
先日、ツーリング仲間のペンキ屋さんから届いたメールに、再来年スズキの「DR-Z」のニューモデルが出るなんてことが書いてありました。
現在、「DR-Z」に乗る私としては、気になる話ではありますが、ニューモデルが出たからと言って、即買い替えを考えるものでもありません。
個人的は、よりツアラーとしての快適性を考えると、ヤマハのMTシリーズの方が興味はあったりしますが、オールマイティーな部分では、やはりモタードなので、“車検”の存在以外には、現「DR-Z」で充分なところでもあります。
その上で、バイク店主の友人に確認してみると、どうやら可能性レベルの話で、相当盛って話をされたということが判明しました。

まぁ、そこはペンキ屋さんらしいところで、怒る気にもなりませんが、昨今の2輪車を取り巻く環境からは、より厳しい現実が想像できます。
そのひとつがこのツィート。
【WR250生産終了のお知らせ】
— ヤマハ バイク (@yamaha_bike) 2017年5月31日
販売店の店頭在庫のみとなります。
在庫に関しましては販売店にお問合せください。 pic.twitter.com/sh3XD6l1n2
ヤマハのモタードモデルを含むオフロード車である「WR250」が、排ガス規制により販売終了となるそうです。
既に、製造されておらず、在庫分のみで手に入らなくなるらしい。
ヤマハの「WR250」と言えば、排気量250ccでありながら、飛び抜けたパワーを持つ最速オフローダーであり、私も憧れて、レッドバロンの店舗で中古車に跨ってみたこともありましたが、その足つき性の悪さから断念したことは、この先も忘れられないことでしょう。
現在乗る「DR-Z」も足つき性には難ありでしたが、グライドライドさんの販売するローキットで、それを改善しました。
詳しくはこちらの記事で…。
「WR250」も、こちらのスポーティーローを採用することによって、“車検”の必要ない魅力的なマシンとなったであろうことを思うと残念です。
同じく販売終了のホンダモンキーをはじめとした原付バイクも、やはり排ガス規制により消滅すると言われていますが、EV化という道が現実となる中で、次期モデルに期待できるのかは疑問です。
新型「DR-Z」についても、現在の2輪の販売台数を考えると、難しいと考えるのが普通だと思います。
煙モクモクの2ストローク車が消えるのは仕方ないと思えたものの、まさか4ストローク車さえもが消えていくとは思いもしませんでした。
今週末のモトGPについても、モトクロス練習で負傷したバレンティーノ・ロッシの状態は、未だ痛みの残る状態らしく、明日のFP1を走ってみて、出場できる状態かを判断するらしいので、かなり心配な状態です。
万が一出場することとなっても、痛みを押しての出場で、果たして良い結果を期待できるのだろうか?
今年は未だ来ない梅雨のおかげで「DR-Z」で走り回っている割には、2輪に関して息苦しい環境が続きますなぁ。
