今年の3月28日と6月7日の記事内でも、シグマDP3MerrillとパナソニックGX7を持ち出していますので、良かったら合わせて見て下さい。
3月28日 試し撮りと春の到来 シグマDP3Merrill
6月7日 やはりセンサーサイズなりかも パナソニックGX7
もっとも、VGAサイズの縮小写真では比較になりませんけど…。
思いつきで撮影する為、撮影ポイントがバラバラになるので、順番を変更していますが、敢えてこの時撮影した全てのショットを失敗も含めてアップしたいと思います。(現地で即削除してしまったものは除きます)
いつものことながら、ブログのサーバー容量を抑える為にVGAサイズに縮小していますので、本来のカメラの性能を確認することはできませんが、漠然とこんな写真が撮れたんだよってことで、かる〜く見ていただけると嬉しいです。
また、富士フィルムXシリーズの機能である、フィルムシミュレーションは、全てスタンダード「PROVIA」の撮って出しです。


SLについては、残念ながら、日差しが強く、白飛び寸前で、この環境ではいい写真になりませんでした。



以前の記事と同じアングルはありませんが、イメージは似たような感じでしょうか。
撮影時は違うと感じていたのですが、VGAサイズでは、自分でもGX7と大きな違いは感じません。
個人的に、この灯籠のコケなんて、被写体として好きなんです。


水に関しても、過去のDP3Merrillとは、反対方向からなので、比較しにくいですが、ピントによるイメージへの忠実さと歩留まりは、断然X-T10が勝ります。

撮ることが楽しい「X-T10」は、“楽”から来る“楽しい”も含んでいる気がします。



綺麗に撮れないことがわかっている池の中の鯉でも、ついシャッターを切ってしまいます。

予想通り、綺麗には撮れないものの、一発撮影の記録としては上出来かなと思ったりします。



紅葉のどの部分と空を組み合わせるかで、写真のイメージが変わってきますから、構図って楽しいですね。

真っ赤なここをバックに、赤と緑の楓を撮ろうとしますが、この日は風が強くて、うまく行きません。





ブレてブレて、風が弱い時を狙いますが、歩留まりが悪いですね。
背景のボケが違っているのは、絞りを変えているからです。
御存知の通り、絞ると被写界深度が深くなり、背景がはっきりしてきます。

斜め前からの構図が、遠近感が出て好きですが、この光の当たり方はせっかくの赤が白くなってしまって綺麗じゃないですね。

一方で、青空は最高の背景です。

漠然と全体を撮ると、面白くもない写真が、その一部を切り取ることによって、なんか格好良く見えたりするんですよね。
だから、構図を意識すると写真は変わるんですね。

更にそこにボケ味が加わって、奥行きが加わると、ただの視野の内の一部が、いろんな表情を見せてくれます。
これは、スマホや普通のコンデジでは、なかなか撮れない写真となります。
縮小しても、そこは健在ですから、ブログの小さな写真でも、違って見えたりします。
でも、縮小することで、失敗作が失敗作でなくなるケースなんて言うのもあります。
これは、今回の撮影場所のお寺へ行く途中で見つけて、思わず撮りまくった一本の柿の木の写真です。

青空をバックに気に入った写真が撮れたと思っていましたが、等倍で表示してみると…

※この画像のみ、上の画像のオリジナルから等倍で切り出しています
柿にピントが来ていませんでした。
一見問題なく見えましたが、もっと後ろにピントが行ってしまっていました。
でも、VGAサイズに縮小したらわかりません。
ちなみに、この画像とこの下3枚については、35mmの単焦点レンズ「XF35mmF1.4 R」を使用しています。



たかが柿の木ですが、撮りだすと止まりません。
奥行きを感じてもらえるのではないでしょうか?
35mmでは、柿の木全体を収めることができないので、標準ズーム「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」に変更します。






いろんな画角を試せるのがズームの魅力ですが、一般的にはズームは単焦点レンズよりも写りが落ちますが、フジノンレンズのズームは、画角の変えられる単焦点レンズのようです。
通常は、この中から一番良い物をピックアップするのですが、どの構図も悪く無いので、選べないというのも、今回全載せしている理由だったりします。
なお、これらの柿の木全体を撮った写真は、柿の木よりも下の道路に駐めた軽トラのキャビンの上に足をかけて撮影しています。










熱中すると、時間を忘れてしまいますが、同じような写真の中でも、見比べていると、これが良い、これは良くないっていうショットが出て来ますから、良いと思うショットを意識して、次回構図取りをすれば、気に入った1枚が撮れるかも知れません。
そういう意味でも、撮った写真をじっくり確認するってことも大事ですね。
では、最後に場所を変えてもう1枚。

こんな感じで、自分なりにカメラを楽しんでいます。
あ〜楽しい


