AV家電事業や半導体事業などを相次いで分社化するそうですが、更にスピード感が出るのでしょうか。

ゲーム機ではプレステVRが、出せば売り切れという状況はご存知のことと思いますが、プレステ4の4K対応上位モデル「PRO」も発売される予定です。

一方で、カメラでは更に活発で、フルサイズ一眼のミラーレス機「α7」シリーズがMUで一新されて落ち着いたかと思いきや、満を持して、今月25日発売予定のAマウントフラッグシップ一眼「α99 II」が、販売計画を大幅に上回る予約で行き渡らないというアナウンスをしていましたが、一眼レフでもミラーレスでもないトランスルーセントミラー採用という面白いシステムで、一眼カメラの未来を創造していくような気がします。
コンパクトカメラでも、

世界最速0.05秒の高速AFとAF/AE追従24コマ/秒の高速連写を実現するプレミアムコンパクト『RX100 V』発売
そして、APS-Cセンサーのミラーレスでも

高性能AFと光学式5軸手ブレ補正機能を小型ボディに凝縮した『α6500』を発売
いろいろと凄いなぁと思わせてくれるソニーですが、その商品サイクルの早さにはうんざりしてきました。
個人的に所有するものとしては、ソニーとしても初物だったアクションカムのモデルチェンジは仕方がないとしても、スマートフォンのサイクルは早すぎます。
「Xperia Z3」が発売されて、2年強ですが、その間に、「Xperia Z4」「Xperia Z5」「Xperia X Performance」そして最新の「Xperia XZ」ですよ。
アップルの倍のスピード展開は、ユーザーとしてはたまったものではありません。
コンパクトカメラでは、私はRX100シリーズの三男坊「DSC-RX100M3」を愛用しているわけですが、私はポップアップ式EVFが気に入って使用しているので、動画とシャッタースピードや連写がやや強化された「DSC-RX100M4」にはあまり興味はなかったのですが、315点像面位相差AFセンサー採用と、コンパクトらしからぬ性能を得た「DSC-RX100M5」は気になります。
とはいえ、RX100シリーズは、現在も全てのモデルが販売されていて、好感が持てますし、正常進化の過程ですから、これも仕方ないかと思えますが、気の毒なのはAPS-Cセンサーシリーズの「α6300」です。
なかなか後継機が出なかった「α6000」の満を持しての正常進化の後継機かと思いきや、僅か半年ちょっとで発売となった「α6500」は、「α7MU」シリーズ譲りの光学式5軸ボディ内手ブレ補正搭載で、自分がユーザーなら嫌になりそうです。

そう言えば、伊集院静氏の勧めに乗って購入した「プレステ4」も、小型軽量化されて価格も下がった新モデルとなっていますねぇ。

まぁ、末期に近くに買っているものもあるので、気にせず使えばいいだけの話ですが、ここまでモデルチェンジが早いとやっぱり辛いなぁ。
そのくせ、スマートフォンのフラッグシップ「Xperia XZ」なんかは、ハード的には、決して最先端を行っているわけではなく、カメラがレーザーフォーカスとなって、良くなったという話ですが、所詮スマホのカメラですから、個人的には「HUAWEI P9」や「iPhone」の方向性で良いんじゃないの?と思ったりします。
「Xperia Z3」との組み合わせに期待した「SmartWatch3」も期待及ばずのままですし…。

それでも、やっぱり凄いし、気になるソニーですが、最近は高価格もあって、今後はなかなか手が出ないんじゃないかなと感じています。
