9時半の映画館オーブン直後に着いたものの、チケット売場は既に長蛇の列です。
正月の慌ただしさが落ち着いて、そろそろ映画をということで、レディースデーが大賑わいということなのでしょうか?
うちも奥さんもレディースデーのその恩恵を受けつつ、私の分はJAF割引目当てで、いつも109シネマズをチョイスします。
イオンシネマもイオンカードで割引があるようですが、開始時間が早くて今回は間に合いませんでした。
そして、今日の目的の映画は、「永遠の0」です。

バイク店主の友人が、珍しく読んで涙したという、百田尚樹氏のベストセラーです。
以前、映画観たいと言ったら、うちの奥さんが、本も読みたいというので、クリスマスに原作本をプレゼントしたので、それが読み終わってからと思っていましたが、どうもそれを待っていると上映期間中には行けそうにないので、本の件には触れずに鑑賞決定です。
昨年、日本テレビのスッキリ内の宣伝を見て、ぜひ観てみたいと思っていましたが、ひとつ私には不安なことがありました。
それは、トイレです。
2時間半くらいある長い映画なので、寒いとトイレが近くなる私は、唯一それが心配でした。
当然、上映までにトイレは済ませているものの、朝飲んだサプリメントの水やコーヒーの水分が気になります。
でも、トイレに行けないと思うことで、余計にトイレに行きたくなるのが、私の悪いところです。
映画開始早々から、トイレに行きたくならないように、毛布とコートの中で、いろんな姿勢で
冷えを防止していました。
映画の内容はネタバレになるので、差し控えるとして、原作者の百田尚樹氏が涙したしたということで、私も泣きたいと思っていました。
ところが、トイレのこと以上に気になることが…。
度々、スクリーンに向いた斜め前に座っている女性が、鑑賞中にどうもスマホでLINEをやっているようなのです。
真後ろの席なら見えないと思うのですが、私の席からは、スクリーンを見る視界のした部分にスマホの画面の灯りがチラチラするのです。
また、マナーモードにしているものの、着信すれば、バイブの音が地味にブーブーと聞こえてきます。
トイレの心配をしていたものの、スマホの灯りの方が気になるようになってしまいました。
流石にクライマックスには、スマホを弄ることもなかったので、私自身も映画の中に入り込んで、トイレのことも気にならなくなっていました。
そんなこんなで、前の女性に腹が立つだけで、私は泣けなかったにも拘らず、その女性はエンディングでハンカチ片手に涙していました。
なんか、腹立つ!
俺の感動を返せ〜。
でも、その女性自身は恐らく他人に迷惑を掛けているという意識は持っておらず、また同じことをする可能性があるので、エンディングロールが流れてから、私がスマホの灯りに迷惑したということを伝えてから、席を立ちました。
こんな状態だったからか、ちょっと期待し過ぎたかなというのが、本音ではありますが、本当の強さとは何かを考えさせられる良い映画だと思います。
それと同時に、宮部という主人公にバイク店主の友人が憧れているというのが、よくわかりました。
最近の韓国や中国との問題や、靖国参拝の問題等に、突然、彼がしつこく言及するようになって面食らってえて、昨年末の東京モーターショーへ行った時に、僅かな自由時間を靖国神社を訪れることに使ったということを聞いて、何故急に右に寄っちゃったのか?なんて思ってましたが、この映画を観たことで、それが全てこの原作を読んだことから来ていること、そして、彼の言わんとしたい事がよく理解できました。
宮部という主人公はそれくらい魅力的な人間でした。
映画のあとは、次男坊の私学の受験料を振り込んだ後、恒例の奥さんとのランチタイムです。
手っ取り早く、銀行の近くにあった「鎌倉パスタ」に入りました。

先日見た「糖質ダイエット」を取り上げたテレビ番組で、パスタは70%が糖質ということを知って、夜のパスタが食べにくくなってしまったので、昼のうちにいただきます。
うちの長男は、空港のサンドイッチ屋さんでバイトしているのですが、昨日はひどく暇だったらしく、サンドイッチ用のパンやツナや卵の具材をもらって帰って来ていました。
それを今朝食べたので、あまりお腹は減っていなかったのですが、ここの 「鎌倉パスタ」はパンの食べ放題がセットになっているので、ついつい食べ過ぎてしまいました。

でも、久しぶりの生パスタは美味しかった。ちなみにベーコンとトロトロ茄子のトマトソースです。

さて、次は何時頃映画館に行けるかなぁ?
トリックの新作完結編も人気あったみたいですよ。