写真のクラウドサービスといえば、先行してGoogleが、無制限にクラウドストレージでの保存を行っていますが、画像がオリジナルで保存されないという欠点がありました。
オリジナルではない以上、圧縮されたクラウドの写真をオリジナルとして見ることはできませんので、閲覧専用と割り切る必要があります。
もちろん、オリジナルのアマゾンプライムの「Prime Photos」でも、物理的なバックアップは必要なのかもしれませんが、Googleとのこの差は、結構大きなものだと感じます。
おまけに、「Prime Photos」の場合、RAWデータも保存できると言いますから、カメラが好きな人間にはたまりません。
動画や写真以外のファイルはプライム以外の通常の無料の範囲である5GBの制限がありますが、写真に関しては、巨大なRAWファイルもプライム会員であれば、永年無料というのは、素直に凄いなと感じます。
また、Googleが先行してサービスしているオンラインストレージも、閲覧用と割り切って一度、自宅のPCから、写真をアップしてみたものの、正直、使いにくくてそのままになっています。
でも、アマゾンは違いましたねぇ。
Blu-rayディスク何枚分にもなるファミリー写真のストックのアップロードを数時間で成し遂げました。
これって、ブロードバンドがフレッツだと、イエローカード出る次元です。
eo光なので問題なかったのですが…。
それだけじゃないですよ。
そのアップロードした写真が、「Amazon Fire TV Stick」で、お手軽に観れるんです。
当然スライドショーも可能ですし、年、月毎に自由に写真を観ることのできるインターフェイスは特筆ものです。
もう専用機は要らないです。
まぁ、すぐ飽きちゃうかも知れませんが、見たい時に何時でも簡単に見れるというのは良いです。
食卓の会話で、あの時何処行ったっけ?なんて時に、サクッと活躍しそうな予感です。
※1/26追記:RAWファイルについては、ちょっとヌカ歓びでした。そのまま保存可能なRAWファイルは、ニコンとキャノンとソニーの一部の機種に限られるようで、私の所有するカメラで対応したものは無さそうです。
但し、アドビのDNG (Adobe Digital Negative)ファイルに変換することで保存できるようなので、 Lightroomユーザーなら、変換してアップロードというのもありでしょう。