
ファーウェイのCFOをカナダで逮捕 米政府が身柄の引き渡し要請 − ライブドアニュース
そう、今回のエントリーはこの「HUAWEI(ファーウェイ)」のスマートフォンについてです。
一昨日、想定外の早さで届いたのがこちら。

日本での国内販売が始まったばかりの最新スマホ「HUAWEI Mate 20 Pro」です。

SIMフリーで発売されたことで、やはり、我慢できませんでした。

開封してみると、「P9」「P10 Plus」と付いて来たクリアなポリカ製らしきハードケースは、PTU製のクリアケースになっており、「P10 Plus」のようにスクリーンの保護シートは貼られていませんでした。

色は、直感的に美しいと感じたトワイライト。

サムスンのフラッグシップであるギャラクシーのようなカーブした左右のエッジは、iPhoneユーザーには新鮮です。
せっかく届いたものの、少し遅れてアマゾンで注文したケースとフィルムが届かないので、一昨日は「P10 Plus」からのSIMの入れ替えと環境の移行だけで、目玉のカメラも試用できずでした。
そして、ちょうど映画でエキスポシティへ行くので、商品到着が昨日だったアマゾン商品を配達してくれる郵便屋さんを待ちますが、結局、家を出るまでに届かずなので、保護フィルムは無しで、付属品のTPUクリアケースを装着して、真新しい「HUAWEI Mate 20 Pro」を持ち出しました。
クリアケースは背面の美しいグラデーションが活かせて、これはこれで良いです。

今回の「Mate 20 Pro」が春に発売されたドコモの「P20 Pro」と大きく違うところは、モノクロセンサーが無くなり、カラーとなったセンサーのレンズに超広角が採用されたことです。
試しにシネコンの廊下を「P10 Plus」の標準の広角と「Mate 20 Pro」の超広角で比較します。

左下にウォーターマークが付いていますので、どちらの画像か判別できます。

ただし、位置が少しずれてしまったので、ややわかりにくいですね。
なので、同じ「Mate 20 Pro」で、レンズを替えて、投写が始まる前の映画館の天井を撮ってみました。

標準(広角)がこちら。
そして、次が超広角です。

まぁ、これもわかりやすいとは言えませんね。
映画が終わってから、ショップの上の巨大広告で再度比較してみます。

先ずは「Mate 20 Pro」の約4000万画素でF1.8の27mmレンズを使用した標準(広角)から。

そして、もうひとつの約800万画素でF2.4の80mmレンズを使用した3倍望遠。

最後に今回採用された約2000万画素でF2.2の16mm超広角レンズの画像がこちらです。
画角がかなり違うことがわかるかと思います。
一方で、次の1200万画素カラーセンサー + 2000万画素モノクロセンサーでF1.8の 「P10 Plus」の画像では、画角が「Mate 20 Pro」の標準とほぼ変わりないことがわかります。

「Mate 20 Pro」で追加された超広角レンズですが、今春発売のドコモの「P20 Pro」でも、3倍望遠ともうひとつ、夜景撮影が綺麗になっていることが気になっていました。
レビューを見る限り、夜景は本当に抜群に綺麗だったからです。
なので、映画館を出て、その前に広がるエキスポシティのイルミネーションを撮影してみました。

プロモードで普通に撮影してみましたが、綺麗だとは思いますが、よくわかりません。
ふと、撮影モードに「夜景」というのがあったことを思い出し、「夜景」モードで撮影してみると…

5秒位の間、何度も撮影しているようで、知らずに動いたので、こんな写真になってしまいました。
改めて撮影してみるとこんな感じになりました。

なるほど、ほぼ同時に撮影した複数の画像の良いとこどりをするHDRの拡大版のような機能です。
ペンタックスやオリンパスが採用する、ハイレゾモード的な機能に似ていますが、所要時間が長いので、動きがあるとどうしても光がブレて大きくなってしまいます。
画角的に標準レンズが良い感じの観覧車とツリーのセットの構図で撮影してみます。

「Mate 20 Pro」の「夜景」モードでは明るく華やかです。

通常のモードでは、全体的に光が少ないですね。
ニフレルの外壁の明るさも大きく違います。

画角がほぼ同じ「P10 Plus」もやはり光が寂しい気になってきてしまいます。
なお、ツリーや観覧車の明かりは常に変動しているので、そこが原因の違いの可能性もありますので、それを踏まえてご理解ください。
超広角の次の2枚の場合…

上が通常モードで次が夜景モードですが、そこまで大きな違いは無いように見えます。

でもよく見ると、夜景モードの方が少しだけ明るいようです。

夜景モードの場合、光跡なんかも面白く出ますね。
せっかくなので、ガンダムでも同じように比較してみました。

超広角での上が夜景モードで次が通常モードです。

夜景モードでは、暗いところが少し明るくなっていて、ガンダムのボディの白いところのハイライトが抑えられていることがわかります。
次は、標準モードの通常に、

こちらは「P10 Plus」です。

次の夜景モードでは、やはりバックが明るくなり、ボディのハイライトが抑え気味で模様がはっきりとわかりやすいです。

夜景モードは、こういうシーンでも使えるという事ですね。
次の観覧車のチケット売場の天井イルミネーションでも…



そこまで大きな違いではありませんが、やはり1枚目の夜景モードは、2枚目の通常モードや3枚目の「P10 Plus」に比較すると、電球の色がはっきりと出て明るく見えます。

夜景モードは、夜間撮影の強い味方になってくれそうです。
ついでに、観覧車をバックにインカメラでの自撮りもやってみましたが、美白処理が強すぎて、私には違和感バリバリですが、女性には良いんでしょうねぇ。

なお、こいう美白効果の違和感もあってか、「Mate 20 Pro」では、インカメラは「LEICA」印ではなくなったようです。
奥さんが、エキスポシティのモール内を少し見たいというので、モール内でも引き続き少し撮り比べです。
GODIVAのドリンクコーナー裏のロゴを夜景モードで撮影してみました。


これは、無駄に明るくなっていて、普通に撮影した方が良さげです。
やはり、夜景モードは暗い環境でこそ活きるモードと言えそうです。
次は、再び3つのレンズの画角の違いを改めて…



わかりやすいですね。
最初からこうするべきでした。

超広角が楽しくて、いろいろ撮ってしまいました。
羊のショーンは立てて高さに超広角が活きます。

「Mate 20 Pro」の超広角レンズは、とても近くまで寄れるので、いろいろと面白い写真が撮れそうです。

更に違和感がなくなったワイドアパチャーによる背景のボケは、

純粋に撮影が楽しいです。

超広角は、2.5cmまで寄れるらしいので、またの機会にいろいろ撮ってみたいと思います。

ガチャ天国のエキスポシティで、面白いガチャを見つけました。

ロバート秋山の「クリエイターズ・ファイル」です。
三男坊に1回やって持って帰りましたが、一番微妙なマタニティヌードの「ファッションモデル
リシエル」でした。

三男坊は私が狙っていた代表格の「トータル・ファッション・アドバイザー YOKO FUCHIGAMI」が良かったみたいです。
残念!
それにしても、「HUAWEI Mate 20 Pro」の進化は想像以上でした。
AIによる進化は、写真の撮影を楽しむという点では、微妙なところもありますが、超広角レンズの採用は、プロモードでの使用の場合、3本の単焦点レンズを持ち出したようで、撮影の楽しさが大きくアップしました。
それに比較すると、AIに劣るものの、モノクロセンサーで「LEICA」らしさというか正当さを感じる「P10 Plus」も手元に置いておきたいと感じるので、カメラとして、奥さんに使わせてあげようと考えています。
なかなかきれいに撮れないと嘆く奥さんですが、「LEICA」チューンのカラーにはきっと満足することでしょう。