2019年02月09日

ふるさと納税…泉佐野市の行動は善か悪か

ニュースでも大々的に取り上げられて、総務省に喧嘩を売った形となっている泉佐野市のふるさと納税「閉店キャンペーン」ですが、私自身も正直言って「そこまでやるか」という感想を持ちました。

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そして、泉佐野市に否定的な記事を書こうと思っていたのですが、よく見ている内に、ちょっと気持ちが変わってきました。

先ずは、アマゾンギフトカードの20%還元ということで、実際に20%還元のお礼の品を見てみました。

すると、そこで昨年私がいただいた豚肉4kgを見つけました。

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ですが、昨年私はさとふるでの1万円の寄付でいただいたのに、今回は寄付金額が1.5倍に上がっています。

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5000円を余分に寄付することで3000円のアマゾンギフト券をもらうのなら本末転倒だと感じました。

なーんだ、やっぱり裏があるんだ…と思ったのですが、実は、10%還元の方にも同じ豚肉4kgが存在しました。

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こちらだと、昨年と同じ条件でアマゾンギフト券10%、つまり1000円分が別にもらえるわけです。

そして、この10%相当分っていうのは、泉佐野市がふるさと納税サイト「さとふる」に支払っていた金額に相当するようですから、自己で直営サイトを起ち上げて、その分を寄付者に還元しているわけですから、泉佐野市の努力の上に成り立っています。

よくよく考えれば、「ふるさとチョイス」をはじめ、数あるふるさと納税サイトの取り分10%というのは、どうなんでしょうか?

サイトの存在で制度が普及した背景もあるものの、総務省はこのサイトの利用料を加味して返礼品の率も考える必要があると思います。

なんだか、携帯電話の規制とも共通しているように感じます。

よって、私自身は報道による泉佐野市の言い分にも、国が明確に根拠を提示しない等の理解できる部分があります。

総務省としては、実行に移したこの「ふるさと納税」制度を肯定したいが故に、欠点を認めず、意のままに自治体を従わせようとしている節があるのではないでしょうか?

今、ふと思い起こせば、私自身が実際に寄付を行うよりももっと前に、この「ふるさと納税」制度の存在を知ったのも、泉佐野市の返礼品を取りあげた報道番組だった気がします。(うろ覚えですが、大阪府の南部の自治体でした)

当持の報道番組では、純粋にその自治体に税金を納めたいという意志の上に、気持ちお礼品でお得というくらいの印象でしたが、結局、ここまで制度を普及させたのは、損得勘定によるお得度を強烈に訴えるネットの記事やテレビの番組だったわけで、それをして総務省は地方に税金を回す制度の成功だと声高々に宣言していました。

しかしながら、こうなると純粋にその自治体に税金を納めたいという意志を持っていた人は違和感を覚えるのは当然であり、そういう声が大きくなると、今度は総務省が規制に走るという現状を産み出しました。

総務省は、税金を地方に分配する上で、ふるさと納税制度は成功だという認識ですが、それは都市部と地方という括りであって、地方間の格差は無視されています。

前提として、地方が努力をして税金を確保するということもあるようですが、人気特産物の有無や、無い場合にそもそも新たに特産物を産み出す労働力があるのかということまで考えなければならないはずです。

お年寄りばかりの自治体には不可能なことも多いはずです。

もっとも、だからと言って全ての地方を救えと言う気もありません。

ここまで少子高齢化が進んでしまっては、もう全ての地方が現状を維持していくことさえ不可能なわけで、地方は維持できないインフラを捨てて、インフラの維持が可能なエリアへと集約されていくということは避けられないでしょうから…。

国がどういうビジョンを持って地方に向き合っているのかがわかりませんが、内心は、特産物もない地方は消滅しても良いと考えての制度なのかも?と思ったりします。

結局のところ、泉佐野市は民間のような感覚を持った力のある自治体であり、それ自体は非難されることではないはずです。

しかしながら、大阪府内にあるベッドタウンなわけで、本来、純粋にお金を回したい地方ではないであろうと思いますので、やはり制度の根本に問題があると感じてしまいます。

ということで、私も幾らかは寄付するかも知れません。

と、ここまでは前置きで・・・

そんなことを考えている今日は、仕事日ですが、土曜日でお弁当はないので、昨年のふるさと納税でいただいた「勝浦タンタンメン」を持参です。

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ちょっと写真写りはイマイチですが、即席めんの他に、左からご飯、冷凍炒め挽肉、玉子も持参です。ぴかぴか(新しい)

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麺の後のご飯が病みつきですが、自宅の在庫もあと2杯だけとなりました。バッド(下向き矢印)

でも、この「勝浦タンタンメン」もこれまでの半分の12個(1ケース)となってしまったので、次は無いと思います。もうやだ〜(悲しい顔)

一消費者として、個人レベルでは、やはり生活を守る上で、お得度に走ってしまうのはやむを得ないことと感じます。爆弾
posted by かわいいHERO at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣ニュース、時事・社会問題