
でも、稼働率の低いキャンピングカーの場合には、放置していると内蔵バッテリーが力尽きて、日付がリセットされてしまいます。
日付を正しく運用しようと思えば、スマホに接続すれば日付がスマホに同期されるらしいのですが、実際のところ、そんな面倒な事をやってられないので、日付が常にデタラメです。

それもあって放置状態なのですが、日付以外はいざという時にも無いよりは良いだろうって感じで付けています。
そんなですから、これまでつけている事のメリットを感じた事もなく、逆に出番がないのが一番くらいに思っていました。
でも、川崎ではそのドライブレコーダーが役に立ちました。
というのは、川崎で前回利用したコインパーキングが満車だったことで、別のコインパーキングに入ったのですが、そこが非常に狭く、空いていた2区間の内の1区画にオルビスを入れようとした時に、うっかり隣の軽自動車接触しそうな角度である事に気がついて、ブレーキを踏みました。
「危なかった」と安堵して、別のコインパーキングを探しに出たのですが、出る際にその軽自動車に目をやると、フロントバンパーに縦筋が入っており、一体型のフェンダーが少し落ちていて、ボディーとの間に隙間が見えました。

「あれ?当たったのか?そんなはずないけどなぁ…」
そう思いながらも、取り敢えずは駐車場所を確保しないと動けないので、事前に調べていたコインパーキングでようやく駐車できました。
運転しながら、当てちゃってたらどう行動すれば良いか?、元々バンパーが凹んだ車だったという可能性もあるのか?いや、そんな偶然あるか?なんて事を考えながら、先ずはマイオルビスの後部の状態を確認しないといけません。


あれ?

傷の一つも無く、当たった形跡は見られません。
軽自動車のバンパーには、はっきりと縦一本の凹み傷があったので、角度によってFRPのオルビスが無傷である可能性なんてあるのだろうか?
この時点では、当たっていないと思いつつも確証が持てません。
そこで、ドライブレコーダーの存在を思い出しました。
ドライブレコーダー自体は、前方のみしか録画していませんが、コインパーキングに入ったところで問題の軽自動車が一瞬映っています。
スマホでドライブレコーダーの映像を確認したところ、その時点で軽自動車のバンパーがずれて隙間があることが確認出来ました。

ようやく確証が持てました。

これでモヤモヤが払拭できて、ドライブレコーダーには感謝です。

ただし、このドライブレコーダーの該当映像部分をスマホにコピーしようとしても、完了表示もうまくコピーが出来ておらず、スマホアプリのアップデートを促されるも強制終了してしまい、すこぶる不安定なので、改めてドライブレコーダーについて考えてみる必要がありそうです。
