2014年02月01日

娘の携帯電話と大馬鹿もんの私

先月、男の子3人がドコモのiPhone5Cに乗り換えたことで大きな波は超えた我が家の携帯電話事情ですが、そのMNPの元になったのが、auのキッズ携帯「マモリーノ2」でした。
中学にあがった三男坊は、既に別のスマホに移行していたので良いのですが、末っ子の小学5年生の娘は、そのピンクの「マモリーノ2」を現役で使用していたので、携帯電話なしということになりました。
流石に小学生なのでスマホを持たせるには早いし、本人もそれを自覚してか、スマホはおろかメールさえも要求しないので、せめてこれまで通り通話オンリーのキッズ携帯は持たせてやりたいと思い、なんとかすると約束していました。

いろいろと考えて、最初に思いついたのがこれ。
男の子たちがiPhoneに移行したことで、従前のドコモのAndroidスマホで使用していたSIMカードがあります。
これを、以前家電量販店のポイント目当てで乗り換えたものの、一度も使うことなく置いてある、ドコモのキッズ携帯で運用すれば、家族間なら無料のトランシーバーになります。
特に費用も必要なく、SIMカードを差し替えるだけで使えるはずなので、当初はこれでいいかと思ったのですが、3月には更新月が到来するので、長く使うことができません。

また、娘の場合は携帯電話といっても、基本的には奥さんとお迎えなんかの時のやり取りがほとんどなので、奥さんのauと無料通話できることが一番好ましい。
奥さんのiPhone4Sの更新月が7月なので、先ずはそれまで使えるau回線があればベストなわけです。

普通はだからといってそんな回線あるわけないのですが、我が家の場合は、先のドコモのキッズ携帯から再度auのスマホにMNPした回線が二つありました。

これ、どちらも元は「IS01」の回線です。

但し、MNP転出により現在使用不可能となっている「マモリーノ2」を別のSIMカードで利用するには、au内のSIMロックを解除する必要があります。
この作業に、auショップで2100円の手数料が掛かるのが唯一の難点ですが、このSIMカード自体はauの「プランZ」というプランなので、夜9時から2時を除いてはau同士通話無料となるので、以前は家族割適用外で料金の掛かっていた、会社名義の私のau版のiPhoneに掛けても無料となるので、メリットもあります。
なので、2100円で娘の今後半年の携帯問題を解決してきました。

2014-02-01 13.26.37.jpg

無事、娘の「マモリーノ2」は利用できるようになったのですが、実はその過程でauというかヤマダ電機のau担当の信じられないミスが発覚しました。信じられないのは私の方でした

このSIM入れ替え作業に時間を要したというのは、ドコモのキッズ携帯2台からauの3Gスマホである「IS17SH」と「URBANO PROGRESSO」の2台にMNPした際、毎月の回線維持費をユニバーサルサービス料の3円だけに抑えるべく、パケットを使わない様にSIMカードを抜いておいたのですが、私のその管理状態が悪くてどこへ置いたかわからなくなっていたのでした。

そして、偶然その内の1枚が見つかったので、そのSIMカードを持ってauショップへ行ったのです。

製品au.png

「IS17SH」と「URBANO PROGRESSO」はどちらもLTEには対応していない3G端末なのですが、「IS17SH」は一番大きな普通サイズのSIMカードで、「URBANO PROGRESSO」は一回り小さなマイクロSIMカードです。

私が偶然見つけたSIMカードは普通の大きさだったので、「IS17SH」に刺してあったものと思い、念のため未使用で置いてあった「IS17SH」の電源を入れて刺してみたところ、電話番号も確認できました。
ところが、後でWEB上のauのサポートで確認すると電話番号が違っています。
「IS17SH」上で確認した電話番号が、「URBANO PROGRESSO」の方の番号になっています。

この両スマホ共に、au内のSIMロックのない端末なので、普通ならSIMカードの刺し間違いかと考えるところですが、「URBANO PROGRESSO」の方はマイクロSIMカードなので、ここでの間違いはあり得ません。間違い大有りでした

契約後、即パケットからEZWEBまで解約しているので、途中で端末の入れ替えなどするわけもなく、購入時にヤマダ電機のau担当者の女の子が間違えたとしか考えられません。

実際に使用していれば、すぐに分ったのでしょうが、SIMカードを抜いて放置してあった為、全く気付くことなく1年近く経過していたようです。

これには、auショップのお姉さんも信じられないと言われ、首をかしげて謝っておられましたが、こちらも使用していないので実被害もなく、今後も何の影響もない上、そもそもそのauショップのお姉さんの責任でも何でもないので、謝られてかえってこちらが恐縮してしまいました。

「URBANO PROGRESSO」のマイクロSIMカードの方も、もう1台のマモリーノやガラケーで使用することも可能ですが、取り敢えずは既に家族全員が何らかの端末で連絡が取れる状態になっているので、2100円は無駄かなと思い、そちらは引き続き放置決定です。


※訂正追記

auさん、ヤマダ電機さんごめんなさい。
間違っていたのは私の方でした。


auショップを出て、「マモリーノ2」でテストを兼ねて奥さんに電話しようとすると繋がりません。
逆に、私の携帯から掛けても即、留守番電話になります。

何がどうなっているのかわからず、auショップに電話を入れて症状を伝えると、SIMカードの不良か端末の故障かもわからないので、持って来てもらえば確認してくれるとのこと。

時間を見つけて再度auショップへ。

image.jpg

せっかく空いている時間帯に行ったものの、今度は夕方で混雑していて、かなり待たされました。

そして、順番が来て、事情を話すも完全にSIMカードと端末の登録が間違っているものと思い込んでいる私は、入れ替わってるので、もう一つの番号の方で登録しなければならなかったのかと咄嗟に思ったのですが、今回ご担当いただいた女性はキャリアもあるようで、冷静でした。

長い時間、契約から目を通して、ようやく言葉を発せられました。

「このSIMカードに記載されているID番号と登録されている電話番号のSIMカードのID番号が違いますので、こちらは解約されたSIMカードとかではありませんか?」

私「・・・?・・・がく〜(落胆した顔)

一瞬にして別の可能性に気が付きました。
この番号の回線は、元々「IS01」で使っていた回線ですから、「IS01」もまたauのSIMカードを利用していたはずです。
電話番号ばかりに気を取られていた私は、すっかりこのことを忘れていました。

「このSIMカードは「IS01」で使ってたものだったのか…」

思い込みとは恐ろしいもので、すっかりあるはずのない間違いをでっち上げ、ヤマダ電機さんのau担当者を悪者にしていました。

よくよく見ると、SIMカードもオレンジ色一色のタイプで、「マモリーノ2」契約時のしましま模様じゃない。
そんな会話もお姉さんとしていたのに、全くそこには疑問を感じず、いくつかあったSIMカードは「マモリーノ2」には入れてみたものの、SIMロックされているので認識するわけはなく、これだと思って見つけた1枚だけを「IS17SH」に刺して番号確認しただけでした。

その後、その窓口の女性からさらにショッキングな一言が…

「こちらは一度クリアしてSIMカードを登録してしまいましたので、別のSIMカードを再度登録する場合にはもう一度2100円が掛かって参ります」爆弾パンチあせあせ(飛び散る汗)

ショックに打ちひしがれた私は、女性に

「そのSIMカードは元々使っていたauさんの「IS01」の分だと思うんです。そこからMNPして再度auさんに帰って来たんです…」

経緯の説明のつもりだったのですが、その女性は、

「では、もう一度二重に掛からない方法を考えてみますね」

と言って、しばらくして

「今、新しいSIMカードを発行しています。こちらも確認不足がありましたので、これで2100円で納めることができます」

と救いの手を差し伸べていただけました。

ありがとうございます、auショップの皆さん。


ということで、なんとか予定通りに「マモリーノ2」を復活させることができました。
全ては、私のSIMカードの管理の悪さが招いたことです。
使えなくなったSIMカードにも電話番号は残っていると知って、きちんと処分するか、区別しておかないといけないと悟りました。
posted by かわいいHERO at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣スマートフォン・タブレット
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