2018年12月16日

paypay祭り便乗商法

結局、参加しそびれたpaypay祭りですが、その反響に追従したのか、Line payも20%還元をスタートしたようです。

paypayは祭りになったことで、わずか10日でキャンペーンを終了してしまいましたが、話題となったことはプラスでしょうが、あまりに早く終了してしまったことで、参加店舗を増やすことができなかったのではないかと推測します。

これだけ人気なら導入してみようかな?と思っていた小規模事業者も多かったと思いますが、祭りが終わってしまえば、慌てて参加する意味もないと思うのではないでしょうか?

まぁ、そんなpaypayの事情はともかくとして、ソフトバンクグループは、ふるさと納税でpaypay祭りにあやかったキャンペーンを始めました。

satofuru01.jpg

その名も「100億円還元キャンペーン」って…。

paypay祭りは10日で終了しましたが、こちらはとても100億円が底をつくとは思えません。

そもそも個人の枠のあるふるさと納税ですし、年末押し迫ったこの時期で、既に全部の枠を寄付済みの方も多いと思われます。

おまけに、還元はアマゾンギフトで、還元率も最高10%でほとんどは3%です。

これだけでもとても100億円なんて還元できるわけないと思いますが、何よりキャンペーン期間が今月末までです。

この条件で半月で100億円なんて、言えば良いってもんでもないでしょうに。

さすがソフトバンクさんですねぇ〜。

でも、総務省によるふるさと納税の自治体締め付けは、ソフトバンクグループの「さとふる」にとっては、絶好のチャンスとなりそうな気がします。

というのも、私自身の今年度のふるさと納税については、扶養等の環境の変化や会社の変更点等から、昨年の源泉徴収票を参考にできず、寄付の上限が計算できずにいたので、やや枠を残した状態でした。

そこで、顧問税理士さん先に源泉徴収票を計算してもらい、ようやく概算が出ました。

そして、残りの枠分を全額「さとふる」で手続しました。

そこで感じた変化はと言えば、これまで「ふるさとチョイス」でお得だと感じてお気に入りにしていたものが、ことごとく寄付額が上げられており、お得度が消えていました。

半面、これまで後発で、商品の魅力が今一つだった「さとふる」の方が条件が良いケースが増え、加えてキャンペーンで確実にメリットが上となっています。

前回のキャンペーン時の寄付分も、先日無事にアマゾンギフトを受け取り、信頼性も上がり、サイト自体の勝手も良くなっています。

最近は、ふるさと納税の詐欺サイトも確認されているようなので、ますます、知名度のある「さとふる」の躍進が予想されます。

キャンペーンのアマゾンギフトも、結局は各自治体が「さとふる」に支払う報酬の中から捻出されているわけですが、自治体が直接関与していないことで、上手く総務省の網を掻い潜っていると言えます。

自治体による差も出難いので問題とならないのでしょう。

そのあたりの戦略は、先行の「ふるさとチョイス」にはないしたたかさです。

楽天は使ったことがないのでわかりませんが、お得度が低下した中、これからは「さとふる」がQRコード決済のpaypayと共に、トップを行きそうな気がします。

恐るべしソフトバンクグループです。あせあせ(飛び散る汗)
posted by かわいいHERO at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣ニュース、時事・社会問題
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