きっと私の休みを意識して水曜日としているのであろうと思いつつも、特に決まった予定があるわけではないので、うちの奥さんに「送って行く?」と聞いたところ、二つ返事で決定です。
三男坊は奥さんが甘やかして、考え方にも甘えたところがあるので、奥さんには今後安易に送迎はしないと言い放ったところでしたが、先日の次男坊の引越時に買ってやった万能鍋と洗濯機の上に設置するラックが自分も欲しいと言っていたので、それを買って運んでやるという理由で今回も送ることになりました。
最近の燃料費の高騰で、高速代と合わせてコストだけを考えるとバスの倍以上となるので、本来はわざわざハードな送迎をする必要はありませんが、大人の事情で実行しています。
また、三男坊を送って行くことになったので、職業訓練で姫路から帰宅している長男も、年度替わりで水曜日から数日会社への通常出勤となるとのことで、一時的に姫路のアパートへ戻ることになるので、奥さんの提案で一緒に送って行くことにしました。
前回のお迎え時には、奥さんの準備は万端で、あやめの投薬後直ぐに出発できましたが、今回はタイミングが悪く、うちの奥さんの3回目のコロナワクチン接種日と重なってしまい、奥さんは副反応?でパートを早退しており、子供たちも帰る準備が不十分でかなり出発が遅れました。
ですが、そのおかげで高速を降りる直前に日が変わって、深夜料金が適用されたので、それはそれでOKです。

長男をアパートで降ろして、改めて島根へ向けて出発しますが、先ずはセブンイレブンで恒例の金のアイスと珈琲を調達しました。
そして、前回同様のルートの2号線経由で「播磨科学公園都市」を通る形で北上したのですが、前回も途中で鹿3頭に遭遇して危うく衝突しそうになったのですが、今回鳥取道へ乗るまでに遭遇した鹿の数はなんと18頭です。
もう至る所に出没していて、残念ながら内一頭は道路の真ん中で車に轢かれて絶命していました。
それだけの鹿が出没すると、もうとにかく衝突が怖くて注意しながらペースダウンするよりありませんでした。
これだけの数と遭遇するというのは、暖かくなったのと、前回よりも時間が遅いということもあるのかも知れません。

そんなエキサイティングなドライブを経て、今回は急ぐ必要はないので、早々に仮眠を取ることにして、鳥取道の道の駅かわはらでストップです。
でも、トラックだらけでちょっとうるさいので、トイレへ寄った後、改めて道の駅の前の駐車場へと移動しました。

いつもの通り、バンクルームで私と奥さんとあやめが寝て、子供はリアの下段ベットが物置になっているので、上段ベットで寝ます。

今回もあやめは自宅同様に奥さん小脇でチュパチュパふみふみしながら寝ています。

今回は急がないので、いつもよりも少し遅めの起床の後出発です。
後ろに三男坊が居るので、あやめは三男坊に任せますが、移動中は落ち着かないのでやはり安定のバンクルームです。

朝食は、三男坊のリクエストで朝マックということで、鳥取のカインズモール内の敷地にあるマクドナルドです。

移動しながらの朝食ですが、あやめは朝一でご飯を食べているので、その後もバンクルームです。

山陰道を走行していると、ずっと大山が見えるのですが、ここのところはいつも雲や霧がかかっていましたが、今回はしっかりと姿を見せてくれました。

その雄大な姿を助手席の奥さんに撮ってもらいました。

その後も走り続けて松江の三男坊のアパートに到着し、三男坊と荷物を降ろして、燃料補給して早々に来た道を戻ります。
その時既にお昼を回っていたので、昼食に以前鳥取の友人が連れて行ってくれた賀露港の「市場食道」で刺身はどうかと奥さんに提案したのですが、山陰道に乗った時点から到着時間を計算すると、平日ということでどうもオーダーストップに間に合わないようです。
まぁ、時間も遅くなるのでこの先の道の駅ででも食べようかということになって、少し走った先の道の駅「大山恵みの里」へ。
日本海のお魚は無くなりましたが、元々奥さんは麺類とか言っていたので、結局二人して「鳥取牛のホルモン焼うどん」です。

野菜たっぷりで、腸だけでなくセンマイ等が入ったミックスホルモンでした。
最近の値上げラッシュに道の駅のメニューも値上がりするようですね。


面白かったのが、テーブルの調味料の中に置いてあったこちらのボトル。
ひとかけで燻製の香りが広がるという竹炭屋さんが作った液体です。

実際に試してみましたが、確かに燻製風味いっぱいになりましたので、掛ける食材によっては良さげです。
買ってませんが。


食後、オルビスに戻ると北栄町のコミュニティバスらしきバスがいました。
もちろん名探偵コナンですね。
現在毎日続けている30分3kmのウォーキングについて、この日も続けたいと思い、道の駅周辺を歩くのはどうかと思ってグーグルマップを開いたら、偶然養鶏場の直営店らしきお店の存在が目につきました。
「たまご屋工房 風見鶏」というお店で、写真を見ると、卵を使ったデザート等を売っているみたいで、評価が高いので、奥さんに教えてあげると行ってみたいと言います。
ということで、道の駅から歩いても行ける距離ですが、オルビスで移動しました。

店内で物色していて、リーズナブルなプリンとシュークリームを買って帰ることにしました。

でも、シュークリームは在庫が無くて、次の焼きあがり時間が15分後位だったので、お会計を済ませて一旦オルビスへ戻って、私はその間に付近をウォーキングすることにしました。

先ずはその先に雄大な大山が見える道の駅方面へと歩き出しました。

すると、分譲住宅地の看板が目に入ったのですが、お洒落な家が並んでいて、残り1区画になっていました。
これは地元の人が買うのか?それとも他から来る人が買うのか?なんて考えながら歩いていると…

小学校がありました。

写真には写っていませんが、小学校なのにすごく広いグラウンドで、大人が野球の練習をしていました。
そこから大山を背に向けて北方向を見ると、なんと海が見えました。
山に海に大山町って良いところだなぁと思っていましたが、そう言えば、ガンバレルーヤのまひるちゃんが大山町の出身だったなぁと思い出しました。


海の方へ向かって歩くと再びグラウンドがあって、今度は中学校かな?

海に近づいて行くと西側に風車が見えました。

線路は未だ単線なんですね。

そして海方向の突き当りには公園がありました。

そこからの景色です。

海を左手に東へ進んでいると、大山町役場がありました。

そして、ぐるっと1周して「たまご屋工房 風見鶏」まで戻って来ました。

途中、写真を撮ったりしながらのんびり歩いていましたが、どうやら距離が3kmに満たないようです。
なので、お店の前を通り過ぎて、道の駅の手前まで行ってUターンすることにしました。

この道の駅周辺にあるおうちの数々は、とってもお洒落な建物で、空間のゆとりと共に、住み心地が良さそうです。

決して便利ではないでしょうし、自然も厳しいでしょうが、人間らしく生きていけそうですね。

そんなことを考えながら、オルビスへと戻りました。


奥さんとお留守番のあやめは結局バンクルームでリラックスチュパチュパでした。
大山を後にして、帰路に就きますが、途中、奥さんお気に入りの道の駅「西いなば 気楽里」でトイレ休憩。

ファミリマートで珈琲のお供に気になっていたクリームパンを買ってみました。

あやめが前に来たがるので連れてきて走っていましたが、やはり段々と落ち着かなくなってきます。

中国道に入ると奥さんが音を上げて、揖保川パーキングエリアへ飛び込みました。

トイレに行って戻ってくると、あやめは気付いて窓からこちらを見ていました。

可愛いです。
でも、結局、バンクルームです。

ここが一番落ち着くんですね。

自宅が近づいて来たところで、奥さんのLINEに娘から「今晩ご飯要らない」メッセージが届いたことで、帰宅前にそのまま夕食を済ませました。

久しぶりの王将で少々混んでいたので時間が心配でしたが、何とかあやめの投薬時間までには帰宅できました。
でも、流石に今回はウォーキングもあって疲れていたようで、リビングでうたた寝してしまっていましたがすっかり爆睡になっていました。
段々と無理も効かなくなってきています。
