
現在、富士フィルムのカメラ「X-T10」がメインとなっていることで、偶然見た富士フィルムのサイトから、普段観ることのなかった「小山薫堂 東京会議」というBSフジの番組の存在を知りました。
その番組内では現在、富士フィルムの新型カメラ「X-Pro2」の発売を記念して、その「X-Pro2」を使って、出演者の小山薫堂氏、松任谷正隆氏、ハービー・山口氏の3名が写真対決をするという企画をやっているのです。

既に何度か放送されているようですが、直近の回では、その3名の撮影した作品を5名のバラエティ豊かな審査員が審査する様子を別室で当人たちが覗き見するというものです。

ロケ地が海外ということで、シャッターチャンスが多いのは間違いないのですが、偶然?、仕込?と撮影時の状況と照らし合わせながら観る、審査員達の想像が面白いです。
出演者の内、松任谷正隆氏は、ユーミンのご主人であることはもちろん、車の番組にも出られていて、以前から知っていますし、ハービー・山口氏についても、写真雑誌を見ていると、よく目にする写真家さんです。
メインの小山薫堂氏は?というと、放送作家で、くまモンの生みの親の方だったんですね。
放送作家と音楽プロデューサーがプロである写真家と対決ということで、???な感じだったのですが、分野は違えど、皆アーティストなんだとわかりました。
作品は本当にどれも素晴らしいです。
その中でも、松任谷正隆氏の飛行機の写真なんて、素直にすごいなぁと感じます。
とても写真の勉強になる番組ですが、6月4日までなら、TVerでこの回が無料で視聴できます。(誕生年月と郵便番号のアンケート入力のみ必要)

また、写真作品自体も、番組サイト内のここで見ることができますから、番組内では、さっとしか見れなかった作品も、後からじっくり鑑賞可能です。
自分に同じような写真が撮れるかというと、環境もあって、そこは難しい面もありますが、こういう風にして作品を作るんだなぁということはよくわかりました。
と同時に、敢えて使用していなかった、モノクロ撮影にも挑戦してみたいという気になりました。
せっかく富士フィルムのカメラを手にしているわけで、モノクロとは別に、フィルムシミュレーション「クラシッククローム」なんかも活用すべきなんだしょうね。
※クラシッククロームは白黒とは違いましたので訂正しました。
さて、誰の作品が選ばれるんでしょうねぇ
