2021年11月15日

サンバートラックの半塗装

通勤車のサンバートラックは農道のポルシェと言われる運転の面白い車なのですが、既に生産終了している車なので、買いたくても買える車ではありません。

2021-11-14 08.29.51.jpg

なので、大事に乗らなければいけないわけですが、通勤の足で軽トラックということで、ディラーでの機関のメンテナンス以外は可哀想な状況です。

2021-11-05 09.23.47.jpg

ボディに艶は無く、何やら黒い点々が付いていたり、

2021-11-05 09.23.53.jpg

ワイパーは錆び錆びだったり、

2021-11-05 09.24.05.jpg

ドアハンドルからも錆びが出ていたり、

2021-11-05 09.24.16.jpg

あちらこちらに、

2021-11-14 08.30.44.jpg

細かい錆が出ています。

2021-11-05 09.23.59.jpg

ドアミラーの樹脂も紫外線に焼けて白くなって、

2021-11-14 11.10.03.jpg

こんな所に苔まで…ふらふら

2021-11-14 08.32.10.jpg

ボディに触れるとチョーキングで白くなります。

このままでは痛む一方なのと、もう少し格好良くしたいということで、塗装をすることにしました。

きっかけは、RVランドのスタッフさんのブログで、軽トラを刷毛塗りで全塗装されていたのを見たことでした。

ヤフオクでポチッww ー RVランドスタッフブログ

こんなことができるんだと思いながら、いつかやってみたいと思っていたのです。

で、意を決してタカラ塗料さんで塗料を購入していました。

2021-11-14 08.34.14.jpg

買って放置というわけにもいきませんし、寒くなって来たので早く取り掛からないといけませんが、ここへ来て色々と忙しくてなかなか時間が取れません。

そこで、昨日の日曜日と次の水曜日を使って塗ろうと考えていました。

ところが、母方の叔母さんが亡くなったという知らせが入り、水曜日がお葬式で計画がおじゃんです。

とは言え、先へ伸ばすと寒さで物理的に塗れなくなってしまうので、昨日の日曜日の朝から着手しました。

2021-11-14 16.17.38.jpg

着手したとはいうものの、塗る前のマスキングと足つけという軽い研磨作業に時間が掛かっていたのですが、例の黒い斑点が油汚れの可能性もあり、シンナーでの脱脂以前に手持ちのアセトンで除去したりしていたら、塗装自体に入れたのはもう16時でした。

2021-11-14 08.40.19.jpg

バイザーを取ろうと思いましたが、無理に取ろうとすると割れてしまいそうなので、良くないですがそのままマスキングです。

2021-11-14 11.03.44.jpg

スペースが厳しいので、念のため、隣のオルビスにも新聞紙を・・・。

2021-11-14 16.23.48.jpg

夜間の塗装はやめろと言われていたものの、やるしかないので暗くなってからも作業をしたのですが、やっぱり駄目ですね。

事前にタカラ塗料のサイトで塗り方のビデオを見ていたのですが、例は平坦なところに置かれた板で、ローラーで簡単に塗られていたものの、実際の車は凸凹で、サイドは垂直方向に塗ることになりますから、とにかく垂れるのです。

塗料を薄めて何度も塗るように言われていますが、薄めるとより垂れるんですよね。

暗い中で作業していることもあって、ひどいものとなりました。もうやだ〜(悲しい顔)

タカラ塗料の事例写真では、皆さん綺麗に塗られているので簡単なのだと思っていましたが、甘かったです。

多少荒くても3mくらい離れると綺麗に見えるらしいので、とにかく写真だと粗が目立たないようです。

そして、数回塗り重ねた今朝の状態がこれです。

2021-11-15 14.30.07.jpg

写真では分かりにくいですが、ムラだらけでひどい状態です。

このまま乗るわけにもいかないので、今日はシエンタで出勤しました。

2021-11-15 15.25.26.jpg

塗り方ビデオ同様に、水平方向の天井部分は塗り重ねることで比較的綺麗に塗れていますが、凸凹があるので簡単ではありません。

2021-11-15 14.30.46.jpg

垂直方向はこれでもマシになった状態ですが、とにかくムラが凄くて、塗り替えようと思ったことを後悔しました。

2021-11-15 14.30.19.jpg

ちなみに色は「パンプキンスープ」という色で、夏の暑さを考慮してダーク系を排除した中でカワイイかも?と深く考えずにチョイスしたのですが、ムラムラのイエローにうちの奥さんには、ホワイトで塗り直したほうが良いと言われてしまいました。ちっ(怒った顔)

2021-11-15 14.31.23.jpg

そこで、会社を出たついでに自宅へ戻って明るい中で2度ほど上塗りしてみたところ・・・

2021-11-15 15.24.20.jpg

先ほどの写真よりも良い感じになっています。

塗膜に厚みが出て、ムラが目立たなくなって来たようです。

なるほど、これが艶消し刷毛塗りのメリットなんですね。

俄然やる気が出て来ました。ひらめき

2021-11-15 15.24.04.jpg

良い感じになっては来ましたが、時間がなかったので昨日は前部分だけしか足付けやマスキングはしていません。

2021-11-15 15.23.54.jpg

なので、しばらくは後半分は元の白い状態で乗らなければなりません。

次に時間が取れた時に後半分を塗って、ムラや垂れてしまっているところや塗れていない部分については、その後にぼちぼち修正していきたいと思います。

前部分については何とか形になりそうで良かったです。

まぁ、マスキング外したらたくさん問題があるような気もしますが。がく〜(落胆した顔)

バレンティーノ・ロッシの最期のレース

昨夜のモトGPは、今シーズン最後のレースであること以外に、今シーズン限りでモトGPを引退する我らがバレンティーノ・ロッシの最期のレースということで、特別なものでした。

racereport.jpg

世界映像を中継する日テレG+も、終始バレンティーノが画面を占領していましたが、レース自体はドゥカティが表彰台独占という結果で、期待のスズキ勢はミルが4位、リンスはまたもや転倒と残念な結果となりました。

rossiface.jpg

スペインはバレンシアのサーキット「リカルド・トルモ」の建物にも、バレンティーノの顔が描かれていました。

FEKNfc9UUAMUlmz.jpg

ライダースアカデミーを持ち、若手ライダーの育成にも力を入れて来たバレンティーノに、関係するライダー達は皆、バレンティーノのレプリカヘルメットを被って出走しました。

fejevl-wqaa28jr_ok.middle.jpg

著名人からの引退への言葉のビデオが流れたり、全ライダーとハグしたりとバレンティーノという存在の大きさを感じざるを得ませんが、あの黄色いスタンド席が来シーズン以降どうなってしまうのか…。

FEKPX1aWUAIcOdw.jpg

バレンティーノ自身は4輪レースへの出場を明言していますが、アカデミー出身の弟ルカ・マリーニとマルコ・ベッツェッキが新しくモトGPクラスに「Aramco Racing Team VR46(アラムコ・レーシング・チーム・VR46)」から参戦しますので、サーキットで見掛ける機会も少なくないと思われます。

FEKPq4ZXIAsD3iw.jpg

流石にうちの奥さんもお風呂に入ると言いながら、レース前の様子からレースにレースの後の様子まで、バレンティーノ・ロッシの最期の雄姿が観たかったようです。

ペトロナスへ移動してからのここ2年の成績が芳しくなく、コロナもあって、バレンティーノがモトGPの全てという方も少しはバレンティーノロスは緩和されるのではないかと思われますが、今後のモトGPには懸念を持っています。

レースからバレンティーノの存在が無くなることもありますが、来シーズンはドウカティが8台体制となり、ヤマハの不調やヤマハ・スズキの直4エンジンのトップスピードの限界は気になります。

参戦台数2台のスズキやアプリリアが8台のドゥカティとコンストラクターズ部門を取得ポイントで競うというのもおかしな話です。

ドゥカティが誰にでも乗りやすく速いマシンになっていくことは良いことではありますが、ホンダの別格ライダーであるマルク・マルケスが視神経の問題が再発しており、改善の保証は現時点では無い為、復帰も未定です。

となると、ドゥカティが表彰台を独占するレースはますます増えていくと思われ、私はモトGPファンがモトGPを面白いと思わなくなるのではないか?と心配しています。

また、化石燃料マシンであることの未来への懸念を含めて、将来が見えないのですが、良い未来を期待したいものです。

ということで、バレンティーノ・ロッシの引退というこのタイミングは、様々な節目となるであろうことは間違いないでしょう。
posted by かわいいHERO at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣レース関係