
結果はご存知の通りなわけですが、身近なところでは、為替による経済への影響が気になります。

ポンドの下落が円高をもたらすことで、円高のなり輸出関連企業への打撃が懸念されるようですが、正直なところ、自分自身が輸出関連企業に勤めているわけでもないので、最終的に廻りまわって自分へどのような影響が出て来るのか想像がつきません。
経済が悪化することによって、影響は受けるとは思いますが、大手企業と違い、これまでも特別経済上向きの恩恵をさほど感じて来てはいないので、ピンと来ないのでしょう。
株や為替をやっている人は、良くも悪くも忙しいと思いますが、私の場合はそういうこともなく、ただ状況を見ているだけですから、ただのバラエティ感覚とも言えます。
CNNの特番が離脱派の勝利が確実と言い始めて、NHKの地デジでも連ドラ取りやめて放送しているのに気が付きました。
バラエティ的観点では、どうせ僅差でEUに残り、何も変わらないのだろうと思っていたので、大きな変化となる離脱派の勝利は、ちょっと衝撃でした。
怖いもの見たさのようなもので、影響を受けると困るんだけれども、どうなるのか見てみたいという、脱マンネリ感が顔を出します。
しかし、離脱派がしきりに“独立”と叫んでいるのが気になります。
深く考えずに“独立”と言葉に酔っているんじゃないだろうか…。
そもそも、強いられたものでないEU加盟に“独立”という言葉がしっくり来ません。
まぁ、日本の選挙も似たようなもので、深く考えずに舛添氏を都知事にして、マスコミに躍らされるように排除して、選挙に莫大な費用が掛かると知って、慌てるって感じでしょうか。
大阪市にしてもそうですね。
大阪維新に絶大な信頼を持ちながら、大阪都構想を無しにした住民投票は、英国とは反対の結果となりました。
どちらの場合も、当事者と間接的に影響を受けるものとでは大きく立場が違うので、一概にどうとは言えませんが、当事者としては、変化がなければ何も変わらないのは間違いないわけで、変化を求めて住民投票するわけですから、英国の結果は、今のところはこれで良かったのかも知れません。
個人的には、大阪都構想っていうのが、大阪府民としては当事者的なので、残念に思うのだと思います。
また、安易な選挙という意味でも、舛添問題からか、今回の参議院議員選挙では、タレント候補が減少傾向とのことで、少しはましになっているかもしれません。
自民へ鞍替えするやわらちゃんもいらんでしょ。
また、今回の英国の国民投票からは、「移民」の難しさが浮き彫りにされているので、日本も人口減少を安易に移民の受入れで帳尻を合わすなんて考え方は捨てる必要があるのではないかと思います。
でも、一番嫌なのは、円高で外国人観光客が減って、大好きな番組「YOUは何しに日本へ」で密着できる外国人の方が居なくなることだったりして…。
