
築港の赤レンガ倉庫です。
以前、「大阪南港(築港)のクラシックカー博物館」というタイトルの記事で取り上げた、GLION MUSEUM(ジーライオンミュージアム)を訪れるためです。
水曜日が定休日というこの施設は、同じく水曜定休の私が行く機会はなかなか無いと思われるので、日曜日で南港のキャンピングカーショーのついでなら、言うことなしです。
肝心の施設の入り口がよくわからず、それらしきところへシエンタの頭を突っ込むも、表示の意味が理解できずにいると、それらしき人が近寄って来られ、「レストランですか?ミュージアムですか?」と聞かれ、「ミュージアムです」と答えると、「先に入場料をいただきます」とのこと。
「駐車場はどこですか?」と聞くと、どうやら入場料を支払った後に奥の駐車場へと進むということらしい。

なんだか人が列をなしているなぁと思った、この車が受付になっていたんですね。

言われるままに先へ進むと、「えっ?どこ行けばいいの?」って感じです。
そこに立っていた人にこちらから確認して、ようやく「2台目のロールスロイスの前を左に入って下さい」と理解できる案内を頂きました。

赤レンガの壁を潜ると、駐車スペースの広場でした。
しかし、高級車ばっかりで、シエンタは場違いな感じです。
一つ手前の駐車スペースには、シエンタが駐まっていたので、そっちで良かったのに…。


立派な入場チケットとマップの通り、入場料も1,500円といいお値段です。
ただし、場内で使える500円分のコイン付きなので、実質は1,000円です。

石畳の奥にはたくさんのクラシックカーが置かれています。
入場時の列では、カメラを手にした人ばかりだったのですが、事前調査でここは館内撮影禁止となっていたので、係の人に聞いてみました。
すると、みなさん、撮影OKの屋外を撮影するためにカメラを持ち込んで居られたようです。
もちろん、私もそのつもりでカメラを持参していますが、屋外の撮影の為だけにこれだけの人がいるとは思いませんでした。
ということで、先ずは早速撮影した屋外の写真の数々を解説無しで失礼します。


















確かに、赤レンガ倉庫という非日常な空間で、クラシックな車でディスプレイまで配慮してあるので、撮影の被写体としては良いと思いますが、決して広くはないので、三脚を持参したり、大きな一眼レフを構えた本気モードの方が多いのに驚きました。
また、女性カメラマンも多かったですね。
ここで、一旦撮影は中断して、撮影禁止のミュージアム内へと入ります。
薄暗い館内には、先ず、古い初期のクラシックカーが並んでいました。
そして、次の棟へ移動すると、少し後のクラシックカーへと時代が移ります。

そこで、一旦外へ出て、向かいの棟へと続くのですが、その時左手にちらっと赤い車が見えました。

ロータスヨーロッパです。
小学生の時に、「サーキットの狼」という漫画からスーパーカーブームが巻き起こりましたが、その漫画の主人公が乗ってましたねぇ。
何度かスーパーカーショーへも連れて行ってもらいました。
思い出話はこれくらいにして、先へ進みます。

館内は撮影禁止なので、館外から見た開いた扉の向こうです。
今度は更に新しい年代となって、私の生まれた年のロールスロイスなんかがありました。
そして、最後の棟には、国産車であるトヨタスポーツ800にホンダS600やらスカイラインに2000GTなんかが並んでいました。
また、ミュージアムショップもあって、ミニカーやエンブレムが売られていましたが、奥さん曰く、一番高いミニカーは90万円超のフェラーリのレーシングカーだそうです。
以上でミュージアムの部分の見学は終了。
再び、外部の車や風景を少し撮影。




ここで、コインを消化するために、CAFEへと向かいます。

「CAFE1923」というのが名前のようです。

これが入場時にもらうコインです。

席へと案内され、ドリンクをオーダーし、その出来上がりを待ちます。

ミュージアム同様のお洒落な内装です。

店内中央にはクラシックカーが鎮座しています。

壁には動く模様の照明?が投影されていました。

結構、待たされましたが、

ようやく、私のカフェラテと奥さんのキャラメルラテが来ました。

ラテアートも美しく、美味しかったです。
ちなみに、カフェラテが600円、キャラメルラテが650円なので、コインに追加が必要です。
CAFEを出ると、もう暗くなってきていて、また違ったムードが楽しめるので、再度撮影タイム。













撮りっぱなしの上げっぱしですみません。
さぁ、帰ろうかと思っていたら、1台の車がシエンタの横に入ってきて、よく見たらベントレーだったので、思わずツーショット。

新車だとシエンタが何台買えるかな?15台?もっと?
事前に調べた情報では、ミュージアムに入らず外だけなら無料とのことだったのですが、今回の感じだと、ミュージアムの入口でチケットを確認するわけでもないので、今回の屋外含めて無料では立ち入ることはできないように感じました。
ひょっとすると、1枚目の写真の所とか、無料で立ち入れるエリアが他にあったのかな?
施設内のレストラン「ジーライオンステーキハウス」を利用すれば、今回のエリアは無料で入れそうな感じですが、すごくお高いレストランのようです。
また来るかと聞かれると、対価として考えるとそういう機会はなかなかないと思いますが、思ったよりもお洒落で、撮影スポットとしても人気があるようなので、悪くはなかったです。
実際、入場者の殆どがカメラ愛好者という感じでした。
ただ、撮影のために都度1500円払うという可能性も低いので、やっぱり貧乏でないカップルが、ちょっと高くつくけど、お洒落にお茶する為に来る場所かなって気がします。
もちろん、車好きな方は別ですけどね。