我が家の場合、契約しているインターネット回線が、関西電力系列のケイ・オプティコムということで、早々に「eo電気」への電気契約移行のお勧めが届いております。
これまで、電力というと問答無用に地域の電力会社だったことで、悩む余地はなかったわけですが、選択肢ができてしまったことで、その選択によってお得度が変わってくることになります。
自宅近所の業務スーパーでさえ、電力を取り次いでいるようです。
携帯電話同様、知ると知らざるで、節約度が変わってきそうですが、現在のところ、インフラの関係で、大元は同じ電力会社でしょうから、そう大きく変わるとも思えません。
なので、先送りにしていましたが、そろそろ考えないといけないかと思い、先月契約した携帯電話の「auでんき」と「eo電気」を比較してみました。
先ずは、「eo電気」でどれくらい安くなるのかなと思って、ホームページで確認してみると…

3月末までのスタート割で、少し安くなるみたいですが、1年間限定のようです。
スタート割は、キャンペーン割引ですから、実際の関西電力からの移行で安くなるのはどれくらいかと考えて、簡易タイプのシミュレーションをやってみました。
電気の利用明細が手元にないので、ザクっと月額使用料を2万円として計算してみると、こうなりました。

スタート割の648円/月を含めて、月におよそ2,200円安くなるようです。
では、「auでんき」の方でもシミュレーションしようと思ったら、こちらは使用電力量からの計算なので、先程「eo電気」で出て来た661kWhと入れてみました。
その結果は・・・

「eo電気」とほぼ同じような状況です。
でも、よく見ると「auでんき」は関西だけエリア限定のキャンペーンとなっているようです。

通常、5%引きのところ関西エリアだけは12%となっています。
そして、この12%の期間は1年間だけ。
なるほど、これは関西エリアの「eo電気」のスタート割に対抗した施策に違いありません。
auのスマートフォンを使用する上で、月額料金の大きな低下要因となる、ブロードバンド契約とセット割引の「auスマートバリュー」で協力関係にある両社ですから、条件を揃えないといけないわけですね。
関西エリアのブロードバンドであるeo光による「eo電気」ですから、auも同じ関西エリアはスタート割に相当するキャンペーンを張らざるを得なかったのでしょう。
ということで、「eo電気」と「auでんき」のお得度は、ほぼ同じと思われるので、どちらでも良いかなという感じですが、「eo電気」が単純な値引きであるのに対して、「auでんき」はその分をau WALLETへのキャッシュバックとなるようです。
au WALLETのカードもあるので、キャッシュバックを受けることは可能ですが、「eo電気」の方がシンプルでいいかなと思います。
加えて、スマートフォンのau回線は、おそらく2年後には間違いなく解約することになるでしょうが、ブロードバンドのeo光は、移行するつもりはありませんので、我が家は「eo電気」に軍配が上がりそうです。
2年後に、auから格安SIMのmineoへ移行するなんてことになれば、ケイ・オプティコム一色となってしまいそうです。
とはいえ、オール電化の場合などは、既存の関西電力との契約の方がお得な場合があるそうですから、我が家はオール電化でないにしろ、もう一度、契約をきちんと確認してから、手続きしたいと思います。