ですが、猫を自宅の外へ連れ出すことは、脱走の危険があり、非常にリスキーです。
安全に屋内飼育された保護猫は、万が一脱走してしまえば、それは死を意味します。
交通事故の可能性はもちろん、自力で餌を得ることも不可能ですから、生きてはいけません。
それ以前に、愛しいメイトさつきを失うなんて、私には考えられません。
となると、オルビスを脱走の心配のない猫娘仕様にしなければなりません。
参考にとネットで「キャンピングカー 猫仕様」等で検索してみたものの、ネットで開口部からの脱走を防いだ程度のものしかなく、自力で考えるしかないようです。
そこで、自分なりにイメージしていたのが、オルビスのリア2段ベッドを丸々猫娘たちのエリアにしようというものです。
2段ベッドの開口部は、お決まりのワイヤーネットかなと思っていますが、そのままでは2段がそれぞれ孤立してしまうので、上段と下段を自由に行き来できるようにしなければなりません。
幸い、我が家のオルビス・イオは、後部2段ベッド部を特注でダイネットに展開できる仕様にしているので、ベッド上段の底板とマットは、3分割で取り外しできるようになっています。
そこで、真ん中のマットと底板を外そうと思いましたが、そのままでは左右の底板が固定されないので、ストッパーとしての真ん中の底板はやはり必要です。
なので行き来できるように底板の中央部をくり抜こうと考えました。
でも、そのままオリジナルの底板をくり抜く勇気はないので、厚さの同じコンパネを買ってきて、中央部の底板を自作することにしました。
鉛筆で底板の形を、コンパネにトレースしますが、流石に中央をくり抜いたマットまでは自作できないなぁと考えていたら、あることに気がつきました。
行き来するには中央の底板でなくても良い?
マルチルーム側なら、底板とマットを収納可能な板を取り付けているので、そのまま収納できて…
おまけに底板を外した状態でも、中央の底板とマットはその形状からずれることもない!
底板とマットを上部に収納すれば、シンプルで楽ですし、マットを含めて簡単にベッドに戻せるので、猫娘仕様としながらも、そこで寝ることもできそうです。
コンパネ要りませんでした。

ベット下段から猫目線で見上げるとこんな感じです。
今の猫娘たちなら、猫娘愛用の爪とぎでも置けば、特にステップが無くても上段へ登ることができるでしょう。
でも、結局何ひとつ猫娘仕様への作業をしたわけではないので、今日のところは、取り敢えず下段に爪とぎ対策でもあるマットをカットして敷き込みました。
労せずして課題がクリアできたので、後は上段にもマットを敷き込む必要がありますが、壁の爪とぎ対策とワイヤーネットの設置方法を考え中です。
