2015年08月04日

最後のオルビス・イオ?

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当ブログに頂いたコメントで知ったのですが、キャンピングワークス社の販売するカムロードベースのオルビスシリーズがもう買えないかも?というお話です。

未だ、公には発表されていないようですが、本当にオルビスが欲しい方のために、後半の情報を伝えたくて取り上げました。(キャンピングワークスさん、まずかったらごめんなさい)

非公式情報ですから、間違っているところもあると思いますので、その取扱にはご注意願います。

そんな我が家のキャンピングカーでもある、オルビス・イオですが、リチウムイオンバッテリーを搭載した「スマート」が登場して間もないものの、いつかは来るであろう終売の時を迎えようとしているのかも知れません。

よくよく考えてみれば、過去に「オルビスの販売はあと3年かも?」というタイトルの記事を書いたこともありました。

この記事が2013年のことなので、3年後は2016年となります。

現在既に受付を終了しているっぽいのですが、最終的には来年の6月に販売の継続か終了かが決定されるようですから、まさに2016年のこととなりそうです。

もっとも、終売となる理由は、この記事の安全基準では無いようでして、各部にグレードの高い装備を施したオルビスは、よく高い高いと言われますが、それでも安く抑えられていたのか、ビルダーにとって看板商品にして、利益の確保しにくい商品となっていたようです。

我が家のオルビスの過去の経過を考えると、いろいろと無駄な部分もあったのだろうとは思いますが、例を上げれば、給水タンクもステンレス製で、ポリタンクとかではないですから、ハイグレードといえばハイグレードで、お金が掛かった車と言えます。

割高に思える発電機も、専用サブフレームで発電機の重量やバランスが考慮されているわけですから、更にリアを重くしてしまうキャリアの後付とは比較できません。

そこには、標準で確実にコストが掛かっているわけです。

為替の影響も無いとは言えないでしょうし、パネル工法で家具含め、手作りと言っていい内容ですから、コスト高の要因をあげればきりがないのかも知れませんね。

最終決定がなされたわけではないとはいえ、現在から来年へ向けての環境を考えても、事態が大きく変わることは考えにくいのではないでしょうか?

幸い、キャンピングワークス社には、同じ発電機を搭載したバネット(ボンゴ)ベースのニューモデル「ジュニア・リボーン」があります。

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リーエキスポート社から受け継いだアウトドア・ジュニアの復刻版な訳ですが、国内生産のシェルでも、価格的にも非常に魅力のあるキャンピングカーとなっているようです。

とは言え、カムロードベースのオルビスを知るものとしては、やはり、オルビス(ドリーム・ユーロ・イオ)とは別物だと感じてしまいます。

価格が高くても、高いだけの内容の車だと理解していますから、終売となれば、それは残念でしかありません。

キャンピングワークス社としても、最も思い入れのあるシリーズでしょうし、発電機事業や技術を象徴する車でもあったでしょうから、「出来るならずっと販売したい」という過去に聞いた小西社長の言葉も本心だったのだと思います。

外野が無責任なことは言えませんが、コストが合わないのであれば、コストに見合った価格でも、購入したいと思う人もあるような気もします。

2×5の枠を考えなければ、よりゆったりとしたAクラスへと行ってしまうでしょうが、Aクラスは、価格だけでなく、運転や使い勝手で、物理的にチョット難しいと思っているもしくは現実に制約を受ける方も多いのではないでしょうか?

車種選択の2×5で考えた時に、唯一無二の存在であるオルビスの魅力に気付くか気付かないかで、判断が変わってくるのですが、家庭用エアコンでこそ、最近は、他車でも採用されて、魅力に気付く方が増えてはいますが、プライバシーの保たれたバンクルーム(バンクベッドではありません)や、省スペースと収納力を持ち合わせたエントランスに、ここ一番の頼り甲斐が絶対的な、専用室を持ち車内から操作可能な静かな発電機等については、ユーザーとなって、使ってみてこそわかる部分なので、購入前に理解してもらうのがなかなか難しいところです。

もちろん、他にも素晴らしいキャンピングカーはありますが、居住性でのトータルの満足感は、他にないものだと思います。

と、散々褒めちぎった上で、そのオルビス・イオが欲しくなった方のためにラストチャンス(かも知れない)情報をひとつ。

大阪のキャンピングカー販売店であるCCFオオモリさんには、今現在、オルビス・イオの展示車が1台あります。

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ガソリン2000ccの2WDのAT車です。

リン酸リチウムバッテリー搭載の「オルビス・イオ・スマート」です。

展示車ですが販売可能だそうです。

新規の受注を停止している中ですから、展示車の意味もないですからね。

そう考えると、現在買える唯一のオルビス・イオと言えるのかも知れません。

お断りしておきますが、私は販売店から何も頂いてませんよ。

オルビスユーザーとして、その良さをわかっていただける新たなお仲間候補への情報として、掲載させていただきました。

オルビスが欲しい方には、正真正銘、最後のチャンスと言っていいのではないでしょうか?

気になる方は、ぜひ大森自動車さんの担当者「たかぼぉ」までお問い合わせ下さい。
posted by かわいいHERO at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣関連記事・ニュース
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