まぁ、それくらい美しい写真だったわけです。
あまりの美しい仕上がりに、実際に行くとがっかりするんじゃないかと心配してしまいます。
時として、加工や合成によって写真は現実を上回ってしまいますから…。
その桜のライトアップのイメージが脳裏に焼き付いて、昨晩の帰宅時にどこかちょこっと寄れて、桜が綺麗に撮れる場所はないかと考えましたが、都合よくそんなところはないわけで、駄目元で昼間にいつも鳥や花を撮影する最寄りの公園に寄ってみました。
ですが、夜間は駐車場も施錠、閉鎖されているくらいですから、ライトアップなどありません。
それはわかっていたのですが、街灯と池の反射のリフレクション効果でライトアップ的なものが狙えないかと考えて、GR3を手に池へ行ってみました。
ですが、広角のGR3では池越しの桜と街灯は遠すぎて、一目見て諦めました。
でも、よく考えれば「ズームに夜景モード装備のカメラスマホ『HUAWEI Mate20Pro』があるじゃないか!」と思い出し、『HUAWEI Mate20Pro』で撮影してみました。

昨日は遠近両用でないコンタクトレンズをしていたこともあり、「なかなか綺麗じゃないか」と思いました。

リフレクション効果も有って、自己満足だったのですが…

帰ってコンタクトを外してから、改めて写真を見てがっくりです。
ブログのサムネイル画像を見ても、それなりに良い感じに見えますが、拡大してみるとまるで絵の具のベタ塗りのような写真です。
三脚を使えば、もう少しましだったのかも知れませんが、これも池の手摺の上にスマホを置いてブレは極力抑えめで撮影したので、大きくは変わらないかもしれません。
やはり好感度強い一眼の出番なんだろうと思っていたら、タイミング良く、滋賀の次男坊がLINEで彦根城の桜の写真を送ってきました。
これがその写真です。

おぉ、美しい…と思ったものの、どうやら、この写真は次男坊が撮影したものではなく、これを見て自分も撮りに行ったらしいのですが、結局上手く撮れなかったそうです。


風邪が強くてお堀のリフレクションが無理だったらしく、加えて広角レンズじゃないからとぼやいてましたが、いやいや、画角は必ずしも問題ではないでしょう。
おそらく、未だカメラについてはほとんど理解できていないでしょうから、思い込みがそう言わせるのかも知れませんが、たとえ広角レンズを持っていたとしても、良い写真にはならないだろうなぁと思います。
どのレンズを持って行ったのかわかりませんが、18mmからの標準ズームではなく、35mmや50mmの単焦点を持って行ったんじゃないかという気がします。
まぁ、でも以前、広島で紛失した10-17mmの「フィッシュアイズーム」があれば、それはそれで面白みのある写真は撮れたかも知れませんが…残念!。