ところが、今度は最も新しい機種でメーカー保証期間中だったこともあり、開始価格こそAクラスを遵守しましたが、過去の落札相場を見ながら、即決価格を1万円上げて出品してしまいました。

と言うのも、ヤフオクのシステム手数料を勘違いしていて、税込8.8%と知って焦っていたのです。

すると当然、反応が前日とは全く違います。

焦って、カメラ販売店マップカメラの中古相場を見てみると、あるわあるわで、一番安い並品価格だと5千円ほどしか違いません。
私が買うにしても、5千円の違いなら不安なヤフオクより安心な店舗を選びます。
そこで、これは駄目だと思って、即決価格を5千円下げたものの、反応は変わりませんでした。

それでも、開始価格では入札が入ったので、夜には気にせず残りのカメラの撮影&出品に入ります。
そして、昼間の教訓から欲張ることなく、これまでのA&Sのセオリー価格を守って出品しましたが、夜遅くになったこともあり、反応は薄い感じでした。
加えて、一瞬で落札となった初日の2台についても、1台は普通に取引が進んでいるものの、初っ端の評価に少し懸念のある方の方は、全く音沙汰なしなので、軽く問い合わせを送ってみました。
結局のところ、この時点でうまく行ったのは1台だけで、糠喜びだったかという残念な気持ちからか、昨晩は目が冴えて全く眠れませんでした。
明方になってようやく眠れたのですが、起きてみると状況が一変していました。
出品中の3品の内2品が即決で終わっていたのです。

でも、残っていたのはやはり、S価格に5千円を上乗せした例の機種でした。

でも、そいつも開始価格からは金額が上がり、あと3千円でS価格というところまで吊り上がっていました。

きっとセオリー通りのS価格のままだと即決になっていたかもしれません。

とはいえ、即決の2品は決済もスムーズで、ある程度ゴールが見えてきました。

未だ終わっていない分を現在の価格で計算しても、トータルで245,800円という金額なので、手数料8.8%を引いても224,170円となります。

買取で済ませていたら20万円だったので、既にそれを上回っていて、少し未練のある「X-Pro2」は手元に温存することも可能となりました。
でも、まだ一つ懸念がありました。
初っ端の一向に連絡のない落札者の件です。
改めて、落札者の評価を見直してみると、直近は相手から評価されても自分からは返していないようなので、何を取引したのかもわかりません。
ですが、IDを検索したらオークション検索サイトで過去の出品内容が出てきました。


どうやら、反復継続して取引をしているようですから、カメラ関係の転売ヤーのようです。
それだけならまだ良いのですが、許せなかったのが説明文の中のこの文章です。

自分が出品する時には、24時間以内と書きながら、落札した時には48時間放置ですか…

これはもうキャンセル覚悟で行こうと思い、プロと見なしているという前置きで、ここから24時間以内に取引開始をしなければ、落札者都合のキャンセルとすると最後の通告を行ったところ、1時間後には連絡と決済まで行われていました。

お忙しかったとのことだったので、お忙しい中ありがとうございます。

これで、あとは残りの1台がどこまで上がるかを気楽に楽しむことが出来そうです。
でも、なんだかんだ言って、ヤフオク用の写真を撮っている時が一番楽しかったりして…。
