定番の回避策は行っているという友人の弁ですが、車検落ちしたという現実があります。
純正部品を使用して、次の車検に通らないなんてことは、本来許されるべき状況ではないと思うわけですが、それがまかり通っている以上、自己対策するよりありません。
これまでは、バイク店主の友人に任せきりでしたが、その友人が壁にぶち当たっている以上、自分でも解決策を検討する必要があります。
一般的には、カワサキのDトラッカーのものを加工して移植したり、より加工の簡単なヤマハのXTのヘッドライトを流用するという方法があるようですが、昨年、専用のLEDバルブが開発、販売されていることを知り、チェックしてみました。
それはプロテックという会社の12Vバイク用LEDヘッドバルブキットです。
DR-Zの発電能力に対して、カツカツのノーマルヘッドバルブは、バッテリーの電圧が少し下がっただけで、充分な光量が確保できなくなるところ、消費電力の低いLEDバルブとすることで、電圧に余裕が生まれ、大きく改善するようです。
'00〜'09 DR-Z400S/SM専用 車検対応 LEDバルブ発売しました!
専用キットでポン付けで30分もあれば取り付け可能ということで、選択肢としては魅力的です。
友人にそれを伝えると、彼もLED化を検討していたようですが、もっと安い予算でと言っていたので、任せていたら中華製の信頼性の怪しいバルブを導入していたかもわかりません。
中華製より少し高くはなりますが、レビューも悪くなく、車検対応を謳ったポン付けキットは悪くない選択肢だと思います。
なので、直ぐにアマゾンで注文していて、本日到着。

DR-Z専用品です。

キットの内容はこれだけ。

善は急げで、仕事帰りに友人の店に持って行ってきました。

DR-Zは、既にニュータイヤで車検の完了を待っている状態でしたが、友人は、説明書を見ながら、あれこれ心配していました。
でも、ポン付けできる専用キットで、車検対応を謳った商品なので、案ずるより産むが易しであることは明白です。
友人には申し訳ないけれど、友人に汎用バルブを処理してもらうよりは、確実だと思っています。
おそらく友人の対策では行われなかったであろう冷却対策もしっかりした製品で、作業は大幅に軽減出来るはずです。
あとは初期不良のないことを祈って、DR-Zを迎えに行く日を待ちたいと思います。