「X-Pro2」と「X-T2」によってすっかり出番を失くしていた「X-T10」ですが、改めて持ち出すと、そのコンパクトさに改めて驚きます。
「X-T2」との大きさは少しだけだと思っていましたが、実際に持ち出すとなるとここまで違ってたんだという再発見がありました。
加えて、「X-Pro2」にしっくりくるというコンパクトな標準画角レンズ「XF23mmF2」ですが、「X-Pro2」が大柄なので、「X-T10」と組み合わせてみました。

つけたままバッテリー交換可能なボトムケースと付属していた赤いレリーズボタンでちょっとお洒落に進化した「X-T10」もなかなか良い感じですが、「XF23mmF2」はスリムですが長さはそこそこなので、携帯性は同じセンサーを使用するコンデジ「X100F」の方がはるかにコンパクトです。

同じ23mm(フルサイズ換算約35mm)でも、センサーは「X-T20」と同等ということで、画質の点でも完敗ですが、「X-T10」も何とか持ち出したくなるサイズなので、昨晩のケーキ予約のエキスポシティに持ち込んでみました。

例のガンダムですが、ハイライトが強すぎてガンダムが白飛びしてイマイチです。
その場で適正露出に設定できていないので、結局後からアドビのLightroomでRAWファイルを再現像することに…

JPEG撮って出しが自慢のはずの富士フィルムのカメラですが、私の腕では意味がありません。
我ながら、本当下手くそで嫌になります。
以下、同様です。












未だRAWファイルと現像ソフトが欠かせません。

JPEGでは完全にスマホ「Mate20Pro」に負けてるでしょうね。

その「Mate20Pro」と「X-T10&XF23mmF2」は、先日のオフロード練習の際にどちらも使用したので、ちょっと比較してみようと思いますが、その前に「X-T10&XF23mmF2」のものを数枚。




FUJIFILM「X-T10&XF23mmF2」VGAに縮小
VGAサイズ(640×480)に縮小した画像なので、画質の何がわかるってところですが、次からの比較の方はオリジナルサイズをアップしておきます。(画像クリックでオリジナルサイズが開きます)
比較に使用するのは同じような構図の次の各2枚にしましたが、そもそもの画像サイスがHUAWEI「Mate20Pro」の約4000万画素「7296×5472」に対して、「X-T10」は1630万画素の「4890×3264」です。
画素数が多ければ良いというものでもありませんし、センサーサイズは圧倒的に「X-T10」が大きいのですが…

HUAWEI「Mate20Pro」
FUJIFILM「X-T10&XF23mmF2」

HUAWEI「Mate20Pro」
FUJIFILM「X-T10&XF23mmF2」
1枚目は背景の空の有無で露出が同様でないということもありますが、それ以前にサイズが違ってわかりにくいかもしれません。
なので、より構図の近い2枚目をPCの画像ソフトで拡大、縮小キャプチャーしてみました。

HUAWEI「Mate20Pro」100%

FUJIFILM「X-T10&XF23mmF2」160%

HUAWEI「Mate20Pro」60%

FUJIFILM「X-T10&XF23mmF2」100%
まぁ、これも画像ソフトなので100%以外はジャギーが出てしまって正確な比較になりませんが、画素数を考慮したらほとんど差はないように感じます。
シーンによってはスマホで十分ということになりますが、厳密な質感はやはり一眼がスマホを勝ります。
まぁ、センサーサイズを考えれば当然なのですが…。
