
なので、大事に乗らなければいけないわけですが、通勤の足で軽トラックということで、ディラーでの機関のメンテナンス以外は可哀想な状況です。

ボディに艶は無く、何やら黒い点々が付いていたり、

ワイパーは錆び錆びだったり、

ドアハンドルからも錆びが出ていたり、

あちらこちらに、

細かい錆が出ています。

ドアミラーの樹脂も紫外線に焼けて白くなって、

こんな所に苔まで…


ボディに触れるとチョーキングで白くなります。
このままでは痛む一方なのと、もう少し格好良くしたいということで、塗装をすることにしました。
きっかけは、RVランドのスタッフさんのブログで、軽トラを刷毛塗りで全塗装されていたのを見たことでした。
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こんなことができるんだと思いながら、いつかやってみたいと思っていたのです。
で、意を決してタカラ塗料さんで塗料を購入していました。

買って放置というわけにもいきませんし、寒くなって来たので早く取り掛からないといけませんが、ここへ来て色々と忙しくてなかなか時間が取れません。
そこで、昨日の日曜日と次の水曜日を使って塗ろうと考えていました。
ところが、母方の叔母さんが亡くなったという知らせが入り、水曜日がお葬式で計画がおじゃんです。
とは言え、先へ伸ばすと寒さで物理的に塗れなくなってしまうので、昨日の日曜日の朝から着手しました。

着手したとはいうものの、塗る前のマスキングと足つけという軽い研磨作業に時間が掛かっていたのですが、例の黒い斑点が油汚れの可能性もあり、シンナーでの脱脂以前に手持ちのアセトンで除去したりしていたら、塗装自体に入れたのはもう16時でした。

バイザーを取ろうと思いましたが、無理に取ろうとすると割れてしまいそうなので、良くないですがそのままマスキングです。

スペースが厳しいので、念のため、隣のオルビスにも新聞紙を・・・。

夜間の塗装はやめろと言われていたものの、やるしかないので暗くなってからも作業をしたのですが、やっぱり駄目ですね。
事前にタカラ塗料のサイトで塗り方のビデオを見ていたのですが、例は平坦なところに置かれた板で、ローラーで簡単に塗られていたものの、実際の車は凸凹で、サイドは垂直方向に塗ることになりますから、とにかく垂れるのです。
塗料を薄めて何度も塗るように言われていますが、薄めるとより垂れるんですよね。
暗い中で作業していることもあって、ひどいものとなりました。

タカラ塗料の事例写真では、皆さん綺麗に塗られているので簡単なのだと思っていましたが、甘かったです。
多少荒くても3mくらい離れると綺麗に見えるらしいので、とにかく写真だと粗が目立たないようです。
そして、数回塗り重ねた今朝の状態がこれです。

写真では分かりにくいですが、ムラだらけでひどい状態です。
このまま乗るわけにもいかないので、今日はシエンタで出勤しました。

塗り方ビデオ同様に、水平方向の天井部分は塗り重ねることで比較的綺麗に塗れていますが、凸凹があるので簡単ではありません。

垂直方向はこれでもマシになった状態ですが、とにかくムラが凄くて、塗り替えようと思ったことを後悔しました。

ちなみに色は「パンプキンスープ」という色で、夏の暑さを考慮してダーク系を排除した中でカワイイかも?と深く考えずにチョイスしたのですが、ムラムラのイエローにうちの奥さんには、ホワイトで塗り直したほうが良いと言われてしまいました。


そこで、会社を出たついでに自宅へ戻って明るい中で2度ほど上塗りしてみたところ・・・

先ほどの写真よりも良い感じになっています。
塗膜に厚みが出て、ムラが目立たなくなって来たようです。
なるほど、これが艶消し刷毛塗りのメリットなんですね。
俄然やる気が出て来ました。


良い感じになっては来ましたが、時間がなかったので昨日は前部分だけしか足付けやマスキングはしていません。

なので、しばらくは後半分は元の白い状態で乗らなければなりません。
次に時間が取れた時に後半分を塗って、ムラや垂れてしまっているところや塗れていない部分については、その後にぼちぼち修正していきたいと思います。
前部分については何とか形になりそうで良かったです。
まぁ、マスキング外したらたくさん問題があるような気もしますが。
