2013年03月24日

舌小帯

このブログの更新もツイートされている、ツイッターの相互フォロワーさんである「いろいろついーと」さんのあるツイートが目に止まりました。

15  Twitter.png

ネタ元はひだまりクリニックさんのこのブログ記事ですが、遠い昔、我が家にもこの「舌小帯」に振り回された経験があります。

320px-Frenulum_linguae.jpg

「舌小帯」というのは、上の写真の舌の裏側についている筋みたいなやつで、写真のような「舌小帯短縮症」という舌小帯が付着異常を起こしている状態の実際に問題のある症状もあるのですが、問題はその程度です。
この「舌小帯」のくっつき方には個人差が大きく、「舌小帯短縮症」のように本当に問題のあるケースはごくわずかです。

で、我が家にこれがどう影響したのかというと、上の男の子3人はこの手術を受けているのです。

未だ末っ娘が生まれる前なので、10年以上前の話ですが、まさしくうちの奥さんはこれに悩まされたわけです。

当時、うちの奥さんが親しくしていた高校の同級生がいたのですが、その子が非常に活発な子で、控えめなうちの奥さんは、学生時代の留学も彼女に世話になったようで、何かと彼女の影響を受けていました。

確か、彼女のお母さんが看護師をされていて、彼女もまた看護師になったと思います。
そんな、友人の言葉をうちの奥さんは、疑うこともなく聞き入れ、私に力説してきたのでした。

当時は情報も少なく、今のようにブロードバンドで気軽にインターネットで調べるなんてこともできず、私自身何の情報もなく、奥さんの言葉を鵜呑みにしていました。

そして、その手術を受けるために富山の病院まで行くことになり、未だ1歳ほどだった三男坊も居た為、おばあちゃんにも付いて来てもらい、車で富山へ向かいました。

そして、探して探した病院は小さな寂れた個人病院って感じの病院でした。
そこで、手術の前に、優しそうなおじいちゃん医師から説明を受け、ビデオなんかを見たのですが、私は、そこではじめてこれは受ける必要のない手術であると感じました。
ですが、全てが段取り済みであり、次男坊の歩き方など奥さんが気にしていたこともあり、そのまま手術を受けました。
ビデオの内容が、手術をして子供の歩き方が変わったという内容だったんです。
でも、何の因果関係も証明されていないんです。
おじいちゃん医師も、断定はせずに、こういったケースがあったと言うに留まっていたと思います。

その日は、病院近くの民宿のような宿にお世話になりました。
手術に来た患者さんが泊まっていく宿のようでした。

次の日は、痛い思いをした子供たち3人に為に、富山の動物園に行き、その後、おもちゃ屋さんに寄って、すきなおもちゃを買ってやりましたが、痛みで物が食べにくいはずなのに、食欲旺盛だった次男坊が今でも思い出されます。
GWあたりに行ったような気がしますが、砺波チューリップ公園のチューリップには少しだけ早かった覚えがありますが、当時は生活にゆとりもなかったので、不必要な出費をしたという思いだけが残りました。

手術によって害があるというものではないと思いますが必要ないものは受ける必要はありません。
実際に「舌小帯短縮症」であれば、手術は必要でしょうが、多少ひっつき気味でも問題があるようなものではありませんから、不必要な手術であるというだけです。
実際、私もある程度は引っ付いています、当たり前ですが。

その後、その奥さんの友人は子供だけでなく夫婦ともに手術をして良かったみたいなことも言っていたようですが、医師からの話を聞いて、奥さんも目が覚めたようです。ひらめき

それから徐々にその友人とも付き合いがなくなりましたので、私としては良かったと思っています。グッド(上向き矢印)

手術旅行は、今となっては懐かしい思い出ですが、「舌小帯」という言葉に、つい反応してしまいました。あせあせ(飛び散る汗)
posted by かわいいHERO at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣家族
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