すると、うちの奥さんから摂津国八十八所巡礼のお出掛けの誘いがあり、同調。
PCの前で作業をしながら、奥さんの出掛ける準備の具合を観察していましたが、やはり出発はお昼でした。


大阪梅田から地下鉄谷町線へ乗り換えて、前回の終了地点駅である「谷町九丁目」で下車して歩いていると、2月に行われる車椅子バスケットボールのイベントポスターを見つけました。

奥さんが「観に行く?」と聞いてきましたが、即答は避けました。
で、毎度のお昼ご飯問題が発生しており、ネットで調べて高評価だったお店に行ってみることにしました。

地下鉄の地下通路をそのまま進んで行くと、なんとも不安になるようなエリアへ到着。

レビューに場所が分かりにくいことは書いてあったので、気にはなりませんでしたが、事前にお店の存在を知らなければ、まず立ち入ろうと思わないですね。

お店の屋号は「おかんのランチ」で、写真の右手に入口があります。
どうやら、夜は違う名前で居酒屋となるようで、というか、居酒屋さんがランチ営業で別名にしていると言うべきなのかも知れません。

レビューでは、お腹いっぱいになるとあり、ボリュームのある写真ばかりでしたが、私はそこまでお腹が空いていなかったので、奥さん共々日替わりの「カモネギうどん&炊き込みご飯」をいただきました。

美味しかったです。
評価の高さも理解出来ます。
食後に駅のトイレに寄ってから地上に出ようとしたら、奥さんが「手袋が片方無い」と言い出し、お店の方まで戻って行くと・・・
ありました。

一件落着で、ようやく地上へ出て、先日寄った生國魂神社の手前にある、本日最初の札所が第19番札所の「藤次寺」です。

境内の可愛らしいお地蔵さまの周りがお花に囲まれて綺麗でした。

本堂横の建物内には、大きな大きな仏像が見えました。

本堂のお参り後、

納経をいただいて終了です。

そこから南へ下る予定でしたが、北方向へ2件だけ未訪問の札所があったため、先にそちらを回ることにしました。
そのひとつ目が第21番札所の「報恩院」です。
納経をいただいた際、使い捨てカイロをいただきました。

次いでやって来たのは第20番札所の「自性院」です。
問題なく納経をいただきました。
ここから、最初に訪問した「藤次寺」の少し南にある第22番札所の「持明院」へ。

「いくたまさん」の参道沿いにあり、奥まっていてちょっと目につきにくいですが、無事にお参り、納経をいただきました。

そこから更に南へ下って、次は第23番札所の「青蓮寺」です。

本堂の向こう側には墓地が広がります。

浄瑠璃作者や歌舞伎俳優の墓があるようですが、知識がありません。

そして、更に南へ下った大阪星光学院中高のすぐ北側に位置するのが、第24番札所の「真光院」なのですが、こちらで問題発生です。

お参りを済ませて、こちらのインターホンを押しても応答がない。
立て看板に反応が無い場合には電話をするように書いてあったので、電話をするもコールはしても出ない。
出ない場合は折り返すとあるので、寒い中、少し待ってみるも電話はない。
奥の墓地の手前に寺務所表示があり、インターホンがあったので、押してみるがこちらも反応なし。
勝手口が隣の奇麗な住宅に繋がっているようなのですが、こちらも反応が無いのでどうしようもありません。
仕方がないので次の札所へ移動します。

次は、第26番札所の「清水寺」です。
「清水坂」を下らずに左へ歩くと山門がありましたが、一面墓地でした。
左手遠くには、通天閣が見えます。

この墓地を奥まで行って、左へ下っていくと、どこかで見たような・・・。
そう、以前にKANNSAIウォークで来たことありました。
こちらは仮の本堂が建物2階ということで、16時までの参拝だったので危なかったです。
駆け足でお参りと納経もいただくことができて、何とか本日のメニューは終了・・・といきたいところですが、先ほどの第24番札所の「真光院」の納経がいただけていない。
なので、もう一度「真光院」へ行って、インターホンを押したり電話を掛けてみるものの、やはり反応が無い。
最後に正面の山門横の入口にもインターホン2つがあって、ひとつを押して反応なければ隣のインターホンを押すように書いてあったので、どちらも押したのですが、やはり反応がありません。

完全に留守ということなのでしょう。
しかし困りました。
折角来たのに納経をいただけないとは・・・。

摂津国八十八所巡礼のWEBサイトでは、事前連絡不要とあるのに…。
これ以上できることも無いので、その場を離れて、前回、第17番札所の「正祐寺」で出会った黒猫ちゃんのことが気になって、「正祐寺」へ行ってみました。
キャットフードと器も用意してきたのですが、残念ながら、黒猫ちゃんの姿はありませんでした。
ひとつ納経をいただけず、黒猫ちゃんにも会えずで、重い足取りで帰路に就くことに。
寒さもあって、お茶して帰ろうということになり、上本町のこちらのビルへ入りました。

新歌舞伎座の入るこちらの上本町YUFURAというビル、新しいビルだと思っていましたが、調べてみたら2010年からあるそうです。

こちらの3階にプリンで有名なモロゾフのカフェがあったので入りました。

モロゾフのカフェは梅田の三番街にもあって、以前に行ったことがあります。

今回は、以前に多くの他の人たちが食べていて、気になったワッフルのセットにしました。

温かい空間での心休まる瞬間でした。
そこで、奥さんからサントリーのクラフトボスというペット飲料で、前日からトムとジェリーのキャンペーンをやっていて、そのボトルが欲しいという話を聞きました。

このキャンペーンです。
それなら…と、モロゾフのカフェを出た後に、地下の近鉄のスーパーマーケットや近鉄百貨店の成城石井に最寄りのイオン系のKOHYOへも行ってみましたが、どこにもありませんでした。
こうなると私の気が済まなくなります。
駅近の小振りの店舗ではやっているとことは無さそうなので、車で行くような大型店を狙うしかないようです。
私の経験では、職場近くの平和堂はありそうな気がしますし、茨木のイオンモールのイオンは確実にあると踏んでいました。
実際、どこかのイオンにはあったというSNSも目にして、本命は茨木イオンですが、前日からのスタートなら、もうなくなっている可能性もあります。
なので、自宅最寄り駅まで帰って、その足で駐車場へ行って、クラウンで平和堂まで走りました。
残念ながら、平和堂ではやっておらずですぐさま茨木イオンへ移動してみると・・・

やってました。

奥さんは友達の分も確保して、ついでに夕食も買って帰りました。
最後は上手くいきましたが、真光院の納経だけは解せません。
これまで留守らしき札所もありましたが、その際には書き置きの納経が準備されていて、困ることはありませんでした。
先方に緊急事態が発生したやむを得ない事由がある可能性もありますが、もしそうでない無責任な対応なら、札所を辞していただきたいものです。

なお、摂津国八十八所巡礼では、実際に第32番札所の正圓寺が参拝もできない状況だそうで、第33番札所の「釋迦院」にて納経をいただくことになっているようです。
お寺さんも人の子ということですね。
