2015年02月04日

レンズスタイルカメラとOPC

一眼レフカメラが欲しくて、iPhoneケース「ICA5」にソニーのレンズスタイルカメラ「DSC-QX30」をつけた一眼気分で我慢している今日このごろですが、所詮はコンパクトデジカメサイズの1/2.3型センサーの実力に悶々としています。

2015-01-25 22.31.20.jpg

いっその事、レンズスタイルカメラ「DSC-QX30」を売っ払って、一眼レフを買う?なんてことも頭を過りますが、そこに少しの金額を足したとしても、一眼レフカメラとして買えるのは、エントリーモデルの型落ちが良い所でしょう。

念願の一眼レフとは言え、そんなクラスを買っても、直ぐに上のクラスが欲しくなるのは目に見えています。

それは、結局無駄遣いに繋がるという懸念から、買うならそれなりの機種を買いたいと思っています。

加えて、レンズスタイルカメラというジャンル自体も、まだ面白いと感じているので、持っていたいという気持ちもあります。

ソニーのこのレンズスタイルカメラは、現在4種類の機種がラインナップされているのですが、その内訳は、1/2.3型センサーの10倍ズーム機「QX10」

DSC-QX10.jpg

と私が所有する30倍ズーム機「QX30」、そして1型センサーで3.6倍ズームの「QX100」

DSC-QX100.jpg

と、APS-Cサイズのセンサーとレンズ交換が可能という「QX1」となります。

ILCE-QX1_SELP1650.jpg

前の3機がコンパクトデジカメ「サイバーショット」シリーズに属するのに対して、レンズ交換可能な「QX1」は、センサーサイズからして、ミラーレス一眼レフの「α」シリーズに分類されます。

ILCE-QX1L.jpg

コンデジでも奇抜なレンズスタイルカメラなわけですが、一眼レフとなると、それはもう驚くよりありません。

一眼レフ欲しい病の私の場合、「QX30」をコンデジ価格の「QX1」に買い換えれば、全てが丸く収まりそうな気もしますが、そう簡単でもありません。

まず、レンズスタイルカメラの場合、モニターを持たず、スマートフォンやライブビューモニターで被写体を追うことになるので、動いている被写体の撮影は困難を極めます。

WiFiを使用しての接続となるため、結構なタイムラグが有るのです。

よって、この買い替えでは、モニターのタイムラグの問題は解決されませんので、本来の一眼レフに求める操作性も期待できないわけです。

そして、買い替えによるデメリットというのも存在します。

それは、「QX30」の最大の持ち味である高倍率ズームです。

「QX1」の場合は、レンズ交換が可能なので、別途、高価な高倍率ズームレンズを購入すれば、そこを補うことは可能です。

ですが、レンズスタイルカメラ最大のメリットである、コンパクトさは確実に失われてしまいます。

重く高価なレンズスタイルカメラには、もはや軽快な撮影は期待できません。

画質面から言えば、1型センサーの「QX100」も魅力はあるわけですが、高額ズームの3.6倍という部分が、ネックとなります。

この場合、レンズスタイルカメラの存在をどう見るかで、判断が変わってくると思います。

私の現在使用しているソニーのスマートフォン「XperiaZ3」のカメラのセンサーサイズは、なんと「QX30」と同じ1/2.3型です。

「XperiaZ3」はもう、コンデジと言っていい内容なわけですが、スマートフォン故の弱点が有ります。

それが光学ズームです。

風景全体を撮ろうと思えば、コンデジに負けない撮影が可能でも、一部分を切り取ろうとすると、白旗を上げざるを得ません。

そういう意味では、コンデジの存在価値が有るわけで、「QX30」の30倍というズームは、スマートフォンには考えられない世界です。

これまでも、そういう発想と、フルハイビジョン動画のためにソニーの高倍率コンデジを使い続けてきました。

一眼レフでなく、コンデジを使い続けてきたと言うのも、コンパクトな携帯性を一番に考えてきたからです。

常に持ち歩けるコンデジのお陰で、たくさんの家族写真が残せていると思っています。

でも、もし、私が一眼レフを常に携帯するような使い方をすることになれば、選択は変わってくるでしょう。

ソニーの「α」シリーズのミラーレス一眼レフを買うなんてなれば、「QX1」もレンズの共用から選択の余地が出てきます。

キットレンズであれば、レンズスタイルカメラとしての重量の増加は100g程度の最小限に留めることができますが、この100gがレンズスタイルカメラとしての使用にどう影響するかは、使ってみないとわかりませんが、コンデジ程度の重量となるので、やや使用が制限される場面もあるかもしれません。

でも、「QX1」はレンズスタイルカメラの中で、唯一ストロボが内蔵されていることもあり、レンズスタイルカメラでの高倍率さえ望まなければ、それはそれでありなのです。

ここで、ちょっと整理しますが、レンズスタイルカメラはメインカメラにはなり得ないものの、その存在は可能性を感じさせてくれます。

実際、普通は撮れないだろうアングルでの撮影が可能になるケースはあります。

ですから、持っていて面白いカメラでは有るわけです。

それは、一番安い「QX10」にも言えることであり、10倍ズームで事足りるならば、奇抜なアングルという部分では、充分です。

画質を求めるとなると、1型センサーの「QX100」やAPS-Cサイズの「QX1」となりますが、使用環境が特異なレンズスタイルカメラでどこまで画質にこだわった撮影ができるかと考えると、オーバースペックとも思えてきます。

画質を追求した撮影をしようとすると、途端にストレスが溜まるのが、レンズスタイルカメラの特徴です。

それは、画質を追求したハンディカムと、シチュエーションに特化した広角固定のアクションカムの違いのようなものかも知れません。

お手軽を重視するなら、「QX30」が万能ですし、一眼レフで画質を追求するなら、「QX1」もありかな?・・・そんな風に感じています。


ところで、そんなソニーのレンズスタイルカメラとは別に、オリンパスが似たようなコンセプトのカメラを打ち出しているということを、最近知りました。

似たようなと書きましたが、実際にはもっと自由な更に可能性を感じさせる内容です。

というのも、実際にカメラが販売されているわけではなく、フォーサーズ(4/3型)センサーのレンズスタイルのカメラ端末を使って、皆さん面白い使い方を考えようよという感じのプロジェクトなのです。

オリンパス OPC.png

詳しくは、こちらのOPCのホームページを見て下さい。

ついでに参考記事も少し。

あなたもデジカメ開発者に。オリンパスによる「OPC Hack&Make Project」



より自由な発想で、豊かな使用方法が提案されているようですが、現状では交換レンズにマイクロフォーサーズを採用したプロトタイプが中心ということもあり、未だ、先行するソニーのレンズスタイルカメラのお株を奪うほどのアイデアは出ていないように感じます。

OPC prototype.png

マイクロフォーサーズの交換レンズを基にしているため、ソニーの「QX1」同様の重量的な問題も存在するかと思います。

でも、新しい発想には大いに期待してしまいます。
posted by かわいいHERO at 01:31| Comment(4) | TrackBack(0) | ┣レンズスタイルカメラ
この記事へのコメント
撮るのメインなら、ミラー付きイチデジの安いヤツに高いレンズで運用するのが良いかな?
レンズは使い回して、本体は最新型に変えたらいいからね。
なんだかんだでオイラはkissシリーズの運用が1番多いです。
ミラーレスは起動時間のタイムロスとバッテリーの持ち時間とファインダーが無いから狙い難いのがオイラには合わないです。
Posted by ヒロポン? at 2015年02月04日 07:39
>ヒロポン?さん

ずっとイメージではニコン最強でしたが、キャノンが良いみたいですね。
運動会の子供という選択なら、kissX7iとか選択してると思うんですが、末娘の運動会も終了したので、正直、何を撮るのかもイマイチわかりません。
無料のメールアドバイス等も見て、レンズは資産だからということも理解していますが、そう高価なレンズも買えないし…。
普段から持ち歩いている物が多いのでサイズも気になり、世界的には人気が出なかったミラーレスも、海外で盛り上がりを見せているらしいのと、カメラそのものが電子機器になりつつあると感じるので、ミラーレスに魅力を感じたり…。
結局、どんな写真が撮りたいかだと思うので、まだまだ、悩みそうです。
Posted by かわいいHERO at 2015年02月04日 10:14
携帯性など考えると悩みますね。
確かに被写体が定まらないと選択も難しいのも頷けますけど、画質に関しては難しいので置いといてタイムラグはデジイチに軍配が上がりますが連射すればネオ一眼でも大丈夫ですからね。
自分は連射で取捨選択があまり好きではないのでデジイチ使っているところもあります。フィルム的考えかなw
流れ的には、ネオ一眼では満足できないかな〜
という気もしますが・・・
ちなみにコンデジは35mm換算しての表記が多いですが、一眼レンズは表記画角の1.5倍(ニコン)、1.6倍(キャノン)になるので画角選択も考えちゃいますけどね。ソニーならフルサイズなので換算不要 知らなかった・・・
自分は24-105でキャノンなので実際38-168での使用になってます。
いろいろ悩んじゃいますが、欲しい病が早く治まればいいですね でも暫く続くと思いますがw 
Posted by takekid at 2015年02月04日 12:07
>takekidさん

よくは解ってませんが、フィルムカメラ的感覚とデジタルカメラ的感覚とがあるようですが、私も楽しいのはフィルムカメラ的なのかなって思います。
一球入魂じゃないけど、一枚に思いを託すみたいな…。
子供の運動会とかなら、楽しさよりも結果優先でしょうけどね。
最近は、4Kビデオから切り出しなんてできたりするんですね。
運動会用途なら、要チェックだったと思います。
極端な考えですが、今の一眼レフも、所詮はセンサーを使用したデジカメであると考えると、今後進化していくとなると、デジタル部分での進化となるわけで、一眼カメラと言えばネオ一眼的になっていくのかなと思います。
実際、カメラメーカーは一眼市場が厳しいらしいですね。
ニコンやキャノンもミラーレスに主軸を移すときが来るのかも、なんて思ったりもします。
最近思うのは、明るい所では、どんなカメラでもそれなりの写真が撮れるので、特殊な条件とか、良くない条件でも綺麗に撮れると良いなぁということです。
Posted by かわいいHERO at 2015年02月04日 16:33
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