2016年10月31日

驚きの9人目の勝者とスズキへの期待

昨日の休日は、マレーシアでのモトGP第17戦の観戦で充実した時間が過ごせました。

現地の天気予報とは異なり、3クラスとも雨のレースとなってしまいましたが、改修で路面のグリップ力が上がったものの、水捌けが悪くなり、かえって難しいコースコンディションとなってしまったようで、各クラスとも転倒者続出というレースになってしまいました。

ですが、これもレースです。

マレーシアというお国の日常として、温暖な気候も、毎日何らしかの雨が降るというのは、現地の方からしたら、日常そのものなわけですから。

経済の発展がめまぐるしいアジアに位置するマレーシアですから、国際レーシングコースも非常に近代的な反面、独特の衣装をまとう女性の姿もあったりで、そのギャップが不思議に思えたりします。

最高峰のモトGPクラスでは、茂木の日本グランプリで、ホンダのマルク・マルケスが年間チャンピオンを決めていて、本来ならつまらない消化レースとなりそうなところですが、いえいえ今シーズンの面白さはずば抜けていると思われます。

というのも、年間チャンピオンのそのマルク・マルケスが、前戦のオーストラリアGPに次いで、転倒という事態が発生。

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そして、怪我で戦列を離れていたものの、満を持してレースに復帰し、激しいトップ争いで存在感を示した、ドゥカティのアンドレア・イアンノーネも転倒。

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イアンノーネに攻め勝ち、トップを走って優勝を予感させた、我らがバレンティーノ・ロッシもまさかのオーバーラン。

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ドゥカティワークスのステディな走りをするアンドレア・ドビチオーゾが7年ぶりの優勝で、ドゥカティでの初優勝となりました。

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驚きは、これによって、全18戦で行われる今シーズンのモトGPで、9人目の優勝者が出たということです。

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今シーズンは、車載コンピュータを各車独自のものから配給される統一品へと変更になったことと、タイヤ供給メーカーが、ブリジストンからミシュランへと変更になったことに加えて、気象条件も荒れたことにより、特殊なシーズンとなっていて、これまで見られた、限られたメーカーやライダーばかりが優勝するという状況が一変しました。

そして、地道に頑張っているがなかなか実を結ばないというライダー達にも、優勝のチャンスができたといえます。

前回のオーストラリアでも、ホンダのサテライトチームのカル・クラッチローが優勝し、表彰台でも微笑ましい祝福の嵐でしたが、今回もドビチオーゾへの祝福が多数見られました。

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また、2011年には、ここセパンサーキットで、マルコ・シモンチェリがレース中の事故で亡くなっていて、シモンチェリと親交がありながら、その事故にも関わってしまったバレンティーノ・ロッシには、特別な想いがあり、各所でウィリーする姿が見られました。

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シモンチェリへの哀悼の意のウィリーです。

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レース結果としては、バレンティーノ・ロッシは前回に続き、2位に終わったものの、同じくランキング2位の座を争っていたヤマハのホルヘ・ロレンソよりも前でチェッカーを受けたことで、2位を確定させました。

総合的に、非常にエキサイティングで、レースとして見ごたえのあるものでしたが、朝のウォームアップランで、トップタイムだったスズキのマーベリック・ビニャーレスが6位に終わったことが少し残念です。

もてぎに次いでオーストラリアでも表彰台を獲得していたのですが、天候の変化が悪い方に出てしまったようです。

そんな、スズキについて、こんな記事が出ていました。


「二輪車大国」日本のピンチで、呉越同舟…ホンダ、ヤマハがまさかの提携、スズキはどう出る?


国内での2輪車販売の減少は、人口減少に加え、若者の堅実嗜好によってリターンライダーによるおっさん市場となっていることについては、過去に何度も否定的な記事を書いています。

おやじライダース

リターンライダーの憂鬱

目につく二輪の死亡事故

リターンライダーの埋まらないギャップ

おっさんライダーの高死亡率


自身もおっさんであることから、理解はできるものの、やはり健全な世代交代が理想だと感じます。

とは言え、高年齢層が国内の需要を支えているとなれば、おっさんライダーも頑張らなければいけないのも事実ですから、こちらのお姉さまライダーさんには刺激を受けます。

お姉さまライダーの存在に改めて反省中

このお姉様の参加されているレースは、単気筒250ccであるホンダ「CBR250R」のワンメイクレースですが、2気筒のカワサキの「Ninja250R」の速さに劣るのは、単気筒の宿命であり、そのNinja250Rに対して、ヤマハが本気のスポーツ車「YZF-R25」を投入したことで、250ccクラスが一気に面白くなっています。

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ホンダも2気筒の「CBR250RR」を発表したのです。

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これは、鈴鹿の8耐で展示されていた時の写真です。

いずれも主要マーケットは東南アジア諸国で、枯渇してしまった日本市場のためのモデルではないですが、日本市場にも投入されるので、市場の魅力となることは間違いありません。

そして、正式には発表されてはいませんが、スズキも確実に2気筒スポーツのニューモデルを投入するようです。

でも、このネットに出回る写真の真偽は不明です。

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しかしながら、モトGP復帰2年目にして勝利を収め、ドゥカティを上回るランキングを手中にしつつあるスズキの業績回復にも、大いに期待したいところです。
posted by かわいいHERO at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣レース関係
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