まず目に付いたのがソフトバンクの赤いどでかい端末です。
シャープの「GALAPAGOS 003SH」のカタログの前にあったので、一瞬「GALAPAGOS 003SH」ってこんなにでかいの?と疑問に思いましたが、微妙に形やボタンの表示も違うのであちこち触りまくってたのですが、ようやくそいつが「DELL Streak 001DL」だということに気づきました。


その横にあった「DesireHD」。
こいつは、私の「Desire」の兄貴分ということで、すぐにわかりましたが、「DELL Streak 001DL」の横だとさすがに画面が小さく感じます。
ですが、「DELL Streak 001DL」はさすがに胸ポケットに放り込んでというわけにはいかないので、「DesireHD」くらいなら、ポケットで十分持ち歩けそうな感じです。
ですが、ポケットは無理でも鞄に入れるとかであれば、画面が大きい「DELL Streak 001DL」も悪くはないと感じました。
「IS01」を持ち歩くのとそう変わらないかもしれません。
どちらの端末も、動きはアンドロイド2.2とうことできびきびとしていいですね。
次に場所を変えて触ったのが発売済みのauの「IS03」です。
あちらこちらでモッサリとの評判を聞いていたのですが、実際触ってみるとそうモッサリとは感じませんでした。
少し手を入れることでモッサリも解消されるらしいので、思ったよりも使えそうな印象です。
大きさ的にも程よい感じで、アンドロイドが2.1ということを除いては、そう不満もないかもしれません。
ただ、これだけ新しい端末が発売されて、更にその流れが加速して行くことを考えると、このタイミングで手にするには少し不安な端末である気もします。
ドコモの「LYNX 3D SH-03C」の実機を触ることができていないので、ソフトバンクの「GALAPAGOS 003SH」と合わせて触ってみると少々厳しい点も見つかるかもしれません。
そして、今日はタブレットも触ってきたのですが、ドコモの「GALAXY Tab」が思ったよりも良かったです。
7インチというサイズが「iPad」に比較して中途半端な気がしていましたが、持ち歩くことを考えるとなかなか良いサイズだと思います。
私が普段持ち歩いているセカンドバックでは、「iPad」は入りませんが、「GALAXY Tab」なら収まります。
「GALAXY Tab」を触ると5インチの「DELL Streak 001DL」の方が中途半端な気がしてきました。
もちろん、軽い方が持ち歩きしやすい訳ですが、画面のサイズは5インチと7インチでは数字以上に大きな差があるように感じます。
「GALAXY Tab」はぎりぎり持ち歩こうと思えるサイズなんだと思いました。
ドコモのCM(渡辺謙がGALAXY Tabのやつ)が伝えようとしているものがわかった気がしました。
主にWEBの閲覧を試してみましたが、キャンピングワークス社のホームページを見ると、やはり「iPad」では萎えてしまいます。
何度も言っている事ですが、FLASHが見れないアップルは本当に残念でなりません。
そして、思いもよらずコジマでシャープのメディアタブレット「GALAPAGOS」も触ることが出来ました。

5.5型のモバイルタイプのみ実機で10.8型のホームタイプは紙製のモック?なのは少し残念でした。
後から知りましたが、今日が発売日だったんですね。
でも、「GALAPAGOS」は店頭販売での持ち帰りは出来ず、申込をしての通販という形でしか手に入らないようです。
シャープの人間かどうか知りませんが、「GALAPAGOS」の前に立ったとたんに寄って来てあれこれ説明されました。
モバイルタイプの実機には、たくさんの雑誌や本のデータが入っていましたが、逆にそれ以外のアプリケーションは、一見わからない状態で、「IS01」なんかに入っているシャープ製のmixiアプリやミニゲーム集なんかが入っていました。
動きはスムーズで特に気になるところはありませんが、逆にすごいと思える部分もありませんでした。
実際には、しばらくの間使用してみないと本当の使い勝手はわからないでしょうね。
シャープが「GALAPAGOS」リーダーにアンドロイドを導入しなかったのは、きっとコンテンツで勝負するつもりなんだと思います。
以前、ホリエモンが指摘してましたが、アップルのストアによる収益モデルに対して、グーグルのマーケットは未だ収益モデルが出来上がっておらず、アンドロイドの欠点はその収益が出せない体質であると言っていました。
アンドロイドで誰が儲けるのだと。
確かに私もiPhoneではいくつかの有料アプリを購入していましたが、アンドロイドでは無料アプリ以外使用していません。
ですが、電子書籍に関しては、米グーグルで新たな電子書籍サービス「Google eブック」を開始しましたし、今後、各キャリアではアンドロイド端末の有料アプリの代金を携帯代金と一緒に支払えるようになったりするみたいですから、アンドロイド(グーグル)もこれからなんでしょうね。
日本での電子書籍市場というのは、当然日本語である必要性から、現在はまだまだ整っていませんから、シャープが本当に狙っているのは、この日本語コンテンツ市場なんでしょう。
過去にもザウルスやら携帯で何度かチャレンジしていますしね。
日本語のコンテンツならシャープが一番となれば、それを見るためのリーダー(端末)は放っておいても売れるでしょう。
さて、このシャープの作戦はうまく行くんでしょうか?
非常に興味はありますが、用途の汎用性というかバラエティー度では、アプリ自体が豊富な「iPad」や「GALAXY Tab」に歩がありますので、今の段階では私なら「iPad」や「GALAXY Tab」を選ぶでしょう。
また、電子書籍リーダーとしては、どのサービスが主導権を握れるかなのでしょうが、アマゾンが日本市場に本気を出せば日本語書籍の充実次第ではそのリーダーとしての徹底ぶりからキンドルが勝利する可能性もあるかもしれません。
これまで、タブレットというとホームユースで「iPad」がベストだという風に思ってきましたが、タブレットも結局はその人の使い方なんだということがわかりました。
そして、「GALAXY Tab」なら3Gもありだろうけど、「iPad」ならWifiモデルがベストだということも。
来年、次期「iPad」を確認したら我が家にもタブレットを導入することにします。(先が長いなぁ・・・)