
再びオートバイに乗るようになって、もう5年が経過しているんですねぇ。
実際には、その前数年間は、100ccスクーターで通勤したりもしていましたから、もう少し経っていますが、若い頃のオートバイしか見えていなかった時期と違って、今はある程度距離を置きつつ乗っていますから、今なお、昔のままの感覚であることも多いです。
例えば、先日見たこのニュース。
軽二輪車新車販売、10.3%減の2万3854台で2年連続マイナス…2016年上半期
私が「えっ」と感じたのは、前年同期実績を下回ったということではなく、シェアのトップがヤマハであるというところです。
冷静に販売されている現行モデルを思い返して考えてみれば、オンロードではツインの「YZF-R25」やオフロードとモタードでも「WR250」といったスパルタンな速いモデルを揃えたヤマハに比べ、ちょっと遅いイメージのシングルのモデルしかないホンダがシェアに劣るというのは、ちゃんと理解できます。
とは言え、私の若い頃にはホンダ様がキングのイメージが強く、常にホンダが一番売れていたイメージが強いのです。
スズキが駄目なのは、ホンダ以上にツアラーっぽいものしかないので、想像するに難しくなかったものの、RGガンマ250の2スト時代を思うとやはり悲しいものがあります。
この記事の軽二輪車とは、125cc以上250ccまでの二輪車を指しますが、中型自動二輪免許では、車検のない250ccクラスというのが人気となるわけですが、その軽二輪車の人気がないというのは、若者が乗らないということに尽きるのだと思います。
リターンライダーの多いおっさんライダー達は、予算に余裕があって大型二輪車に走るケースが殆んどでしょうから、本来一番人気だった250ccクラスが売れないという結果になるのではないかと想像します。
とはいえ、これが中古の軽二輪車となると、内容が一変するようです。
軽二輪中古車販売、5.2%増の1万5903台で5か月ぶりのプラス…5月
新車は売れないけど中古は売れる…、現代の生活に堅実な若者らしい結果なのかも知れません。
また、メーカー別でも、中古ではシェアトップはホンダなんですね。
新車は魅力に劣っても、中古車では過去のキングの栄光が活きてくるわけですね。
魅力的な過去のモデルも多いでしょうし、アップ的に弾数が多いというのが一番でしょうか。
また、最近の若者にはオートバイのレンタルというのも人気があるようです。
“若者のバイク離れ”で逆に盛況!?レンタルバイク
「オートバイの新車購入者の平均年齢は51歳!」には萎えちゃいますが、レンタルバイクというのも悪くないですね。
もっとも、私の場合はオートバイ=転倒がつきものというイメージが強すぎて、自分の所有下にないオートバイに乗るっていうのはかなり抵抗があったりするんですが…。
