2023年03月27日

二輪車ニッポン陥落の日

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ワールドスーパーバイク(WSBK)は3月の初めに開幕、既に2戦を消化しドゥカティのバウティスタの独走が顕著となり、これまでの面白さは消え失せました。

そして、いよいよ先週開幕を迎えたモトGPについても、終わってみればがっかりな結果です。

FP1では、撤退したスズキからホンダワークスへと移った私の推しのジョアン・ミルが、非常に良い走りをしていて興奮しましたが、どうやら開始直前まで霧雨のウェット状態だったようで、全く参考に出来ない状況だったらしい。

昨シーズンの散々な結果の後、テストを経ても、ドゥカティだけでなく、アプリリア・KTMといったヨーロッパメーカーに対して、明らかに日本メーカーのマシンが駄目駄目なのは、誰もが知るところでした。

しかしながら、ホンダ、ヤマハ共にマシンの開発に本気となり、少しの改善で一喜一憂したり、スズキの2名がホンダ入りして、もしかして?という期待感は持っていました。

その僅かな期待の中、FP2ではホンダの天才ライダーマルク・マルケスが、他車のスリップストリームを駆使してまさかのポールポジション獲得。

その天才ぶりを発揮しましたが、反面、他車のスリップストリームを使わななければタイムが出ないという、ホンダ車の根本的な問題を浮き彫りにしました。

一方、今回のポルトガルでは過去に最多の2勝しているヤマハの天才ファビオ・クワルタラロはすっかり沈んで、やはり・・・という予感。

ポールポジション獲得で期待の掛かるホンダのマルケスですが、今季から導入された予選日の半分の距離を走るスプリントレースで、その見事なテクニックで3位に入る活躍を見せたものの、ホンダ車の劣勢は明らかで、マルケス以外のライダーはは軒並み沈んでしまう結果となりました。

そして迎えたメインレース。

スプリントレースで転倒し、クワルタラロに当たったジョアン・ミルは下位なのにロングラップペナルティを下されて絶望的な状態なので、ポールポジションスタートのマルク・マルケスに期待が集中します。

ですが、やはりじりじりと後退する中で、2台を巻き込むとんでもないクラッシュを起してしまいました。

巻き込んだのが地元ポルトガルのミゲール・オリベイラということで、ブーイングの嵐で、終始謝罪の姿勢を貫いたマルケス自身も手首の骨折に加え、次戦のダブルロングラップペナルティが決定しました。

レースはスプリントに続いて、昨年のチャンピオンであるドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤが優勝し、アプリリアやKTMも検討を見せました。

今回のレースを観る限り、今季のホンダ・ヤマハの活躍は絶望的でしょう。

初戦でこの状態は、もう二輪車ニッポンの終焉を感じざるを得ません。

来期に向けて、見違えるマシンに出来るかどうかも怪しいですが、その前に両メーカーが頼り過ぎたマルケスとクワルタラロという天才ライダーが、ヨーロッパメーカーへと移籍するのではないかと心配してしまいます。

もちろん、契約期間の縛りがありますが、契約を反故にしてでもマシンを乗り換えたいと思うだろうと感じさせるレース結果でした。

これは、オートバイレースの話だけではなく、現在の日本という国が持つ根本的な問題に起因するように思えて仕方がありません。
posted by かわいいHERO at 13:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣あるライダーのつぶやき

1年ぶりの長男次男

昨日の日曜日は、木曜日から兵庫県のリハビリ施設へ移った次男の所へ行くと決めていました。

木曜日からわずか3日後ということもあり、「日曜日に行くけど何か必要なものはない?」と聞くと、次男からは「特にないから身体を休めて欲しい」と優しい返事が返って来ました。

でも、私自身は、木曜日の入所の際に、アップルウォッチを持って行ってやるつもりが、充電器の上に置き忘れてしまったことが気掛かりで仕方が無かったのです。

なので、行くことは決めているとメッセージすると、ドライヤーやバスタオル等、欲しいと感じたものを連絡してきたので、準備をしました。

兵庫県のリハビリセンターでは、面会が可能となる為、入所の翌日、翌々日と、たて続けに友達が会いに来てくれたようなので、日曜日も面会予定が入るかも知れないと思い、荷物を持って行く目的で、少しだけ寄ると連絡していました。

リハビリセンターの近くには、うちの奥さんのご両親が眠るお墓があり、年末年始は息子たちのコロナでお墓参りにも行けていなかったので、お墓参りをすることを思いついて、奥さんに伝えていました。

ですが、たまたま長男の為の作業をしていて、ふと、家族の中で、長男だけが次男の事故後に未だに会っていないということを思い出し、長男を誘ってみたら、行くと言うので急遽、リハビリセンターへ行く前に、姫路の長男を迎えに行くことになりました。

昼過ぎに長男を拾って、その足で姫路-加古川バイパスを利用して、スムーズにリハビリセンターへ行くことができる予定でしたが、まさかの姫路バイパスの事故渋滞で、かなり遅れてしまいました。

長男とランチをすることにしていたので、長男の希望も考慮して、リハビリセンター側の天ぷらまきのへ。

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14時半近くでも、少し待つ人気店です。

長男は季節の限定メニューで、私と奥さんはまきの天ぷら定食にしました。

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食後はすぐに次男の待つリハビリセンターへ行き、次男の長男とも1年ぶりの再会が実現しました。

とは言え、時々電話しているようなので、あっさりしたものでしたが…。たらーっ(汗)

最初の日曜日で、面会に来る友達がいるかと思いましたが、昨日は予定は無かったようなので、暇だったようです。

これまでのリハビリ病院では、日曜祝日はもとより、正月でさえリハビリの休みが無く、常に看護師さんや療法士さんが面倒を見てくれていたものの、土日休みのリハビリセンターでは、きっと寂しさも感じていたのでしょう。

暗くなる前にお墓に行きたかったので、17時前に切り上げましたが、次男が少し寂しそうな表情を浮かべたので、後ろ髪を引かれる思いでした。

でも、センターでは、生まれつきの障害で施設で育ったという次男よりも若い子と話をする機会もあったようで、自分が如何に恵まれているかを痛感したと話していました。

無事にアップルウォッチの設定もできて、見送ってくれた次男とサヨナラして、奥さんご両親のお墓に寄りました。

雨も小雨になって、また、長男も一緒に来れて良かったです。

お墓からは、再び加古川-姫路バイパスルートで長男を送り届けますが、すっかり日も暮れて良い時間になってしまったので、途中の長浜ラーメンのお店に寄りました。

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以前に長男と一度来たことがありますが、ワンコインかでラーメンが食べられる、本場風の長浜ラーメンのお店です。

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バリカタの豚骨ラーメンにたっぷりの紅しょうがをのせていただきました。

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お店の外には、鉄人28号の後ろに塩ラーメンと餃子の無人販売があって、奥さんが三男坊と娘の夕食に2個1,000円の冷凍塩ラーメンを買っていました。

その後、長男をアパートまで送ったあと、セブンイレブンで、最近置いていない店が多くなってきたストロベリーチョコのアイスクリームを見つけ、本日2度目のセブンカフェ&アイスクリームを調達して帰路に就きました。

心身共に厳しい慌ただしい日が続いていますが、長男を連れて行けて良かったです。わーい(嬉しい顔)
posted by かわいいHERO at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣次男の脊髄損傷