理由は、昨日の記事の通り、日帰りのバス旅行に参加するためです。
普段、運転席以外に座る機会のほとんどない私にとっては、第三者の運転でのんびりできるバス旅行は、貴重な機会ではありますが、最近の観光バスの問題の報道から、気持ち的には、ちょっと複雑ではあります。
早朝の最寄り駅には、人影も多くはありませんでしたが、到着した急行列車は、通勤らしき人々で一杯でした。

集合場所は大阪梅田の駅前第3ビル前です。
都心のど真ん中ということで、受付を済ましても、なかなかバスが来なくて寒かった〜。
平日ということもあって、参加者にはお歳を召した方がほとんどで、私と奥さんが一番若いかも?って感じです。
ようやく到着したバスの座席は、一番後ろでした。

バスに乗り込んでしばらくは、ツアー会社の新人社員さんの馴れない説明にオブショナルツアーに車内販売と賑やかでした。

そして、名神高速に乗って、1時間程でバスが到着したのは、滋賀県の草津市でした。
「ナチュラル」という、宝石店です。

岐阜県の毛皮会社の宝石部門だそうですが、ブラックダイヤモンドのネックレスをキムタクも着けていると、熱烈に推していました。
そのブラックダイヤモンドのネックレスにネオジム磁石を付けて、健康を謳っていましたが、パチンコ玉を使って、普通の磁石とネオジム磁石の磁力の違いをデモンストレーションしたりして、セリアのネオジム磁石の存在を知る私としては、30万円以上するそのネックレスのネオジム磁石に、付加価値は見い出せませんでした。
なんだか、一時期流行った、お年寄りを集めた布団や健康食品の臨時販売のような…。
まぁ、それは言い過ぎとしても、表示らしきものがほとんどなく、外観からはよくわからない建物でした。

まぁ、そんな悪徳では無いものの、「店内の宝石を、男性なら1点、女性なら3点お試しで身に付けるとプレゼントを差し上げます」との触れ込みに、その通りにしましたが、もらったのは、あぶらとり紙?それとも眼鏡ふき?って感じの、紙でした。(がっかり)

特に興味もないところで、1時間以上の滞在は、勿体ないと感じます。
そのナチュラルの近くにあるのが、パイン飴の製造販売元のパインということで、ナチュラルでも一人に一粒配っていました

草津から再度名神に乗って、今度は新名神の信楽インターで降りました。

そして、到着したのは「たぬき村」というところ。

ご存知、有名な信楽焼きの焼き物販売所の一つで、正面のたぬきは日本一の大きさだそうです。

おっと!こんなところに便乗商法か?

これも?

なら、これもだ。

たぬき村を後にして、再び信楽から新名神を戻って、今度は食事会場となる彦根へと向かいます。

途中、バスの中から見えた景色は、なんと雪景色…。

こりゃあ、伊吹山なんて真っ白なんだろうなぁ〜。
そんなことを考えながら、高速を降りたところは「彦根」です。
でも、彦根城を横目に、今回の目的は昼食です。

その昼食会場は、四番町スクエアというところにあるお店です。

ここにも雪が…。

「4番町ダイニング」、ここで昼食開始です。

メニューは1,500円追加の近江牛のすき焼き鍋でしたが、肉は悪くないけど、全体的にはイマイチだったかなぁ。
お土産を買っている間にわずかな自由時間が無くなり、バスへ戻りました。
そして、1時間ほどバスに揺られて、次はいよいよメイン?の近江八幡です。

バスは、日牟禮八幡宮の真ん前に停められました。

実は、近江八幡では、3つの行動パーターンがあって、一つは舟で八幡堀をクルージング。
二つ目は、ロープウェイで山の上から近江八幡の街を見るというもの。
最後は完全自由行動で、この3つの中から選ぶのですが、時間がたったの1時間強ということで、自由行動を選択しました。

その理由は、うちの奥さんが日牟禮八幡宮の御朱印をもらうためです。

御朱印をもらった後は、ツアー会社が用意したチケットで無料の甘酒をいただきました。

そう言えば、信長コンチェルト劇場版のポスターが貼ってありました。

ドラマの続編でもあるので、見たいなぁ。
それから、うちの奥さんのリクエストで、人気の洋菓子店「クラブハリエ」へ。

バレンタインデー前で、お洒落なチョコレート類が並んでいました。

「クラブハリエ」の後は、八幡堀を過ぎて、歴史の在りそうな建物「白雲館」へ。

実は観光案内所なんですが…。

あっ!「あさが来た」だ!

そう、「あさが来た」を始め、八幡堀は数々の映画やドラマでロケ地として使われているんですね。

「白雲館」の先に、近江牛のコロッケを売っているお店がありました。

このコロッケの美味いことと言ったら…www。

そして、この近江八幡の町になくてはならない人がウィリアム・メレル・ヴォーリズであり、これは彼の銅像です。

ちょうど唇が乾燥で切れてしまうので、ヴォーリズバージョンのメンタームのリップクリームを見つけて購入しました。
メインの近江八幡の短時間の観光を終えて、バスは解散地の大阪駅へと向かいますが、その途中で、最後のポイントである、大津の井筒八ツ橋本舗へ立ち寄り、たらふく八つ橋等の試食を堪能させていただきました。

これが、結構お腹を満たしてくれました。
その後、無事に大阪駅へ到着、解散となりましたが、終わってみれば、どこも十分な時間がなく、観光した気のしない、ストレスのたまる旅行だったと感じます。
やっぱり、自分で好きなところに好きな時間滞在するのがベストですね。
次回近江八幡へは、オルビスで行きたいなぁと思っています。
それで大きくなったツアー会社みたいですw。奥さん孝行になってればいいんですが、連れて行ってあげたと思ってるかもしれません(爆)。次回は道の駅での近江牛を堪能したいですねwww。
すみません、すっかりコメントを見落としていました。
バス旅いかがでしたでしょう。
要らない部分はありますが、コロナ明けで私もまた行ってみたい気がしています。