカップヌードルと言い、世界的なスタントラーメン文化を創り上げたのは、紛れもなく安藤百福氏なわけで、いずれにしてもすごい人です。

そんな安藤百福夫妻が関係のあったいしだあゆみさんの実家の喫茶店というものにも俄然興味が湧きましたので、地元民としては、今からでも「てるてる家族」を観ないといけませんねぇ。

初々しい石原さとみちゃんも観れますしね…。
posted by かわいいHERO at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣ドラマ・映画・動画等