2015年10月06日

もうメリットのない一括0円

先日、スマートフォンについてあれこれ書いたものの、実際の処、私自身が最近の状況が把握できていませんので、1月で2年が経過する、子供たちのスマホの件もあるので、ちょっと調べてみました。

我が家は現在ドコモなので、MNPで乗り換えるとなるとauということになります。

そこで、量販店のauの携帯売り場をウロウロしていると、案の定店員さんが話し掛けて来ました。

ソフトバンクもありますが、ブロードバンドがeo光で乗り換えるつもりがないので、auのスマートバリュー目当てとなります。

auの場合、実際に良い条件があればすぐにでも乗り換え可能なので、気兼ねなく質問してみました。

先ずは、新型のiPhone6sの一括0円はあり得ないので、それが可能な旧型であるiPhone6について聞いてみると、もう在庫が殆ど無いらしく、そのお店では置いていませんでした。

年末辺りに、また出てくる可能性はないとも言えないが、出てこないかもしれないという話です。

それでは、と思い、先月他店で一括0円をやっていたXperiaZ4について聞いてみると、一括0円はあるけど、毎月割がつかないから高く付きますよと言われました。

ちょっと、ピンとこなかったのですが、どうやら、今年になって、各キャリアとも、機種を限定して正式に一括0円をやっているようなのです。

auの場合は「MNP購入サポート特約」という名前みたいですが、ドコモでは「端末購入サポート」、ソフトバンクでは「一括購入割引」という名前らしい。

でも、その一括0円が曲者で、12ヶ月とか14ヶ月とかの間に解約すると、高額な違約金が発生するようです。

代理店がインセンティブで行うというものではなく、キャリアがプランとして出している施策というところでしょうか。

まぁ、私の場合は端末を利益目的で転売するものではないので、実際に回線を安くで使用できることこそが目的なので、短期解約による違約金は関係ありません。

でも、一括0円自体は良いのですが、auとソフトバンクでは、回線代を下げるために必要な端末割引(毎月割とか月々割と呼ばれる割引です)の対象外となるらしく、これまでのように毎月の通信費を抑えることができなくなったのです。

そうなると、端末代が一括0円であっても、これまでのようなお得感はありません。

まぁ、これでも端末はタダなので、お得と言えるのかもしれませんが、分割でも毎月割で割り引かれれば、実質タダなので、これも一括0円と言うよりは、実質0円と言ったほうが良いのかもしれません。

そうなると、auの場合、毎月の通信料が、ブロードバンド割引である、auスマートバリューを適用しても、5千円超えとなり、現在の倍以上にハネ上がります。

また、最近の割引には、下取りも重要視されていて、それもこれまでよりも条件が悪いと感じてしまいます。

スーパー機種変更キャンペーン   iPhone 6s   iPhone 6s Plus   iPhone   au.png

私が以前使用していたauのiPhone5sの場合には、機種変更時の下取りなら、3万円ちょっとで、これはヤフオクの落札相場の2万円ちょっとに比べてメリットがあると言えなくもないのですが、現在使用しているXperiaZ3となると、全く話が変わってきます。

下取りプログラム   スマートフォン・携帯電話   au.png

ヤフオクの落札相場で3万5千円ほどのXperiaZ3が、下取りではたった3000円です。

さすがに、これはどうよって感じですよね。

また、他社からのMNP(乗り換え)の場合の下取りなら、iPhone5sは落札相場程度となります。

下取りプログラム(乗りかえ)   下取りプログラム   au.png


一方のXperiaZ3も1万円は超えるものの、実勢相場の1/3です。

下取りプログラム(乗りかえ)   下取りandroid   au.png

乗り換えによるAndorid端末の場合、もう機種は関係ないということのようですから、XperiaZ3を下取りにするなんてことは馬鹿げています。

なんとも、渋い上にややこしくなったものですが、こうなると、もう我家の場合は、格安SIMへ移行するより無さそうです。

幸い、我が家のブロードバンドのeo光のケイ・オプティコムが展開する格安SIMサービスの「mineo(マイネオ)」が、今月一杯キャンペーンをやっています。

なんと、半年間、1回線につき通信料が800円引きだそうです。

さらに、eo光契約者はもう1ヶ月800円引きなので、5,600円もお得です。

ドコモ回線プランスタート記念キャンペーン   mineo(マイネオ).png

思わず飛びつきそうになったのですが、よくよく考えてみると、現在のドコモが2年の解約月手前なので、約1万円の解約金が発生します。

それならば、もう少し使って、1万円の解約金を払わない方がお得だということに冷静に気がついて良かったです。

前回好き勝手言った最近のスマートフォン業界ですが、そんなに簡単じゃ無さそうです。

一国の首相が、そこに口を出すのもどうかとは思いますが、安くなってくれれば助かります。

このままなら、もう情報収集やプランを考えること自体が面倒なので、格安SIM回線を使いながら、SIMフリー機を買う方が、精神衛生上は良さそうです。

安くて良い端末も増えてきそうですし。



HTCが日本のSIMフリー市場に再上陸、「キャリアスマホの隙間を埋める」



個人的に好きなHTCには期待していますし、Android純正とも言えるNexusも最新のOSが利用できるのが魅力です。



Android 6.0 MarshmallowのNexus端末のアップデート開始



もっとも、今回の6.0のアップデートでは、長男に譲ったNexus7の2012は外れちゃったようですね。

2013の方も三男坊に譲ったので、私自身はあまり関係ないのですが…。
posted by かわいいHERO at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣スマートフォン・タブレット
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