そして、ツーリング仲間のペンキ屋さんの言葉をきっかけに、土日の観戦のために、オルビスで栃木県まで遠征することとなりました。
行きたいと思う人はいましたが、昨年と違って、今年は翌月曜日が平日なため、興味を持ちつつも遠征を諦める人ばかりで、結局メンバーは、バイク店主の友人とペンキ屋さん、そして私の3人だけでした。
まぁ、余分な気を使わなくいて良いので、それはそれで良しです。
但し、問題は、友人がお店を通常通りに営業するらしく、閉店後準備をして、出発が23時半だということです。
翌日のことを考えると、できるだけ早い時間に出発したいところですが、やむを得ません。
出発が遅いということで、私自身の準備もギリギリまでやっていて、結局5分ほど遅れて、バイク店前へ着いたときには、二人共待機していました。
早速、二人を乗せて出発です。
事前の調査で、名神高速の豊中インターから乗ることとしました。
打ち合わせと称して、事前に集まったものの、実際のところは具体的な打ち合わせがあったわけでもなく、準備もそれぞれが自分お考えで行っていたので、サービスエリアのコンビニに寄ろうということになりました。
関東に入ってから、コンビニに寄っても良かったものの、早めに済ませたほうが良いだろうということで、コンビニと表示のあった、新名神手前の草津サービスエリアへ寄りました。

ここのコンビニで私と友人は朝食用のパンを購入しましたが、ペンキ屋さんはなんと3斤も食パンを持ってきたらしく、マーガリンかジャムが欲しいと店員さんに聞いていましたが、売っておらず、最終的にその食パンは無駄になることに…。

ここで、ペンキ屋さんがダイネットで「酔いそう」とうるさく言い出し、運転を代われということになり、私は助手席へ移動。

運転しているのが良いらしく、私にとっては、いやぁ〜、楽ちん楽ちん。

私も運転自体は好きですが、流石に長距離を一人でとなると、それなりに辛いので、交代要員の存在に改めて感激です。

友人は一人ダイネットでちょっと可愛そうだったか。

ナビも見やすくなったものの、通行予定の圏央道から東北道に入るルートが反映されていないため、想定違いのルートしか表示してくれないので、行先設定は行わずに、デジ蔵のモニターとなっております。
いろいろと面倒臭いペンキ屋さんですが、だんだんとオルビスにも慣れてきたようで、飛ばすこと無く、かと言って遅すぎることもなく運転しているので、安心して任せられそうです。
友人の方は、夜は目が見えないということもあり、ドライバー要因としては考えていませんので、問題なしです。

助手席で自由なので、湾岸沿いの工場夜景を撮ってみますが、流石に動いてますし、スマホじゃなお駄目ですね。

そして、新東名に入って長篠設楽原パーキングエリアでトイレ休憩。

ここで、再び私が運転します。
せっかくの新東名なので、バイク乗りとしては、「清水パーキングエリア」は外せないということで、次の休憩は「清水パーキングエリア」です。

但し、時間が時間なので、お店も閉まっているでしょうから期待はできません。

それでも、モータースポーツ好きを喜ばせるテイストが、あちらこちらにあります。

残念ながら、車種はわからないが絶対に置いてあると言っていた「光岡自動車」展示スペースにスズキのジムニーが置いてありました。
そして、奥の2輪スペースは、MVアグスタの展示となっていました。

以前、初めて訪れた時には、ダニ・ペドロサ選手のモトGPマシンが置いてあったんですけどね。
もちろん、レーシングスーツのお店「クシタニ」も閉店してますし。
そんな、ちょっと期待はずれの清水パーキングからは、再びペンキ屋さんの運転で、少し明るくなってきました。

おっ、これは富士山…

こうして、移動中に写真が撮れるのも、ペンキ屋さんのおかげです。

ペンキ屋さん自身も、長らく富士山を見ていなかったらしく、嬉しそうでした。

でも、やっぱりてっぺんに雪が欲しいな。
なんて思いながらも、ペンキ屋さんは私のナビゲーションでどんどん進んで、海老名JCTから圏央道に入って、甲府あたりでやや渋滞を経験しつつ、ようやく東北道へ。
オルビスの燃料が心許なくなってきて、帰りの渋滞でガス欠は避けたいので、ガソリンスタンドのあるサービスエリアを探して、佐野サービスエリアで軽油を満タンにしました。

また、この時点での到着予定時刻から、なかなかタイトだということで、コンビニで買ったパンを食べることにしました。

ペンキ屋さんには、少し停まって食べたら?と言われたものの、そんな余裕はないので、パンを食べながら私が運転することにします。

ここからは、新調したカーナビが威力を発揮してくれて、高速を降りて、問題なく「ツインリンクもてぎ」の東ゲートへ到着。
誘導されるままに、入った駐車場は、なんと認識していない「E6エリア」でした。
時間がないので、早速レーシングコースへ向かいます。

絵のマップで見ると、ホンダコレクションホールのすぐ裏にある「E6」駐車場ですが、そのホンダコレクションホールなんて何処にも見えず、きつい地道の山登りに悪戦苦闘。

登りきったところは、遊園地でした。

キッズバイクやカートの脇を抜けて、メインエントランスへと向かい、ようやく「ツインリンクもてぎ」のレーシングコースへ来ることができました。
スズキのブースで、応援セットを引き換えて、モトGPマシンフィギュアのガチャポンをやったり、モンスターエナジーの試飲をしたり…。

その後、最後は私の運転だったので、車に酔ったというペンキ屋さんを置いて、私と友人は、スズキの応援指定席へ行って、FP3を観戦しました。

グランドスタンド前のオーバルコース内に仮設で組み立てられた「V席」がそうです。

翌日の決勝日は、この「V席」で見ることになるので、この日の午後からのFP4とQ1、Q2は、別の場所で観ることにしました。

その席とは、バレンティーノ・ロッシの応援シートもある「Z席」です。
ダウンヒルストレートの後の直角コーナーの真ん前で、写真を撮るにも近くて良かったです。
指定席は決勝当日のみということのようで、土曜日の予選には、自由に座って観れました。
そして、なんとなんと、友人と私が応援する、バレンティーノ・ロッシ選手がトップタイムでポールポジションを獲得です。
素晴らしい!
予想外のロッシのポールポジション獲得に感激しながら「E6」駐車場へ戻ったものの、係の人に聞くと、「E6」駐車場では、椅子やテーブルを出すこともできないらしく、そうしたいなら、「E1」〜「E3」のステイエリアに移動せよとのこと。
そんなの空いてるの?と聞くと、空いているらしい。
ということで、改めて「E3」エリアに移動しました。
発電機使用の可能性を考えて、端っこにお尻を向けて、足場の悪いオルビス後方へ、テーブルと椅子を並べました。

後なのでオルビスのエントランスライトが使えないのが残念ですが、オフミ用に買ったLEDランタン・ライトが役に立ちました。
焼肉奉行のペンキ屋さんが焼いてくれる中、食材は全て私が買い出し、準備しました。
バーベQと言い出しっぺの友人は、案の定、ビールさえ忘れたとか言っていて、それももちろん私がドラえもんのごとく提供します。
ペンキ屋さんは飲まないし、私も少ししか飲まないので、ほとんど友人用のアルコールを多々という感じです。

ちょうど、一通りお肉を食べ終わったあとの写真で、ちょっと寂しいですが、美味しかったです。
その後、お隣の団体さんが宴会を始めるようなので、寒いこともあって、とっとと片付けました。
発電機使用を抑えていましたが、なんと、お隣の団体さんは複数台の発電機を持ち込んで宴会しています。
気を使って損しました。
なので、珈琲を淹れるお湯は、発電機&電子ケトルでサクッと済ませて、自己焙煎の挽きたての豆で、美味しい?珈琲を入れてあげました。
そして、次はお風呂ということで、20時半から夜中2時半まで利用できるらしい、日帰り温泉のあるホテル行きのシャトルバスに乗るべく、お風呂の準備をして、バス停となるホンダコレクションホール前へ行きました。
すると、動き始めたばかりのバスのはずが、温泉施設自体は既に120分待ちだと言います。
バスは空いているものの、向こうで2時間待たないといけないと言うのです。
一睡もせずの2時間待ちは時間が惜しく、夜中の2時半まで営業しているということなので、時間を置けば、少しは空くかと考えて、ホンダコレクションホールを見学することにしました。

いきなりの故アイルトン・セナのF1マシンが出迎えてくれ、2輪の記念写真コーナーなんかもあります。

お風呂へ行くつもりだったので、友人は私の忠告を聞かずにもう少しで満充電となるiPhoneを置いてきたため、しきりに悔しがっています。

展示内容を見て、写真を撮りたいものあかりだったようです。

確かに、友人が大好きなヤマハの「RZ250」があったり、

スズキの「RGガンマ」があったり、

私が最初に惚れ込んだ「CBX400F」があったり、

私が初めて買った「MVX250F」があったり、

125ccはなかったけれど、私が一時期乗っていたオフロードバイクの「エルシノア」があったり…。
さらに、3階には歴代の貴重なレース用オートバイが、これでもか!と展示されています。

フレディ・スペンサーのマシンなんて、5台がまとめて展示してありました。
ですが、私もカメラは持って来ておらず、スマホ「P9」もバッテリー切れで、ここまでしか撮れずでした。
なので、明日また来ようと、友人をなだめて、再度バス停に戻ってみましたが、温泉の待ち時間はむしろ増えてしまったようで、諦めてオルビスへと戻りました。
そして、翌朝お風呂に行ってから、再度コレクションホールを観ることとして、この夜は、睡眠不足解消を優先することとしました。
当然、バタンキューで、これで土曜日の全予定は終了です。【後半に続く】