2019年08月31日

犬より厳しい猫の環境

今回、保護ねこちゃんを受け入れることで、結果的に保護ねこ活動をされている方々についても勉強させていただくことなりました。

そのことによって、犬猫保護のニュースにも目が行くようになったのですが、今日は厳しい記事を目にしました。

愛護センター開設で猫の殺処分増えた 大分で想定外の事態に

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ペットの情報としては、猫の数が犬を超えたと言われていますが、そもそも、犬は飼うと届け出が必要ですが、猫については届け出制度がないため、正確な数を把握するのは困難なようです。

販売されたペットフードの量などから数を判断しているようですが、猫の場合は、野良猫に餌を与えているケースも多いので、それも正確とは言い難い情報です。

でも、私の住む地域では、野良猫は見ても野良犬は見ないですし、ペットの里親募集情報サイトである「ペットのおうち」等の里親情報サイトの登録数を見ると犬猫の数の違いは明らかです。

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本日現在の累計投稿件数が猫は犬の倍以上です。

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もちろん、これら全てが保護されたペットという訳ではないので、参考にしかなりませんが、猫の場合の方が子供の割合も多く、ほとんどが保護された子達であると見て取れます。

その理由は、先の毎日新聞の記事にあるように野良犬が減っていることと対照的に、猫は無責任な餌付けや未不妊・未去勢のままでの放し飼いなどで繁殖して減らないことがあるのだと思いますが、その状況を少しでも改善しようと活動されている方々がいるわけです。

私自身も、以前、鼻ぺちゃ犬専門の保護活動をされている団体で活動している友人に頼まれて、保健所から1匹の犬を引き取ったことがあります。

友人に指示されるがまま、手続きを進めて、形式上はゴンタの居る我が家に引き取るという形にしてその子の命は助かったわけですが、そのことをこのブログに綴っていたところ、その団体の方からの指示で、記事を消させれることとなりました。

保健所に見られたらまずいということなのでしょうが、命を救うことは大事でも、ルールを破って良いのかという疑問も出てきます。

そもそも人間が作ったルールであり、誤ったルールなら、それを正す必要があるわけで、第三者にルールを破らせて命を救ったというのは自己満足なんじゃないの?と思ったわけです。

まぁ友人なので、その場は従いましたが…。(かなり前の話なので、現在は制度も改善されているのかも知れません)

でも、このブログを書いて来た中で、記事を丸々削除することとなったのは、その1件だけであり、一つの命を救ったということよりも、自分が不法行為を行ったような感覚を抱いてしまい、その団体について不信感を持つ結果となりました。

友人の説明不足もありますが、私はあくまで保健所から助けるという役目だったわけで、その子は友人が連れて行って、後日引き取り手さんも見つかりましたが、私の中では、行政を欺いたという感覚が強く、後日、友人から東日本大震災直後の混乱で人々の仮設住宅さえ行き届かない中で、飼い主とペットが一緒に住めるように署名しろと言われて、ますます保護団体というものに対して、良いイメージが持てなくなりました。

もちろん、ペットも家族なのですが、そこには順序というものもあると感じたのです。

しかしながら、今回、我が家が迎えようとしている保護ねこちゃんを通して、保護ねこ活動(猫に限定されません)をされている方々にお会いして、また、自分で調べて知識を得ることで、これまでの悪いイメージを払拭することとなりました。

中でも、今回初めて知った言葉として「TNR」というものがあります。

trap, neuter, returnの略で、地域猫を捕獲【trap】して避妊(去勢)手術【neuter】を施し、元の場所に戻す【return】活動のことです。

不要な繁殖を防ぐことで、殺処分される猫を防ぐ目的で行われ、手術の際に猫の片側の耳の先を少しカットし、処置済みを示す印とすることが多いようです。

ボランティアでこういう活動をされている方々は、団体への寄付や補助金等を含めた自費でこれを行われているわけです。

そして、その過程で保護された子猫等の場合には、我が家のような受け入れ主が、その個体に掛かった費用を保護主さんにお支払いするわけですが、そのまま元の場所に戻す「TNR」の場合には、回収できるところが無い訳です。

野良犬があまり居ないことからこういう必要がないのに対して、野良猫は追いつかない状態なわけです。

そして、今回、積極的にTNRに協力する動物病院の存在も教えていただいて、その病院が我が家の近くだということも初めて知ることとなりました。

猫の避妊去勢専門病院 のらねこさんの手術室 北摂TNRサポート

悪気なくかわいいというだけで、野良猫に餌をあげたくなる人の気持ちもわかるのですが、殺処分の現状とTNRという活動を知った以上は、今後は耳を確認することで、これまでとは違った目でその子達を見守ることになるでしょう。
posted by かわいいHERO at 14:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣ニュース、時事・社会問題