2019年11月05日

本当に大丈夫?「CBR1000RR-R」

cbr1000.jpg

ホンダが欧州でようやくニューモデル「CBR1000RR-Rファイアーブレード/SP」を発表しました。

ホンダの2020新型CBR1000RR-R/SPは約218psのトリプルアールに! − WEBヤングマシン

流石に凄いスペックのようですが、レースマニアとしては、気になるのはWSB(ワールドスパーバイク)で、ホンダは本当に勝てるのか?というところです。

最先端のモトGPと違って、WSBは一応、市販車を改造したマシンであるというのが大前提となります。

しかしながら、実際には市販車とは言え、最初からレースを意識した造りとなっているので、ベースマシンが非常に重要なわけです。

既に終わった今シーズンは、ドゥカティが投入した従来の市販車の規格を外れた市販車「V4パニガーレ」とモトGPライダーだった「アバウロ・バウティスタ」選手のコンビネーションにより、開幕11連勝を成し遂げたのが記憶に新しいわけですが、レース結果により、定期的に最大エンジン回転数を制限されるというレギュレーションで、エンジン出力が飛び抜けないよう調整されることから、中盤以降は、カワサキのチャンピオンライダー「ジョナサン・レイ」選手の連勝により、5連覇が成し遂げられるという結果となりました。

そんな中、既に時代遅れのマシンとなっており、まともな戦績を残せていなかったCBRですが、ホンダがWSBのチャンピオン獲得に本腰を入れ、開発されたマシンが今回の「CBR1000RR-Rファイアーブレード/SP」なわけです。

その開発を担ってきた国内では、今シーズン高橋巧選手により、ずば抜けた早さを見せていて、2017年に次ぐチャンピオンを期待させましたが、結局チャンピオンはヤマハの中須賀選手に2連覇通算9度目を許す結果となってしまいました。

来シーズンは、ドゥカティで11連勝を飾った「アバウロ・バウティスタ」選手が、このホンダのニューマシンに乗ることが決まっていますが、私自身は未だWSBでのホンダに半信半疑と言ったところです。がく〜(落胆した顔)



流石ホンダと言ったところで、セールス面ではモトGPのチャンピオン「マルク・マルケス」選手をこのマシンに乗せた動画を公開していますが、マルケスのV4エンジンのモトGPマシンに対してWSBのベース車である「CBR1000RR-Rファイアーブレード/SP」は直4と、エンジン形式からして違う別物なので、ただの広告に過ぎません。爆弾

もちろん、マルケスがWSBに出場するならチャンピオンも取れるでしょうが、そんなことは絶対にないわけですから…。ふらふら

WSB5連覇の「ジョナサン・レイ」選手の凄さはもちろんですが、他のカワサキに乗る選手も上位を走っているのが現状なわけで、ホンダのWSBもそう簡単ではないと、個人的には観ています。たらーっ(汗)

とは言え、WSBに新しい風が吹くのは間違いないわけで、速さの出て来たヤマハを含めて、来シーズンのWSBが今シーズンよりも面白くなるのは間違いないと感じています。るんるん
posted by かわいいHERO at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ┣あるライダーのつぶやき
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