これじゃあ、iPhoneの値打ちが無くなるってもんですが、日本では既にスマートフォン全体の過半数を占め、女子高生に至っては、9割を占めるというiPhoneが、ここまで安いとスマホを通り越して、携帯電話としてのスタンダードという地位を築き始めるのではないでしょうか。
昨日の記事の通り、奥さんの都合が悪いということで、スルーするはずだった今回のiPhone5sのお祭り状態ですが、考えに考えて「今でしょっ!」という結論に達しました。
というのも、現在auの奥さんの通信料を7月の更新以降も安く抑えるには、2000円を超える端末についての割引(月々サポート・毎月割・月々割)が欠かせません。
auに留まって機種変更したところで、端末代はそのまんま必要となるので、割引はそこで消えてしまいます、いや、それどころか割引だけでは消化できません。
高額なパケット代をスマートバリューだけで充分に下げることもできず、結果として月々のコストはかなり上昇します。
コストを上げずとなると、MNPしかありません。
そして、ドコモかソフトバンクかと言う選択肢になるのですが、男の子たちがドコモであれば奥さんもドコモの方が都合がいい。
LINEを使うので関係ないと言えばそうなのですが、よりクリアな電話が使えればそれに越したことはない。
そして、そのドコモのiPhoneを7月の段階で手に入れるということになれば、いくつか問題が生じてきます。
一つは、以前にも述べた、そのタイミングで一括0円の案件があるかどうかです。
そしてもう一つ、今現在のドコモのiPhoneの低額維持コストに貢献している、基本料の割引があるかどうかです。
子供の名前を借りるにしても、学割期間は終了していますし、現在の「ドコモにのりかえ割」も3月末までですから、同種のキャンペーンがあるかどうかというのが怪しいのです。
そんな不確実な状態で、お尻を決められてしまえば、最悪の事態も考えられます。
また、そもそもMNPだからこそ、格安条件を引き出せるわけですから、必要な時の為にコストを掛けずに維持できる回線というのは持っておきたいものです。
先月の子供たちのiPhone5cにしても、回線があったからこそ実現し得たことです。
しかしながら、現在のauとソフトバンクでは、それを実現する術はありません。
ドコモでしかできないのです。
そして、現在手持ちのauの回線も更新月を迎えれば、そのまま活用することなく解約して終わりです。
そうであるならば、活用しない手はないんじゃないか。
それが熟考の末の結論でした。
元々の奥さんの都合が悪いという部分も、委任状と免許証の原本があれば可能ということがわかり、そこからは大雪情報がネックとなります。
しかしながら、こちらも無駄な心配に終わり、いつもの出勤よりも早めに家を出て、イオンのショッピングセンター内にあるジョーシン電機を目指します。
というのも、ネットにおける情報としては、ジョーシン電機がメインにあがっており、昨日、職場近くの店舗を訪ねた時にも、2台でキャッシュバック3万と店員の方から言ってきたことで、その裏付けを取った形になりました。
その時に抑えることもできたのですが、奥さん希望のゴールドが無く、黒(スペースグレー)のみということで、スルーしました。
同時にエディオンでの3キャリアのiPhone5sが全て一括0円キャッシュバック付きであり、そのセールの日付が翌日、つまり本日からということも確認していたので、ゴールド確保の為にエディオンをメインに考えます。
但し、エディオンの場合、ドコモのみ3台以上でないとキャッシュバックが発生しない為、「ゴールド確保=3台同時」という図式になってしまいました。
ネットには嘘も多いので、ジョーシンの3台同時の条件が本当に存在するものかもわかりませんが、自宅近くのエディオンでも職場近くの店舗と同条件であることを確認していたので、エディオンよりも1時間早くオープンするイオン内のジョーシンへ行ってみることにしたのです。

結果は、携帯電話売場に人影もなく、POPに分割で7万円キャッシュバックもしくは一括なら0円で、これにポイントはつきませんとわざわざ書いてありました。
やはり、お店によって対応はまちまちなようです。
多分、人出のあるショッピングセンター内の店舗だからだと思いますが、ひょっとすると、反響があり過ぎて、在庫不足で止めてしまったなんてこともあるかも知れません。
とにかく、徒労に終わってしまいました。
でも、1時間早くオープンするというのは有難く、同じモール内にauショップもあったので、面倒な電話ではなく、スムーズに3台分のMNP予約番号を取ることができました。
そして、それ以上探すのも面倒になり、オープンと同時に一番でエディオン入店し、無事に契約終了です。

初めての契約の場合は2台までという制限があるようですが、奥さんは現在もギャラクシーノートの回線を保持していることで、問題なく3台契約できました。

カラーは全て一番人気のゴールドです。

引渡しの際に、傷が無いか確認せよと言われたので見ると、小さな掻いたような傷がそれも3台の内2台に。
位置的にSIMホルダーを出すときに当たったのか、本当に小さな傷です。
自分が使うのなら、これぐらい良いですよって言ってしまいそうですが、店員さんも確かに傷ですねぇということで、10分ほどいただければ交換しますということになって、SIM挿入前に確認させられ、かなり待たされましたが無傷の3台受け取れました。
使用していれば、どうしたってつくような傷ですが、買取時の査定に反映されると困りますので、店員の少し面倒くさそうな態度も見て見ぬふりしました。
さて、今回のMNPでは、更新月ではない為に、1台当たり解約料を含めた約15,000円のMNPのコストが掛かっています。
キャッシュバックはポイントであるため、そのコストには使えません。
ポイントでの買い物は往々にして損をしますので、値引きのない「iPad Air 」でも買おうかと思案中です。
実際のコストを消化するためには、不本意ではありますが、今回初めて端末を売却することになります。
強制的に加入させられるコンテンツオプションなんかもあるので、3台ともなると結構な金額になるので、そこは持出しできません。
もっとも、今回の3台というのも意味があって、1台は奥さん用ですが、他の2台は、パケットやインターネット契約を解約して3円で運用する予定ですが、そのSIMを以前購入してから使っていないドコモのキッズ携帯での利用を予定しています。

家族割を組んでいるので、これを娘に持たせることで、私とおばあちゃん以外とは無料通話できるはずです。
もう1台のキッズ携帯を私が持てば、理論上はおばあちゃん以外の全員がドコモで無料通話可能となります。
iPhoneはLTEであるXiのSIMですが、FOMA端末にもXiのSIMは使えます。
もちろん、LTEには対応しませんが、この逆、Xi端末にFOMAのSIMはまったく使えません。
ドコモのiPhoneのSIMは、制限を掛けているらしく、auと違ってAndroid端末では使えないらしいので、少し心配しましたが、昨日、三男坊の5cのSIMをキッズケータイ刺してみたところ、無事に通話できました。
SIMカードのサイズが違うので、恒例の自作アダプターを作成しました。

これで、娘の携帯問題も解決です。
auで唯一残った回線が、先日の娘のマモリーノ2の回線ですが、プランZで一部時間を除いてau間無料通話が可能なので、使わないとは思いますが、おばあちゃんとの連絡や、対auの方への通話に利用が可能です。
結果、これで2年間は丸く収まるので、今回の判断はこれで良かったのだと自分自身に言い聞かせています。
禁断の領域へ手を出してしまったものの、これから順次更新月を迎える回線は、そのまま解約していくことになる可能性が高いので、回線も整理されることになるでしょう。
そして、2年後のMNPの環境はわかりませんが、変わっていなければ、家族でauの学割&スマートバリューとなるのかな。