2016年07月02日

リターンライダーの埋まらないギャップ

Facebookに5年前の写真として、CBR900RRの写真が表示されています。

facebook01.png

再びオートバイに乗るようになって、もう5年が経過しているんですねぇ。

実際には、その前数年間は、100ccスクーターで通勤したりもしていましたから、もう少し経っていますが、若い頃のオートバイしか見えていなかった時期と違って、今はある程度距離を置きつつ乗っていますから、今なお、昔のままの感覚であることも多いです。

例えば、先日見たこのニュース。


軽二輪車新車販売、10.3%減の2万3854台で2年連続マイナス…2016年上半期


私が「えっ」と感じたのは、前年同期実績を下回ったということではなく、シェアのトップがヤマハであるというところです。

冷静に販売されている現行モデルを思い返して考えてみれば、オンロードではツインの「YZF-R25」やオフロードとモタードでも「WR250」といったスパルタンな速いモデルを揃えたヤマハに比べ、ちょっと遅いイメージのシングルのモデルしかないホンダがシェアに劣るというのは、ちゃんと理解できます。

とは言え、私の若い頃にはホンダ様がキングのイメージが強く、常にホンダが一番売れていたイメージが強いのです。

スズキが駄目なのは、ホンダ以上にツアラーっぽいものしかないので、想像するに難しくなかったものの、RGガンマ250の2スト時代を思うとやはり悲しいものがあります。

この記事の軽二輪車とは、125cc以上250ccまでの二輪車を指しますが、中型自動二輪免許では、車検のない250ccクラスというのが人気となるわけですが、その軽二輪車の人気がないというのは、若者が乗らないということに尽きるのだと思います。

リターンライダーの多いおっさんライダー達は、予算に余裕があって大型二輪車に走るケースが殆んどでしょうから、本来一番人気だった250ccクラスが売れないという結果になるのではないかと想像します。

とはいえ、これが中古の軽二輪車となると、内容が一変するようです。


軽二輪中古車販売、5.2%増の1万5903台で5か月ぶりのプラス…5月



新車は売れないけど中古は売れる…、現代の生活に堅実な若者らしい結果なのかも知れません。

また、メーカー別でも、中古ではシェアトップはホンダなんですね。

新車は魅力に劣っても、中古車では過去のキングの栄光が活きてくるわけですね。

魅力的な過去のモデルも多いでしょうし、アップ的に弾数が多いというのが一番でしょうか。

また、最近の若者にはオートバイのレンタルというのも人気があるようです。


“若者のバイク離れ”で逆に盛況!?レンタルバイク


「オートバイの新車購入者の平均年齢は51歳!」には萎えちゃいますが、レンタルバイクというのも悪くないですね。

もっとも、私の場合はオートバイ=転倒がつきものというイメージが強すぎて、自分の所有下にないオートバイに乗るっていうのはかなり抵抗があったりするんですが…。あせあせ(飛び散る汗)
posted by かわいいHERO at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣あるライダーのつぶやき
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