「PAPAGO!」のドライブレコーダーは、数年前に検討したことがあって、馴染みがあります。
確か、オルビスト「ハラさん」が付けておられた記憶があります。
台湾製ですが、台湾のTAXI業界で採用されて、台湾のドライブレコーダーのスタンダードとなっているそうです。
当時からフルハイビジョン画質を採用しており、正規販売のない日本でも人気だったと記憶しています。
自分の場合は、アクションカムでもほとんど利用できていないように、2輪ならまだしも4輪でのドライブ中の映像は撮らないだろうという結論で見送りましたが、当時「PAPAGO!」が高価で入手も困難だったということも見送った理由です。
但し、本来のドライブレコーダーとしては、付けておいた方がいいとはずっと感じています。
そんな、「PAPAGO!」のドライブレコーダーを意外なところで目にして、価格もそんなに高くなかったことから、思わず手を出しそうになりましたが、ここはグッとこらえ、カタログだけもらって帰りました。

衝動買いしそうになったのには他にも理由があって、この「PAPAGO!」のドライブレコーダーの機能の中に、なんと「TPMS」つまり、タイヤ空気圧モニタリングシステムの機能があったからです。

「TPMS」といえば、最近、オルビストさんの最新の「エアモニ3」のブログ記事を見る度に、うちも買わないといけないかなぁと思う日々であり、未だ取り付けていないドライブレコーダーが同時に付くなら、これはなかなかいいと思ったわけです。

念のため、空気圧の測定範囲を確認すると、132PSIとなっており、KPAに換算してみると900強でほぼエアモニ3と同じということで、これは使えるんじゃないの?と期待が膨らみます。
しかしながら、肝心の別売りとなるセンサーの情報が見つかりません。
2014年発売とあるだけで、未だに発売になっていないようなので、価格もわかりません。
情報として存在するのは、このカタログだけで、ホームページにも、「TPMS」についての情報は皆無です。
このカタログも、台湾企業ということで、日本語がちょっと変です。

「あなたはタイヤの重要性の認識が低いすぎ!」
思わず、笑ってしまいました。
また、ドライブレコーダー本体のページでも、

よく見ると、「撮影」が「攝影」、「干渉」が「干渋」になってたり。

比較的信頼性の高い台湾製とはいえ、ちょっと心配になります。
価格情報がないので、台湾市場での価格で予想してみます。

このサイトだと、「TPMS」センサーだけで4980台湾ドルでしょうか?
現在のレートで1台湾ドルは日本円で3.5円です。
その下には、7480台湾ドルの表示があるので、こちらはレシーバーであるドライブレコーダーを含めたセットかな?
だとすれば、センサーの方がドライブレコーダーよりも高いということになります。
別のサイトで見てみると、こちらはセンサーセットで4490台湾ドルで、ドライブレコーダー単体では3990台湾ドルみたいです。

こちらの方が正しいと仮定するなら、単体価格がセット価格の88.86%になります。
「PCDEPO」でのドライブレコーダーの単体価格は17,800円でしたが、ネットの最安は13,800円ほどのようです。
そこから考えると、最安レベルのセットで15,530円となるのですが、そう都合よくはいかないでしょうね。
中国語?がわからないので、最初のサイトの4980台湾ドル&7480台湾ドルの本当の違いがわからないのでなんとも言えません。
でも、「PCDEPO」レベルでセットが2万円ほどで買えると仮定したならば、かなり魅力的ではないでしょうか?
なお、今回のレシーバーとしての本体は、「P1Pro-WH」というGPSのつかない機種になりますが、価格は上がりますが、GPS付きの「P2 pro」や「P3」という上位モデルもあります。
「ドライブレコーダー」だけを考えた場合、現在はどのメーカーもフルハイビジョンが普通でその上をいく画像の物もあり、更にたくさんの選択肢があり、必ずしも「PAPAGO!」がベストな選択肢とは言えないようです。
また、「ドライブレコーダー」と「TPMS」が一緒になったモデルも、ネットで別の機種を見つけました。
「タイヤドッグ TD5307A」という機種です。

ですが、こちらは空気圧範囲の情報が見つかられず、残念ながらおそらく乗用車レベルなのでしょう。
しかしながら、「TPMS」単体としては、同じところから「タイヤドッグ TD2000A-X-04」というものが税込22,950円で販売されているようです。

タイヤドッグというのは、オーストラリアの「TPMS」メーカーのようですね。
「エアモニ3」より1万円ほど安いわけですが、日本国内での使用を考えると、サポートで「エアモニ3」の方が無難かな?
とはいえ、「エアモニ3」も初期不良の確率高そうですし、オーストラリアでの実績考えると、悪くない選択なのかもしれません。
ちなみにこちらの空気圧の測定範囲は「180PSI」ということで、KPAに換算すると「1241KPA」で「エアモニ3」の「900KPA」を大きく上回ります。
「TPMS」については、米国で法規制化、欧米で新車への義務化がされているということで、日本においても今後市場が活発化する可能性もありますが、今のところはあまりその兆候は感じられませんね。
個人的には、「PAPAGO JAPAN」の動向が気になるところです。
今後もリーズナブルなものがどんどん出てきそうですね。
でも目的が安全だけに、信頼性が重要ですね。エアモニは大丈夫かな?
現状では、エアモニ3が一番信頼できますよね。
複数のオルビストさんに不具合出てますが、いずれもサポートは良さそうですから、それが一番ですね。