マニアックなメーカー「シグマ」の「DP3 Merrill」というカメラです。

一眼レフの「ペンタックス K-50」買ったばっかりなのに…そう思われるかも知れません。
でも、本当はこの「DP3 Merrill」の方を購入する予定だったのです。
しかしながら、在庫がなく、納期が1か月後ということで、その間に「こんなに安い一眼レフカメラがあるんだ」と「ペンタックス K-50」を衝動買いしたというのが真実です。
一眼レフ「ペンタックス K-50」が手持ちのオールドレンズ「XR RIKENON」で、シンデレラレンズ(単焦点レンズ)の楽しさを教えてくれ、夢中になっている今日この頃ですが、「シグマ DP3 Merrill」への憧れも消えはしません。
というのも、この「シグマ DP3 Merrill」は、素晴らしい解像感を吐き出すカメラだからです。

レンズメーカーであるシグマが、その米国の孫会社の設計するFoveon(フォビオン)センサーにレンズを最適化させ、驚きの画質を生み出すデジカメを生み出したのです。
ズームを持たない、単焦点の固定レンズのデジタルカメラとして、DPシリーズがあり、35o換算の焦点距離として、広角28oの「DP1 Merrill」、標準画角50mmの「DP2 Merrill」、そして、私が手にしたのが、中望遠75oの「DP3 Merrill」というわけです。

昨年、このDPシリーズはモデルチェンジして、「Quattro」というネーミングで、同じ画角シリーズとなっていますが、最近新たに超広角21o相当が発表されています。
「Quattro」シリーズでは、「Merrill」シリーズの弱点である、撮影可能枚数の増加や使い勝手の改善等、使いやすいカメラに仕上がっているものの、画質自体は「Merrill」シリーズのインパクトはないと感じている「Merrill」ユーザーは多いようです。
私も多数の画像を比較してきましたが、ものによっては「Quattro」シリーズの方が素晴らしいと感じるものもありますが、元々、「Quattro」シリーズを知ってすごいと思った後に、「Merrill」シリーズに更なるインパクトを与えられたのです。
そして、「Merrill」シリーズの中でも難しいとされる75o相当の「DP3」には、視界の一部を切り取る必要があり、構図を学ぶ上や作品としての撮影に向いていると判断したからです。
また、「Merrill」シリーズは、旧モデルという位置づけになるため、「Quattro」シリーズの半額で買えるというのが大きかったです。

じゃじゃ馬ですが、現行モデルを超える画質に、特別なカメラになる予感がしました。
一眼レフは、レンズ交換可能な故に、レンズとのマッチングは最大公約数であるのに対して、シグマのDPシリーズは、そのレンズのみに作られたカメラであり、それが一眼レフを凌駕する画質を生み出すのでしょう。
これからの、一眼レフとの使い分けが楽しみです。