2013年11月19日

モト大国ジャパン

家電の世界では、かつてのジャパンブランドが身を潜めて久しく、未だ放送のない4Kやらその上にこだわる自己満足で自滅している感がありますが、自動車業界では世界のトヨタを筆頭に、まだまだ日本勢は頑張っていると思います。

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ところが、世界のトヨタといえども自動車レースの最高峰であるF1グランプリでは十分といえる成績は収めていません。

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エンジンとしては、ターボ時代のホンダの強さこそ伝説となっていますが、ノンターボとなってかつての強さは感じられず、現在では撤退によりトヨタ・ホンダともにその姿をF1シーンでは見られなくなっています。※

それに比較すると、オートバイではまだまだ日本のメーカーが頑張っています。
頑張っているというよりも、日本のメーカーなしではレースが成立しないほどです。

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2輪車のF1と言うべきかつてのオートバイ世界選手権のWGP500ccクラスは、現在は4サイクル化と排気量の変更を経て1000ccエンジンのモトGPへと変わってきていますが、今シーズンのチャンピオンのマルク・マルケス選手が乗っているのは日本のホンダのマシンです。

昨年のチャンピオンで今シーズンは惜しくも2位に終わったホルヘ・ロレンソ選手が乗るのも日本のヤマハです。

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F1のトヨタやホンダ同様に、モトGPから撤退してしまったスズキの2輪チームも、過去何度もタイトルを取っていますし、2015年のモトGP復帰に向けて、着々と準備しています。

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市販車を改造した車両によるスーパーバイクの世界選手権の方ではイタリアのAprilia(アプリリア)やDUCATI(ドゥカティ)が強かったり、軽量クラスの方はレギュレーションの変更で様相が一変してはいますが、最高峰クラスでは、今も日本のメーカーがトップを走り続けています。

素晴らしいと思いませんか?

にも関わらず、国土の狭い日本では、走る為の環境に劣り、ライダーが育ちません。

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パワーが急激に向上し、タイヤをスライドさせることが普通となり始めた1983年頃からの10年間は、国土の環境に勝るアメリカンライダーが本当に強かった。

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私の青春時代でもあります。

その後、日本でもミニバイクレースが盛んとなり、幼い頃からレースに親しむ環境が出来てきて、世界に通用するライダーが次々と出てきました。

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マシンも選手も和製という、まさに黄金期でした。

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ところが、日本では少子化が進み、ライダーの平均年齢は上昇する一方で、サーキットを走るライダーの平均年齢も同様の状態となります。

三角形が崩れてしまった日本では、一握りの若手ライダーだけになってしまったものの、マシンを供給する日本のメーカーは今も頑張っているのです。

日本では、今年はモトGP決勝でさえ、地上波で見られない(関西は大阪マラソンと重なったため)という状況なわけですが、ヨーロッパでは、モトGPの視聴率がなんと40%に達するというのですから、この違いはなんなのかと思ってしまいます。

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ヨーロッパから次々と速い若手ライダーが生まれるのは必然と言える状況です。

あまちゃんで海女さん志望者が増えるならば、あまちゃん以上の視聴率なわけですから、2輪レーサー人口が増えて当然でしょう。

なんか例えがおかしいですが、こんなに素晴らしい強いオートバイメーカーがあるわけですから、日本の人々には是非とも誇りを持って日本メーカーのバイクに乗って欲しいなんて思ってしまいます。

そして、国内マーケットでは最近、調子の良さそうな「カワサキ」がモトGPに復帰するという話もあるみたいです。

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カワサキといえば、スーパーバイクでは頑張っていますが、モトGPでは私がバイクに乗り始めたのと時を同じくして撤退してしまって、私の中ではモトGPとは無縁のメーカーでした。
ですが、実際には2003年から2008年まではZX-RRで参戦していたんですね。

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いづれにしても、現在のホンダ、ヤマハ、ドゥカティの3メーカー体制からスズキとカワサキが加わって、更に日本メーカーの進歩が期待できる状況となりそうです。

でも先ずは、こんな強い日本を維持し続けるモトGPを、もっといろんな人に知ってもらいたいものです。


※F1では2014年からこれまでの2400ccV8NAエンジンより1600ccV6直噴ターボエンジンへと移行するそうです。
posted by かわいいHERO at 13:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣その他オートバイ
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