2010年12月11日

旧車はたいへん

今日は午前中、前々から義務感しょっている作業に着手することにしました。
その作業はと言うと、亡くなった師匠の愛車の天井の内装の貼り付け作業です。
その車がこれです。
外装は美しく、なだらかな曲線美は最近の車にはありません。

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この車、現在はご家族が乗られています。
乗っているといっても、ほとんどガレージに置いたっきりで、たまにエンジンのために近所の足として使う程度なので必要性と言われると疑問ですが、故人がこのフォルムに惚れ込んでいて、アルミボディの後継ジャガーなど他車を含めていろいろと見には行ったのですが、これ以上のデザインの車に出会えず、最後まで乗っていたのものです。
なので、思い出の品的な一台です。
ですが、10年以上前の古い車なので、いろいろと不具合も出てきます。
で、最近内装の天井の布が落ちてきてこの状態です。

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見ると、布の内側の天井部分のスポンジ(ウレタン?)がぼろぼろの粉状になってしまっています。
現オーナーは両面テープで貼ると言っていたのですが、さすがに土壁にセロテープ貼るようなものなので、それは無理だということで、私が何らかの対策をすることに・・・。
本職に治してもらえばいい話ですが、先日ドアミラーを割ってしまわれ、その修理で16万円ほど出費したところです。
思い出の車とはいえ、実用性のないものに度々多額の費用を出費するわけにもいかないので、今回は素人による応急処置です。
そもそも、劣化が原因なので治そうと思えば、天井の内装全体を外して、ぼろぼろになったウレタンを剥ぎ落としてやり直さないといけないので、結構な大掛かりなものとなってしまいます。
それに代わる様な事は到底出来ませんので、今回使うのはこいつのみです。

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布と天井の間にこののりをスプレーして貼り付けようという作戦です。
ですが、やはり素人考えでした。
劣化ウレタンの粒粒は大量に溢れ、思うようにはくっついてくれません。
糊の量を増やすと、表面に糊が染み出てきて汚くなってしまいます。
奥の狭い部分まで糊が届かないし、本当の応急処置しか出来ませんでした。

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とりあえず、元の状態よりはましだと思いますが、いずれまたすぐに剥がれてきそうな気がします。
私の前車、VWのユーロバンも年式の古い車で、Aピラーなんかが溶けたようにべたついたり、ひび割れしたり、エアコンの吹き出し口からぼろぼろのスポンジが飛び出してきたりと劣化が大変でしたが、こればっかりは仕方がないですね。
posted by かわいいHERO at 17:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣最近の出来事
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