
恒例の新型iPhoneの発売から1週間が経過したものの、職場で取引のあるトヨタの担当者に依頼したPiPitでの上司用のiPhone6s Plusは、新色のローズゴールドのせいか、未だに何の音沙汰もありません。
職場近所の量販店の携帯売り場でも、各キャリアのiPhone6s&6sPlusは、種類によって即日渡しが可能なようですが、ローズゴールドだけは、どの容量も全滅です。
事前予約の7割だったかが、この新色のローズゴールドという記事も見掛けたので、ローズゴールドだけが極端に不足しているということなのでしょう。
アップルとしては、昨年の6の時よりも相当生産数を増やしているようなので、昨年よりは余裕で手に入る感じはあります。
世界的には発売3日で、昨年の6以上の販売の伸びを見せているようですが、日本国内では状況は少し違っていて、昨年よりも減っているそうです。
日本の場合は、キャリアの2年縛りの関係で、昨年6を購入した方は、もう1年様子見というケースが多いのでしょう。
3Dタッチで完成形のiPhoneと言われる一方で、重量増加や発熱による問題もあるようで、全てがうまくいっているわけでもないようです。
私自身のiPhoneに対する見方は、今なお、一貫していて、アップルのサービス下で利用するには、初心者から中級者まで扱い易いインターフェイスで、スマートフォンとしてはおすすめです。
iPhoneなら、新旧に関わらず、基本的に操作は全く同じですから、利用者が増えたこともあって、アプリの面でも、操作の習得の面でも、初心者には特にアドバンテージがあると感じます。
以前は、加えて価格的なメリットもあったので、キャリアのスマートフォンならiPhoneがベストだと感じていました。
ですが、スマートフォンの基本性能が上がったことで、初心者が苦戦することが多かったアンドロイドでも、基本操作は難しくなくなりました。
正直、ライトユーザーなら、iPhoneもアンドロイドも慣れの問題かなと思います。
私がアンドロイドを好むのは、私自身がスキルの中途半端なユーザーだからだと思います。
本当に、バリバリとスマートフォンを弄れる方なら、iPhoneだって、脱獄なりなんなりして、使いこなされるでしょうが、中途半端な知識のないミドルユーザーは、アップルに対抗することなどできませんから、ただのライトユーザーとなってしまいます。
PCでネットワークは組むけど、プログラミング等それ以上複雑なことはできないというようなミドルユーザーとしては、iPhoneの場合は、アップル社の管理下では、やや不自由を感じる時があります。
私の場合は、ファイル操作に関して、今なお、不自由を感じていて、アプリに依存するよりありません。
それを一番象徴するのが、NAS、つまりネットワーク対応のハードディスクや、ネットワーク上のパソコンのハードディスクだったりします。
iPhoneのアプリでも、ネットワーク上のファイルを再生できるものはありますが、あくまでアプリに依存します。
一方、アンドロイドの場合は、PCで言うところのファイルエクスプローラー的なアプリが存在し、ファイル自体の再生アプリも別に指定できるので、極めてPCライクに利用できます。
ファイルに直接アクセスできるので、何かと重宝するのです。
iPhoneやiPadの場合は、アップルがユーザーによるファイルへのアクセスに制限を掛けているので、そこに不便を感じてしまうのです。
かと言って、まだまだアンドロイドのダメダメな点もあります。
最も問題だと感じるのは、OSのバージョンアップが不十分なところです。
私の現在のメインスマホは、au版のXperiaZ3ですが、アンドロイドのバージョンは未だ4.4です。
本家のアンドロイドでは、5.0、いわゆるメジャーアップデートのロリポップから修正版の5.1となって、もうすぐ6.0(マシュマロ)が出ると言う話になっています。

ところが、XperiaZ3に関しては、5.0へのアップデートは約束されており、ドコモやソフトバンクは既に5.0へのバージョンアップファイルを公開していますが、au版には、未だロリポップが来ていません。
キャリアに関係なく一斉にバージョンアップが公開されるiOSでは、考えられないことです。
これが、ハードとOSを一体で展開するアップルの強みでもあります。
極端に古い端末がアップデートから排除されるのはどちらも同じですが、アンドロイドの場合は、端末ごとにキャリアによる調整が必要なので、キャリアとしてもいつまでもフォローしてられないという現実があります。
そこに費用を投下しても、買い替えが遅くなるだけなので、力が入るわけもありません。
その結果、販売中に大きなアップデートに対応するだけで、サポート打ち切りのような状態となります。
一方のアップルは、古い端末では性能的に使えない機能が出て来たとしても、基本的に同じOSのアップデートを配布しますから、端末の能力が現役である限りは、アップデートを受け続けることができます。
この点でのアップルのアドバンテージは大きいですね。
そういう点から言えば、アンドロイドもGoogleの純正端末とも言えるNexusシリーズなんかだと、そこのストレスはありませんので、あくまで、国内キャリアの端末についてということになりますが。
ただし、国内キャリアのアンドロイド端末は、防水や地デジ等、それはそれで欲しい人には魅力のある機能があったりするので、最後は総合的に判断するより仕方がありません。
言いたい放題ということで、取り留めのない内容となっていますが、個人的には、日本国内でアップルに代わる、日本メーカーによるムーブメントが起こり、それが世界に広がっていって欲しいと感じています。
スマートフォンの普及の障害となったガラパゴス機能も、基本性能が上がった現在では、付加機能として魅力のあるものもあるでしょう。
ガラケー復調の流れも無視できないですし。
直接は関係ありませんが、大人気アニメの「新世紀エヴァンゲリオン」の20週年特別企画として、エヴァンゲリオンスマートフォンの発売が決定しているそうです。

エヴァンゲリオンスマホ開発委員会
スマートフォンにエヴァンゲリオンを求める人は、そう多くはないでしょうが、以前のものとは違って、SIMフリー端末となっているようですし、キャリア主導ではない面白い企画だと思います。
日本人の感覚を信じて、メイドインジャパンのムーブメントを持ったグローバル展開可能な商品を…口で言うのは簡単ですね。
今朝、スッキリでやってましたが、またまた中国人観光客による爆買週間が始まったようですね。
中国で爆発的に売れるようになったiPhoneに代わるスマートフォンを、日本が作れない理由もないと思います。
正直、iPhoneの新色のローズゴールドっていうのも、iPhoneじゃなければ、決して一番人気になるような色でもないでしょう。
iPhone自体がムーブメントになっていることから、その新色ってことで売れているのだと思います。
そんなの無理だとか、簡単に言うなとか、適当なことを言っているのは承知していますのですが、無責任に言いたい放題させていただきました。
【追記】
※この記事を書いている間に、こんな記事がアップされていました。
iPhone 6sカメラレビュー。アップルがキングの時代は終わった
大きく筆者の主観が入っているようには思いますが、ここにコンデジ並みのXperiaが入っていないのは何故?