2014年02月28日

eo光仕様の「Xperiaトレードマーク(TM) Tablet Z」のお得度検証

関西電力系光ネットサービスeo光のケイオプティコムが提供するタブレット向けサービス「eoスマートリンク」に上位端末として、ソニーの「Xperiaトレードマーク(TM) Tablet Z <K-OPT仕様>」が追加されていることは、以前の記事で書きましたが、Xperiaトレードマーク(TM) Tabletに新しく次期モデル「Xperiaトレードマーク(TM) Tablet Z2」が発表されたことで、改めてeo光仕様の「Xperiaトレードマーク(TM) Tablet Z」のお得度を検証してみます。
私自身も気になるタブレットということで、「Xperiaトレードマーク(TM) Tablet Z2」は欲しいなとは思うのですが、各性能については、旧モデルとなる「Xperiaトレードマーク(TM) Tablet Z」からは、少しづつアップという程度で、旧モデルでも必要にして充分なのかも知れません。
但し、そこは価格次第というところなので、本当にeo光仕様の「Xperiaトレードマーク(TM) Tablet Z」がお得なのであれば、もう一度考え直しても良いのかもという、ちょっとした心変わりもあったりします。

eo イオ |eoスマートリンク.png

では実際に検証して行きます。
まず、eo光仕様の金額ですが、提供価格からタブレットサービス利用オプション加入に伴う割引があります。

提供価格 52,115円 − eoスマートリンクプレミアムパック割引 20,572円 = 31,543円(税別)

ですが、割引を受けるには、月額286円(税別)のeoスマートリンクプレミアムパックに24カ月間加入する必要があります。
なので、

31,543円 + (286円 × 24カ月) = 38,407円 ×1.05(消費税)= 40,327円

40,327円が必要な税込費用となります。

一方、一般市場における「Xperiaトレードマーク(TM) Tablet Z」の価格ですが、価格コムのWiFiモデルの金額で比較します。
最安値で47,199円です。

2014-02-28 00.23.24.jpg

ところが、ここでeo光仕様独自の違いに気がつきました。

それは、搭載ストレージの違いであり、一般市場のWiFiモデルが32GBであるのに対して、eo光仕様は16GBです。

一般市場のWiFiモデルには32GBのモデルしか存在しないので、何も知らずに「Xperiaトレードマーク(TM) Tablet Z」をイメージすると、32GBのものだと思ってしまいますが、実際にはeo光仕様は16GBという特注モデルでコストを削減しているのですね。

よくある話ではありますが、やはりちょっとずるさは感じてしまいますね。

金額的にも、当然そこにはストレージ容量の差による価格差が生じるので、それを計算に入れなくてはなりません。

偶然にも、ソニーの公式オンラインショップであるソニーストアにも、ストア限定モデルとして16GBのタイプがラインナップされており、32GBモデルとの価格差は7,000円でした。

ソニーストア.png

と言うことは、一般市場の32GBモデルの最安値47,199円から7,000円引いた価格が16GBの最安値と仮定できます。

実際にはソニーストアでは価格コム最安値では買えないわけですし、ソニーストア以外で16GBモデルも購入できないので、16GBモデルの相場としては激安と言えなくもないですが、ここは16GBにこだわるのではなく、実勢価格としての妥当性を判断するので、仮定を通させていただきます。

以上によって、eo光仕様 40,327円 に対して 一般モデル 40,199円 という結果となりました。

なーんだ、最安値レベルではあるものの、特別お得というわけでもないようです。
ケイオプティコムさん販売上手ですね。

もっとも、eo光仕様の方はタブレット専用オプションである「eoスマートリンクプレミアムパック」の月額300円(税込)を2年間分含んでいるので、そのサービスを使いたいという方であれば、その分はお得ということになります。

私的には、ドコモのスマホ同様に、独自のランチャーやアプリは、かえってタブレットの性能を落としている可能性もあるので、どちらかというと必要性は感じませんし、サービス自体も以前のモニターでの経験かり言うと特に必要なものもなかったのですが、正式サービスとなって、今なら気に入るサービスの一つや二つはあるかも知れませんが。

以上、やはり私の結論としては、わざわざeo光仕様の「Xperiaトレードマーク(TM) Tablet Z」をチョイスする必要はなく、どうせ買うなら新型の「Xperiaトレードマーク(TM) Tablet Z2」の方が良さそうです。

eoスマートリンクがすぐに「Xperiaトレードマーク(TM) Tablet Z2」を同条件で提供してくれるなら、ありですけどね。



ちなみに、eoスマートリンクの安い方のタブレットである、「Xperiaトレードマーク(TM) Tablet S 」については、安くてもそれなりの性能なので、今となっては選択すべき端末ではないと思われます。
一応、Androidトレードマーク(TM)4.1が載ってますが、2年間のeoスマートリンクプレミアムパックの料金を含めると、2万円を超えてきますので、むしろ高いかもしれません。

それよりは、画面は少し小さくはなりますが、私が個人的に気になっている中国のレノボのタブレットの方が面白そうです。

価格.com   Lenovo YOGA TABLET 8 .png

8インチと中途半端なサイズに思えますが、特筆すべきはバッテリーの持ちとその形状です。
軽さもあって、非常に使い勝手の良いモデルのようです。
3月いっぱいまで4,000円のキャッシュバックもあって、格安です。
なお、10インチもあります。

レノボ YOGA TABLET4 000円キャッシュバックキャンペーン.png

コストを抑えているので、最新ハイスペックの性能とはいきませんが、クアッドコアモデルですし、ドコモのキャンペーンのdtub同様、コストパフォーマンスの高いモデルです。

今月初めには、少し価格はアップするものの、SIMフリーの3Gモデルもラインナップされ、安く楽しいマシンになっているようです。
posted by かわいいHERO at 11:32| Comment(2) | TrackBack(0) | ┣スマートフォン・タブレット
この記事へのコメント
素晴らしい分析ですね!
まさに必要な情報で参考になりました。
Posted by 通りすがり at 2014年04月23日 16:56
›通りすがりさん

「Xperia™ Tablet Z」は良い端末なので私も欲しいのですが、eo仕様が特別お得でないとわかると、高くてもZ2の方が満足度が高いような気がします。
Z2登場で価格が下がるかもしれませんしね。
Posted by かわいいHERO at 2014年04月24日 00:40
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