最近、常時持ち出していると言って良い富士フイルムのX-T10ですが、いつもは単焦点レンズのXF35mmF1.4を付けっ放しのところ、奥さんのX-A1のキットズームであるXC50-230mmF4.5-6.7 を使用してみます。

いつもの撮影し易い、動かない鳥。
アオサギらしい。

池を泳ぐ鴨達。

いずれも普通に撮れてはいますが、写真としては迫力なく、面白みのないイマイチなものですね〜。

やはり、APS-Cセンサーの230mm、35mm換算の345mmでは物足りなく感じます。
そう考えると、マニュアルフォーカスでも、ケンコーのミラーレンズ800mmっていうのは、大きく迫力のある写真が撮れるところは、捨てがたいと言えます。
富士フイルムXマウント用のアダプターも揃えようかな…。

迫力不足の鳥は諦めて、被写体を植物へ変更します。

高倍率ズームで、梅の花を追いますが、寒々しい空と共に、思うような写真も撮れません。

それもそのはず、先日の暖かい中での華やかなたくさんの梅の花は散ってしまい、当然、愛しのメジロちゃんも姿がありません。
レンズをいつものXF35mmF1.4に戻して、花が咲いている僅かな木をファインダー越しに覗いていると、この木が梅でないことに気が付きました。

いくつも枝分かれした先に花が付いている、桜の特徴は、先日学習しました。

F1.4の明るさを活かして、開放で撮影してみます。

もう少し、低い位置ならベストアングルを探せるのですが、やや高い場所で、思う写真が撮れません。

と、幹のところに表示を見つけました。

「熱海寒桜」とありますから、早咲きの桜なのですね。
折角なので、最後にもう一度梅も。

ボケは大好きですが、ちょっと絞って、後ろをはっきりさせてみました。

この方が、他の花も見えて春らしく感じるでしょうか?
最後の寒さで、本格的な春までもう少しという、とある午後の公園でのひとときでした。