未だ肝心の配線作業に掛かれずのオルビスリフォームですが、出来ることからして、進めなくてはなりません。
そこで、先日手に入れたこれから。

未来舎のバッテリープロテクターです。

これ、我が家のオルビス・イオにも標準で装備されているものですが、敢えて必要としたのはこれ。

遮断電圧を鉛標準の10.5Vからリチウムの12Vに変更するためです。
リチウムバッテリーの場合は、最後にストンと電圧が落ちてしまう為、12Vから10.5Vへ至るまでに使用できる電力は多くはないそうです。
なので、リチウムバッテリーを劣化させてしまう10.5Vではなく、12Vで遮断するのが良いということです。
先駆者さん達は、ユーザーつながりで手作りのバッテリープロテクターを準備されていますが、私はそのような伝手はないので、素直に未来舎で遮断電圧の変更をお願いしました。
実は、元々みちのくトレードさんのサイトで知ったのですが、質問があり問い合わせするもスルーされ、一向に返事を頂けず、仕方なく直接未来舎さんに質問をして、対応していただきました。
まぁ、みちのくトレードさんも、単に未来舎へ電圧変更のオーダーしたものを販売しているだけなので、直接の方が安くて速いのでお勧めです。
オルビスに設置してあった旧製品は既に廃番で、新型のプロテクターとはなっていますが、端子は全く同じなので、現在の配線をそのまま移行すればOKです。

これなら、ハードルは低いですね。
本体設置のネジの位置まで全く同じでした。
ひょっとすると、現商品を送っても有償で電圧調整してくれるのかもしれませんが、そこは確認していません。
また、インバーターの遮断も可能で、現在の未来舎のインバーターのリモコンにもオンオフ機能があるらしく、プロテクターと連動させることができるようです。
正式にアナウンスされているものではないからか、回路は自分で考えろ=自己責任ということのようですが。

さて、次の作業はCOTEKのAC充電器の電源を3電源リレーに接続しなければなりませんが、コンセントをカットすることになるので、躊躇してました。

アース線は、浸水の可能性は低い場所ですし、ボディアースも問題ありという意見もあるので、放置です。
よくよく考えると、延長コンセントをカットしても良かったことに気が付きましたが、無駄に長くなるのでまぁいいや。
そして、とうとうCTEKの走行充電器の配線に手を付けなければならなくなり、38SQの太い線を加工した後、メインバッテリーの配線の確認です。

余計なものを取り除くことで、状態がシンプルで理解しやすくなりました。

ここで、あることに気が付きます。
オルタネーターからの配線だと思っていたケーブルは、ヒューズボックスが付いているにもかかわらず、中身のヒューズがない。
つまり、プラスに接続されていても、実質通電はできていなかったということになります。
その線をよく見ると、以前、殺して上部に避けている旧のリレー式のサブバッテリーを充電するケーブルと全く同じケーブルの太さで同じヒューズボックスが付いている。
ということは、ツインのサブバッテリーをパラレルで別々に充電していたのか?

そんでもって、じゃあ、オルタネーターからの配線ってこれじゃないか…。
完全に勘違いしていました。
同じイオ乗りのオルビスト「レオン」さんが、オルタネーターを交換してもらった業者が、オルターからの配線は22SQ以上のものだったと言っていたそうなので、ひょっとして我が家のオルビスもそうなのか???

かなりすっきりしたけれど、後日、結束バンドでもっと整理しよう。

ようやく、CTEKの配線も完了・・・のはず。
マイナス側の配線等、ちょっと怪しいけれど、一応説明書通りにはなっていると思うのですが、CTEKのインジゲーターは良くわからない。
説明書にはないパターンです。
そして、ここまで来たら我慢できなくなり、夕食後にもオルビスへカムバック。
実はボトロニックの配線をメインバッテリーのプラス端子に噛ませることを忘れていました。
昼間の作業でも、同じような失敗をして、何度、ターミナルのボルトの付け外しを行ったことか。
そして、満を持してメインのリチウムバッテリー本体の配線へ。

セルの電圧計を貼り付けようとしていたら、一番下がまたもや断線し、またもや苦手なはんだ付けでなんとか復旧させました。

相変わらず、各電圧はほぼ揃ってます。
電圧計の誤差を考えると上等です。

さぁ、ドキドキでメインスイッチをオンしてみました。

うん、大丈夫みたいです。

ボトロニックは、満充電後にリセットする必要がありますが、取り敢えずは初期設定してみました。

電圧13.2Vは、セル電圧計のと同じです。

照明とマックスファンを回しても、こんなもの。

流石に冷蔵庫をオンすると、一気に上がりました。
ちゃんと動作しています。
ヤフオクで2.5万円のボトロニックよ、ありがとう。


各セルは、各機器のオンオフで常に電圧に動きがありますが、負荷をかけた後には揃う傾向があるようです。
早くCOTEKで充電したいですが、それは明日のお楽しみ・・・。

でも、一番の心配はCTEKの走行充電器「D250SE」+「SMARTPASS120S」がちゃんと動作してくれるのかです。
