
ダイネット照明だけのバッテリーの状態はこんな感じです。
今日は雨だったからか、残量は100%の回復には至っていません。
早速、インバーターのスイッチを入れます。

期待を裏切らず?異常な電流値を表示しています。

インバーターの入力LEDは橙色で警告色です。
ここで、新規に調達したクランプ式電流計の出番です。
小型のオープンクランプ式のものを選択しました。

インバーターからAC3電源化リレーへの配線に使用しているコンセントケーブルの2線の分岐部分を長く取って、そこにクランプを挟み込みました。

本来無負荷でなければならないはずですが、負荷が発生しています。
6.85A✕100W=685Wの負荷が発生している計算です。
電流計の56A✕12V=672Wとほぼ数値が合致します。

念のため、優れもの充電器のスイッチをオン・オフしてみますが、変化はありません。

今度は、AC3電源化リレーから端子台へと向かっているAC配線に、クランプを挟み込みます。

リレーの先なので、6.43Aと、若干数値は違いますが、やはり600Wを超える負荷が確認できます。

優れもの充電器へのケーブルにクランプを挟み込んでみますが、

負荷は確認できません。(0.02は何も挟まない状態でも表示)
ACでの負荷であることから、外部電源でも負荷の確認ができるはずなので、外部電源に接続します。

外部電源でインバーターは関係ないので、AC3電源化リレーから端子台へと行くACケーブルでクランプを設置。

すると、

6.42Aの負荷が確認できます。
外部電源入力ということで、優れもの充電器もオンになっています。

AC3電源化リレーから優れもの充電器に行くケーブルの電流を確認すると

2.21A流れているようです。
これらを総合的に判断すると、無負荷であるべき状態で、600W強の負荷が掛かっているということは間違いないようです。

となると、この600W強の負荷は一体何なのだろうか?
テレビ台上のコンセントに扇風機のACアダプターが刺さったままになっていたので、それを抜いてみました。

すると、負荷が消えた…

でも、再度アダプターを挿しても負荷は発生しません。
一瞬、このACアダプターか?と思いましたが、以前に異常電流が流れていた時には挿していなかったので、これが直接的な原因ではなく、本当の原因は漏電ではないかと疑います。
と言うのも、以前、外部電源につないだ状態で、オルビスの下に潜って、ロックタイでコルゲートチューブを固定していた時に、金属部分でピリピリと通電を感じたことがあるのです。

その時は、さして気に留めなかったのですが、600W以上の漏電ということであるなら、問題ですよね。
というか、危険?

無負荷状態であるはずの状態でACの負荷の発生を確認したことで、インバーターとAC3電化リレーが正常な動きをしていることが確認できたのは良かったのですが、元々のACの漏電ということになると、私にはお手上げ状態です。

漏電の対処ってどうすればいいのでしょう…。

(シャーシとの抵抗) 確認ですね
細かくご指導いただき感謝しています。
導入したクランプ付きテスターが役に立ちそうですね。
とは言え、具体的な検査方法については、現時点ではハードルが高いので、またご相談せていただくかもしれませんので、よろしくお願いします。
エンターさんも心配して、お電話頂きましたが、ユーロは漏電ブレーカーが付いているらしいですね。