
涼しくてエアコンなしで快適に眠ることができましたが、アラームをセットせずに寝てしまったので、暑さを感じて起きたら8時前とすっかり寝坊してしまいました。

とは言っても、急遽決まった二人旅なので、ほぼノープランですし、慌てる必要もありません。
朝食目的で建物内へ。

下松サービスエリアの特徴としては、チェーンソーによると思われる大型のカービング彫刻があちらこちらにありました。

結局、奥さんの希望で、パン屋さんでパンを買ってオルビス内で食べることにしました。

おすすめの上位ランキングのパンを買ってみましたが…

期待し過ぎたようで、美味しいのだけれど、普通でした。
下松サービスエリアを出発して、1時間ほどで今回の奥さん希望の地へ到着です。

その地は、山口県防府市にある「防府天満宮」で大宰府や北野と同じく菅原道真を学問の神として祀った天満宮です。

参道を真っ直ぐ進んだ先の階段の上に本殿がありました。

奥さん曰く強力なパワースポットだそうです。
しかし、うちの奥さん、恩恵を受けた様子がないのに、天満宮が大好きです。

今回も三男坊が大学受験生ということで、絵馬を書いていました。
台風襲来の関東とは違って、山口県は灼熱の日差しです。
ということで、奥さんにクールコアタオルを巻いて、マイファンモバイルを吊り下げたところ、なかなか好評でした。

参拝を終え、オルビスへと戻る途中で、奥さんの足が止まります。

暑いのでこの「天とて屋かふぇ」に入ることにしました。

お洒落な店内ですが、空いています。
お店の方の話では、この日は花火大会後で、参道の人が少ないとのことでした。

いただいたのは、「スノーアイス」というかき氷で、私はストロベリー。

奥さんは抹茶でした。

この後、「毛利氏庭園」を観光予定にしていましたが、お店の方に聞くと、見て回るのにかなり時間が掛かる
ということで、代わりにお店のすぐ上にあるお茶室 芳松庵がおススメということで変更しました。

この暑さの中、広い庭園は体力的にも厳しいですが…

こじんまりとした庭園で良かったです。
その後、奥さんがお土産屋さんを見たいと言うので入ったところ、観光案内所があって、「これはひょっとすると???」と思っていたら、やっぱりありました。

予定外のマンホールカードゲットです。
気を良くして、次のポイントへ向かいます。

次にやって来たのは「防府国分寺」です。

奥さんの希望なので、私は何もわかりませんが、無事に御朱印もいただけました。
これで、防府市を出て西へと向かったのですが、後で考えると食事を済ませて出るべきでした。
蕎麦でも食べたいということになったものの、防府市にはあったのに、2号線沿いにはありません。
なので、偶然見つけた「あぶらそば」のお店へ入ることにしました。

私も奥さんもあぶらそばは初めてです。

ラー油とお酢を自分で掛けるシンプルな汁なしラーメンです。
奥さんは「冷やしあぶらそば」で、やや味付けや具も違っていて、冷麺に近い感じでした。

お酢好きの奥さんには、お酢が足せて自分好みで食べられたようです。
遅めの昼食を終えて、どんどん2号線を西へ向かいますが、途中、突然エアモニが警告音を発しました。
でも、すぐに理由にピンと来ました。
夏場の気温でエア圧が上がっていたのに、抜かずにいたのでエア圧が高くなり過ぎたのです。
なので、各バルブから少しずつエアを抜き再出発。
そして、目に前に現れた料金所は、関門トンネルのものです。

オルビスでの初の関門トンネル通過に、奥さんにスマホで写真をお願いしました。

そして、いよいよ九州上陸です。

と言っても、九州観光の時間はありません。

オルビスをコインパーキングに駐車したここは、

門司港です。

バナナのたたき売り発祥の地だそうです。

門司港レトロとして、観光に力を入れているイメージですが、思ったほど見るところが多くはありません。

取り敢えず、観光案内所でもある重要文化財に指定されている「旧門司三井倶楽部」でマップ等を入手しました。

港を始め、付近を散策後、展望台に登ろうということになりましたが、夜景の方が良いということで、暗くなるまで時間つぶしすることになりました。
でも、これと言ってカフェのようなお店がなく、ようやくお洒落ではないけれど海峡プラザ内にコミュカフェという休憩可能なお店を見つけて暗くなるまで待機です。

珈琲の味にリフレッシュされました。

かなり暗くなってきたので、お店を出て、散策しながら展望台のあるタワー方面へと向かいます。

以前、出川哲朗の充電させてもらえませんか?で観た、ロバート秋山のお父さんがやっていたお店の舟が未だ係留されていました。

現在は舟の老朽化とかで、営業されていませんが、代わりに秋山の弟さんが経営するお店が紹介されていました。

夕陽に浮かぶブルーウィングもじ(はね橋)が良い感じです。

暮れ行く門司の港街に、奥さんと共に写真を撮ることに一生懸命でした。

そして、ようやくタワーへ。
門司港レトロ展望室は、黒川紀章氏が設計した高層マンション『レトロハイマート』の31階にあります。

エレベーターで一気に上がった展望台からの風景は…

ガラス張りなので、反射に気を使います。

昔登ったことのある下関タワーや赤い観覧車が目につきます。

展望台の後は、夕食です。
門司港での夕食と言えば、焼きカレーということで、観光案内所でいただいた焼きカレーマップで、奥さんチョイスのお店「ミツバチカレー」へやってきました。

他にも行こうとした店もありましたが、既に閉まっていたりでこちらになりました。

一応、ロバート秋山の弟さんのお店の前も通りましたが、奥さんはピンと来なかったようです。

私がオーダーしたのは、「ジュージュー焼きカレー」。
別で出てくるカレーを熱い鉄板に掛けるのですが、写真を撮っていたら、冷めるから早く掛けろと怒られてしまいました。

奥さんはスパイシー焼きカレーです。
そして、美味しく焼きカレーをいただいた後は、オルビスへ戻って、最後の課題であるお風呂へと向かいます。

事前に奥さんが調べてチョイスしたスーパー銭湯へ行くことになり、下関の夜景の見える駐車場へオルビスを停めました。

温泉ではありませんが、充実した設備で、気持ちの良いお風呂タイムでした。
そして、いよいよ関門トンネルを通って、わずかな滞在の九州とさよならしました。
で、寝床としてやって来たのは夜の角島大橋です。

道の駅が近いこともあり、暗い海士ヶ瀬公園の駐車場には車が1台も居らずでゆっくり寝ることができました。

もっとも、早起きすることもあって、睡眠時間は少なめですが…。
【2日目に続く】