しかしながら、ボディがかなり大きめであり、中でもスナップ寄りの「X-Pro2」は、OVF装備の為か、それが顕著です。
撮影重視でプライベートで出掛ける時には苦にもなりませんが、仕事時の鞄や荷物の制約される場面では、そのわずかな大きさが厳しいという場合があります。
そこで、ここ最近は、旧モデルの「X-T10」を持ち出しています。
また、遊びとしては、ペンタックス機では愛用していたオールドレンズも長らく遊んでいなかったので、フジ用マウントアダプターを付けたリコーの「XR RIKENON 50mm F2」を付けて遊んでいます。

マニュアルフォーカスでの撮影は、手間ではありますが、基本を思い出させてくれますし、一球入魂感がたまりません。

「X-T10」+「XR RIKENON 50mm F2」
茨木童子のご当地ナンバーを見つけて撮影してみたり、

「X-T10」+「XR RIKENON 50mm F2」
日常の風景でも、その写りが違ったものに見せてくれます。
ボケ具合も楽しいです。

「X-T10」+「XF18o F2 R」
でも、マウントアダプターをかませることで、更に長くなるので、やはりネックとなるのはその大きさです。

「XR RIKENON」は、遊び道具としての大きさは許容できますが、オートフォーカスレンズによる日常ユースとしては、標準のXFズームや、手持ちの単焦点レンズも小さいとは言えず、その大きさがネックと言わざるを得ません。
そこで、比較的安いパンケーキレンズの「XF 27o F2.8」なら、「X-T10」に付けて常用するのも良いなぁと思っていました。
また、その次にコンパクトな、「XF18o F2 R」も、Xシリーズのラインナップとしては、コレクションしておきたいレンズであり、どちらかをヤフオクなどで安く買えたら良いなぁと脳内で考えていました。
現在は、ズーム、単焦点合わせて、望遠寄りのレンズばかりで、広角寄りは「XF10-24o F4 R OIS」1本しかなく、フルサイズ換算35o程度のレンズがありません。
広角側としては、単焦点の「XF16o F1.4 R WR」が欲しいところですが、10万越えで、とても手に負えないので、いつかの目標となっています。
そんな折、久しぶりに通り掛かった「ハードオフ」に寄ってみたところ、なんと「XF18o F2 R」が並んでいました。
ペンタックスの「K-50」がメインの頃は、ジャンク品のオールドレンズやフィルター、ケースなどを探しに良く足を運んでいましたが、最近は全然だったのに、その日はなぜか久しぶりに行きたくなったのでした。
金額もそれほど高いと感じなかったものの、その時は手持ちもなかったので、一度お店を後にしました。
ですが、やはり気になっていたレンズということで、ヤフオクで相場を調べると、ヤフオクよりも安い。
「ハードオフ」の保証もあるし、これは買いだということで、ATMでお金を卸して買ってしまいました。

「X-T10」+「XR RIKENON 50mm F2」
箱がないから安いのかと思いましたが、ちゃんと箱もあって、傷ありとなっていたのがその要素と思われ、確かに角型の金属フードは下地の金属が出たりしているのですが、自分が使っている35oF1.4も同様にブラックの塗装が剥げている部分があるので気になりません。
金属なので、むしろ、剥げてる方が格好良かったりします。

フードがなければ、「X-T10」との組み合わせで非常にコンパクトです。

UVフィルターが付いていたので、このままキャップ運用でも良いのですが、やはり金属製の角形フードが格好良いですし、先窄み型のフードなので、この状態での運用がベストです。

実は、昨日の岡山ダムカードツーリングの相棒は、この「X-T10」+「XF18o F2 R」でした。
スマホとヤギのズームアップの写真以外は、全てこの組み合わせです。
万が一、転倒して壊しても許容できる?というわけでもないのですが、丸出しのオートバイでは、気分的にフラッグシップや高級レンズは持ち出し難いですね。
広角寄りが充実し、使い勝手の良い画角ですし、とても満足しています。

欲を言えば、「X-T10」が1,630万画素で、ダブルフラッグシップの2台の2,430万画素と異なるので、インスタ用のサイズ加工等での統一感から、「X-T20」が魅力的に思えて仕方ありません。

改めて、コンパクト性は正義ということを実感していて、性能的に「X-T2」に引けを取らない「X-T20」が実は最強なのでは?と思ったりしています。
