2013年02月21日

スーパーマーケット

今月12日に、私もかつてお世話になった国内スーパーマーケット業界の重鎮が、他界されたらしい。
兵庫県伊丹市に本部を置く、関西スーパーマーケットの創業者であり、オール日本スーパーマーケット協会という、全国の中小スーパーマーケットの加盟する組織の名誉会長でもあった北野祐次氏(享年88歳)です。

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かつて、私がこの組織でお世話になった時には、現役の会長としてそのカリスマ性をぞん分に発揮されておりました。
そして、私は短い期間ですが、この組織で「スーパーマーケット」というものについて、多くを学ぶこととなったのですが、そこには、会長という人間そのものを教科書とする、独特のスーパーマーケット学が存在していました。

皆さんは「スーパーマーケット」と聞くと、地元の店舗の他、イオンやイトーヨーカ堂等もイメージされると思います。
でも、米国におけるスーパーマーケットを手本とする、この組織では、イオンやイトーヨーカ堂やかつて幅をきかせていたダイエーは、スーパーマーケット(SM)とは呼びません。
ジェネラルマーチャンダイズストア(GMS)といって、スーパーマーケットとは別の業態としています。
(Wikipediaでも総合スーパーとして業態化されているようです)
「同じように見えるけどどう違うの?」と誰もが思うと思うのですが、SMは食品と日常的に必要な最低限の日用品のみを扱う、基本的に毎日買い物をするような店舗を指し、週末に娯楽を兼ねて行くような衣料品から家電まで扱う俗にいう大型スーパーはGSMでありSMではないということです。

もう20年も前の話ですから、現在ではどのような定義になっているのかは知りませんが、今では協会の会長企業は東京のサミットとなり、新たなSM協会も生まれていることも最近知りました。
当時副会長企業だった医療のニプロの子会社であった大阪のニッショーストアは、現在では、阪急オアシスに買収され脱退し、今年に入ってからは倒産してしまった会員企業もあるようで、流通業界を取り巻く環境は激変していると思われます。

アメリカかぶれの私には、アメリカのスーパーマーケットが手本というのは、とても楽しくエキサイティングでした。
コストコのようなホールセールという業態も好きですが、長らく渡米していないので、現在の米国のスーパーマーケットがどうなっているのかの見当もつきません。
日本との違いは大きくなっているのかもしれません。
ですが、北野氏の教えの通り、日常の日々の生活の中にある真のスーパーマーケットという業態は、いつの時代も不変なのかも知れないと思ったりもします。

現在の私は、全く関係のない業界にいるので、それらを追求しようとは思いませんが、ただただ懐かしい限りです。

あなたの近くのスーパーマーケットに「生活良好(くらしりょうこう)」というブランドの商品があれば、それは、私の思い出の開発商品かも知れません。

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北野氏のご冥福をお祈りいたします。
posted by かわいいHERO at 01:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣ニュース、時事・社会問題
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