ってことで、最初の1枚が事務所で撮影したこの1枚。

ライカ製の「SUMMARIT H 1:2.2/27 ASPH」ダブルレンズは、そのひとつが1200万画素RGBセンサー、もう一方のレンズに1200万画素モノクロセンサーを搭載していることで、モノクロが良いらしい。
なので、最初の1枚はモノクロで撮影してみました。
ウォーターマーク機能というのがあったので、オンにすると、左下にLEICAレンズのHUAWEI P9で撮影したという意味のマークが入ります。
1枚撮るともっと撮りたくなるわけで、昼食ついでに試し撮りに出掛けました。

松屋の定食もライカクオリティ?
ちなみにカラーの設定は、ライカの色により近いらしい「ソフトな色」に設定しています。

モノクロで撮ったものを見せたら、うちの奥さんは、カフェのランチと勘違いしてました。
食後、試し撮りの前にPCデポへ寄ってみると、流石「P9」の実機を置いていただけあって、ケースも保護フィルムも置いていて、マイクロSDカードも日替わり特価だったので、128GBを買ってしまいました。

でも、ラスタバナナの保護フィルムは、専用と言いつつ画面に対してこの幅は、ちょっとひどいなぁ。

高価なフィルムだったこともあって、騙された気分ですが、事務所に戻ってからわかったことなので、その場は、何も知らずにそのまま試し撮りへと向かいます。

やってきたのは恒例?のユニバーサル園芸さんの「the Farm」です。
サンバートラックを駐めた下の斜面が綺麗で、思わず撮ってしまいましたが、ここで、なんちゃって絞り機能である「ワイドアパーチャ撮影」に挑戦します。

こんな感じになりました。
「F0.95」相当の絞り値となりますが、ここで重大なことに気が付きました。
この「ワイドアパーチャ撮影」は、ISO値やシャッタースピード値を変更できる「プロモード」では使用できないようです。
加えて、RAWでの保存もできませんので、まぁ、所詮は擬似的な機能で、プロ向きではないということですね。
また、RAWファイルの保存は、SDカードは指定できずに、内蔵メモリとなるということで、こちらもちょっとがっかりです。

とはいえ、「ワイドアパーチャ撮影」によるボケは、印象的な写真にするためには、有効です。
後から絞り値を変更できるのも面白いです。

お花も、「ワイドアパーチャ撮影」で

次は黄色い花。

「ワイドアパーチャ撮影」で

ついでにモノクロで

お花はやっぱりカラーが良いかな。(奥様談)

バラのアーチを「ワイドアパーチャ撮影」しますが、ピント位置が難しい。

さて、ここで、「P9」のおすすめというモノクロで撮影したものを一挙に。









売り物のおしゃれな小物が絶好の被写体ですが、値札が付いているものもあるので、それが写り込まないように撮影しました。

この写真は、カラーでも

良い感じです。
なので、紫陽花もカラーで




この紫陽花は、「ワイドアパーチャ撮影」でも

ちょっと変わったかわいい植物も「ワイドアパーチャ撮影」で

ここで、モノクロ撮影で「iPhone 6s」と比べてみます。
まずは「P9」から

次に「iPhone 6s」

んん〜、別の写真で…。
「P9」

「iPhone6s」

あまり違いはわかりませんね。
「iPhone 6s」も写りは良いですからね。
次も「P9」

「iPhone 6s」

では、カラーの金魚では
「P9」

「iPhone 6s」

これは、上部に物があって影の具合で、実際にはちょっと条件が違うのですが、「P9」の色の鮮やかさが目につきます。
「iPhone 6s」の次の写真よりは、

「P9」の次の写真の方が好きです。

この辺がライカチックなのか?



関係ないですが…

親子みたいだったので、つい撮ってしまいましたw。
さて、「P9」は、RAWファイルでの保存が可能と言いましたが、次はそのRAWファイルをアドビの「Lightroom」現像したものと比べてみます。
まずは、「iPhone 6s」で撮った良い感じのこの写真

それとこの「P9」のちょっと残念な写真では、「iPhone 6s」圧勝ですが…

上の写真をRAW現像したものがこれ。

「iPhone 6s」のものと同じようなイメージに仕上がりました。
最後は、「P9」のモノクロのこの写真。

やや画角が違いますが、カラーのこの写真をRAW現像してみます。

適当な現像なので、もっと良い設定はあるでしょうが、こんな感じに仕上がりました。

「LEICA」との違いはどうでしょうか?
やっぱりRAWファイルで保存できることは嬉しいです。